金戒光明寺について
金戒光明寺は知恩院と並ぶ格式を誇る浄土宗の七大本山の1つ。比叡山から下りてきた法然上人が初めて草庵を営んだ、浄土宗最初の寺院の始まりとされています。
幕末には京都守護職の会津藩の本陣となり、新選組隊士も度々足を運びました。
幕末には京都守護職の会津藩の本陣となり、新選組隊士も度々足を運びました。
via 藤花
境内の西南にある高麗門をくぐり参道を進むと、石段の上に堂々たる山門が見えてきます。
相変わらず圧倒的な存在感。
今回の日中特別拝観ではこの山門にも上れるということで、とても楽しみでした。
相変わらず圧倒的な存在感。
今回の日中特別拝観ではこの山門にも上れるということで、とても楽しみでした。
via 藤花
山門の周囲にもきれいな紅葉。でもすでに葉が落ちた木もあります。
山門に一番近い木が落葉していたのが少し残念でした。
山門に一番近い木が落葉していたのが少し残念でした。
via 藤花
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山門をくぐった先は、まさに紅葉の見ごろ。
立派な木が何本も真っ赤に色づいていました。
立派な木が何本も真っ赤に色づいていました。
via 藤花
本堂へ続く石段を登りきったところで振り返ると、山門が目の高さに!
全体が見通せると一層その大きさが実感されました。
両脇の紅葉が三門の美しさを際立たせています。
全体が見通せると一層その大きさが実感されました。
両脇の紅葉が三門の美しさを際立たせています。
via 藤花
「日中特別拝観」本堂から庭園へ
日中特別拝観は本堂脇で受付中。(12月7日まで)
夜間特別拝観は予約が必要ですが、日中は予約しなくても拝観できます。
拝観できるのは、本堂・大方丈・庭園と山門です。
夜間特別拝観は予約が必要ですが、日中は予約しなくても拝観できます。
拝観できるのは、本堂・大方丈・庭園と山門です。
via 藤花
本堂中央に安置されている御本尊・阿弥陀如来像と左右にお祀りされている文殊菩薩・吉備観音にお参りしてから大方丈へ。
大方丈には会津藩藩主・松平容保に新選組・近藤勇らが拝謁した部屋(再現されたもの)やある仕掛けが隠れている虎の襖絵があるお部屋を見ることができます。
仕掛けについては拝観したときのお楽しみ!
大方丈には会津藩藩主・松平容保に新選組・近藤勇らが拝謁した部屋(再現されたもの)やある仕掛けが隠れている虎の襖絵があるお部屋を見ることができます。
仕掛けについては拝観したときのお楽しみ!
via 藤花
大方丈内部は撮影できませんが、お庭の方は撮影OK。
以前の夜間拝観では、このお庭で津軽三味線の迫力ある演奏が行われたのを思い出しました。
以前の夜間拝観では、このお庭で津軽三味線の迫力ある演奏が行われたのを思い出しました。
紅葉が見ごろの紫雲の庭
大方丈を奥へ進むと方丈庭園へ至ります。
大方丈の南庭は「紫雲の庭」を中心とした枯山水庭園で、北庭は「ご縁の道」と呼ばれている小径で回遊できる池泉庭園となっています。
大方丈の南庭は「紫雲の庭」を中心とした枯山水庭園で、北庭は「ご縁の道」と呼ばれている小径で回遊できる池泉庭園となっています。
via 藤花
紫雲の庭は、法然上人の生涯を庭石で表した庭園で、幼少時代・比叡山延暦寺での修行時代・浄土宗開宗と金戒光明寺の隆盛時代を表した3つのエリアで構成されています。
上の写真は隆盛時代のエリアで手前の少し大きめの立石が法然上人を表しているそうです。
上の写真は隆盛時代のエリアで手前の少し大きめの立石が法然上人を表しているそうです。
via 藤花
庭園は茶室「紫雲亭」「花峯庵」へ向かう露地へつながり、「鎧之池」にかかる小橋から奥へと続いています。
小橋の上から見る紅葉
via 藤花
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小径を奥へ進むと美しく色づいた樹々と常緑樹のコントラストが見事な景色を見せてくれました。
庭園の最奥には「ご縁の道」があります。
ご縁の道は法然上人が大切にされていたとされる「ご縁」にちなんで作られた庭園です。
また、麒麟の川島明さんが、NHK「仕事ハッケン伝」という番組の中で構成を練られて、造園をお手伝いされた場所でもあります。
庭園の最奥には「ご縁の道」があります。
ご縁の道は法然上人が大切にされていたとされる「ご縁」にちなんで作られた庭園です。
また、麒麟の川島明さんが、NHK「仕事ハッケン伝」という番組の中で構成を練られて、造園をお手伝いされた場所でもあります。
ご縁の庭から見える紅葉景色
via 藤花
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ご縁の道から紅葉を愛でながらお庭を回遊します。
紅葉のリフレクションがきれいでしたが、リフレクションの美しさはライトアップ時の景色に軍配が上がるように思いました。
紅葉のリフレクションがきれいでしたが、リフレクションの美しさはライトアップ時の景色に軍配が上がるように思いました。
2020年12月夜間拝観時の庭園
via 藤花
庭園南庭には「花峯庵」「紫雲亭」という2つの茶室があります。
鮮やかな紅葉と風情ある茶室が見事にマッチ!
