千日分のご利益がいただける清水寺の期間限定『千日詣り』
この時期は毎日猛暑の京都。この日も途中水分補給しながら地味に堪えるゆるい坂を上ってやってきました。それでも若い観光客には不動の人気で、多くの方が来られていました。
どうでしょう。コロナ前よりは観光客もまばらです。ある意味今が空いててチャンスの京都かもしれません(笑)
また14日~16日は夜間拝観も実施。特にこの三重塔はライトアップされると一際荘厳な雰囲気に。日中の暑さが堪える方は夜の拝観がオススメ。
この時期に参拝すると、無数の南部風鈴が飾られ、東山に吹き上げる風と共に風鈴の涼やかな音色が心地よく響き渡ります。ここまで来ると意外と涼しく、さっきまでの猛暑はどこへやら、といった具合。
そして、本堂へ。ここからは撮影禁止になります。
清水寺は北法相宗の大本山のお寺。山号は音羽山。ご本尊は十一面千手観世音菩薩。
薄暗い本堂の中、ロウソクの炎でぼんやりと浮かぶふくよかな御顔の観音さま。拝めるだけでもありがたい体験ができたと実感するほど。
清水寺は北法相宗の大本山のお寺。山号は音羽山。ご本尊は十一面千手観世音菩薩。
薄暗い本堂の中、ロウソクの炎でぼんやりと浮かぶふくよかな御顔の観音さま。拝めるだけでもありがたい体験ができたと実感するほど。
参拝後はお札もいただけます。玄関や部屋に貼ると、観音さまの功徳が得られるというもの。
その後は夏空を背景にした清水の舞台を撮影。いつ来ても開放的な場所です。
観てるだけで暑さを忘れる涼やかな音羽の滝。霊水にあやかろうと行列ができていましたが(汗)
下から望む清水の舞台もまた圧巻です。昔の人にとっては天空に近い神々しい場所だったんだろうな、と。この期間に京都に来られるなら、千日分のご利益をいただきに、ぜひ千日詣りに来られてはいかがですか?
ヨ~イヤサ~♪
ヨ~イヤサ~♪
千日詣りというと火伏せの神様、『火廼要慎』のお札でおなじみの愛宕神社の千日詣へ行くことの方が多いのですが、今年は愛宕山登山叶わず、比較的近場の清水寺で、と。以前清水寺の千日詣りに来たのが4年前だったので、完全に千日過ぎていました(汗)なので、ちょうどいい機会になりました。本当は毎年参拝したほうがいいみたいです。
清水寺の千日詣りは江戸時代から始まり、明治以降廃止されていましたが1993年から復活。今ではこの時期の風物詩にもなっています。千日詣りの期間も8月9日~16日までと参拝者の都合もつけやすい設定になっています。