鮮やかな紅葉と風情ある茶室が見事にマッチ!
via 藤花
via 藤花
趣ある露地庭で美しい紅葉をたっぷり楽しんで大満足。
via 藤花
山門から見た圧巻の景色
次は、初めての金戒光明寺山門拝観です。
わくわくしながらとっても急な階段を上がります。
わくわくしながらとっても急な階段を上がります。
via 藤花
山門から見下ろす本堂。
素晴らしい景色です。
真下を見ると高すぎて落下防止の網があっても少し怖いくらい。
素晴らしい景色です。
真下を見ると高すぎて落下防止の網があっても少し怖いくらい。
via 藤花
東には三重塔が見えます。
山門上からの写真撮影は、一般住宅が多い南側全体は禁止、本堂側のみとなっていますのでご注意ください。
私はつい夢中になり、スマホレンズが本堂側から東へ向きすぎていたようで、スタッフさんに注意されてしまいました。反省!
山門北側からは京都市街や平安神宮の大鳥居、八坂の塔に知恩院、京都タワーまで見えます。
そのずっと向こうにはあべのハルカスも見えると説明板に記載されていました。
この日はとてもよく晴れていたので、よ~く見るとそれっぽい影が…。
ちょっと得した気分でした。
山門上からの写真撮影は、一般住宅が多い南側全体は禁止、本堂側のみとなっていますのでご注意ください。
私はつい夢中になり、スマホレンズが本堂側から東へ向きすぎていたようで、スタッフさんに注意されてしまいました。反省!
山門北側からは京都市街や平安神宮の大鳥居、八坂の塔に知恩院、京都タワーまで見えます。
そのずっと向こうにはあべのハルカスも見えると説明板に記載されていました。
この日はとてもよく晴れていたので、よ~く見るとそれっぽい影が…。
ちょっと得した気分でした。
via 藤花
山門楼上には、釈迦三尊像と十六羅漢が安置され、天井には大迫力の幡龍図が描かれています。
天井が近いためか手を伸ばせば幡龍図に届きそう。
天井が近いためか手を伸ばせば幡龍図に届きそう。
via 藤花
山門を下りた後は、改めて紅葉景色を堪能。
真っ赤な葉もいいですが、オレンジや黄色の葉もきれいでした。
真っ赤な葉もいいですが、オレンジや黄色の葉もきれいでした。
via 藤花
金戒光明寺は、こちらの前に訪れた真如堂よりは空いていて、庭園もゆっくりと眺めることが出来ました。
新選組ファンとして何度も訪れているなじみのお寺ですが、紅葉の時期は一段と風情ある素敵な景色を見せてくれました。
またいずれ夜間拝観にも行ってみたいと思っています!
新選組ファンとして何度も訪れているなじみのお寺ですが、紅葉の時期は一段と風情ある素敵な景色を見せてくれました。
またいずれ夜間拝観にも行ってみたいと思っています!
金戒光明寺の基本情報
・住所 京都市左京区黒谷121
・電話 075-771-2204
・境内自由
・寺務所受付時間 9:00~16:00
アクセス
・最寄駅 京阪「神宮丸太町」徒歩約25分
・バス 「岡崎道」徒歩約10分
HP https://kurodani.jp/
・電話 075-771-2204
・境内自由
・寺務所受付時間 9:00~16:00
アクセス
・最寄駅 京阪「神宮丸太町」徒歩約25分
・バス 「岡崎道」徒歩約10分
HP https://kurodani.jp/