【京都和食】海外にも誇れる季節の『おばんざい』三条木屋町の有名老舗割烹「御料理めなみ」

中京区、三条木屋町上がった場所に、創業80年余りの老舗『御料理めなみ』。

現在3代目女将が切り盛りするお店で、季節のおばんざいや今の時代のエッセンスを取りいれた料理を提供する人気割烹。

この日は海外からの友人を交え、さらに京都らしい季節のおばんざいが食べたい！というリクエストの下、予約してやってきました。以前利用して気軽に食事できて、どの料理も美味しく印象的だったので。

ちなみに最近では新業態として、朝から気軽にお粥が楽しめる専門店『富小路粥店』を運営されていることでも有名。割烹らしい副菜が美味しくヘルシーでもあり、行列をつくる人気店でもあります。

で、今回はグループ利用だったので、1階奥の掘りごたつ席へ。他2階のテーブル席、そして以前利用したおばんざいの大鉢並ぶカウンター席があり、全46席で意外とキャパあり。シーンに合わせて席も選べます。

お料理のメニューがこちら。

お造りや魚料理は季節らしいものが揃い、一品ものも京都らしい夏野菜やほっこりする野菜を中心としたおばんざいの数々。肉料理もそこそこ種類あり。

ドリンク類もビールから日本酒、ワイン、あとソフトドリンクも。

で、三者三様で好きなドリンクでカンパーイ！突き出しには、この時期らしいナスの炊いたん。よく味染み染みのこれぞおばんざい。

で、皆生魚オッケーということで、この日のネタから好きなもの4種を選んだお造り盛り合わせ。この時期のド定番・鱧おとし、ぐじ、天然平目、鱧の鱧の子和え。

鱧は湯引きしたものと、生＆鱧子など多彩。ぐじも昆布締めにしたような旨味で美味。

アメリカ人の友人は肉料理が好みということで、鴨ロース。下に敷かれた紫玉ねぎ、九条ネギとともにタレを付けていただく。ことのほかジューシーで柔らかい鴨の肉質に、「アメイジング！！」と絶賛の嵐。どうやって、この抜群な火入れ？と皆興味深々。

うなぎ白焼と胡瓜のサラダ仕立て。というか、鰻どこやどこや？と。
下に隠れてました（笑）香ばしく、それでいてシンプルな鰻そのものの味わいを楽しめるお料理に大絶賛。

スモークポテトサラダ。

これは皆驚きの目が覚めるような強烈燻製風味。お店でジャガイモ自体燻製してるそうで、こちらも大騒ぎの一品（笑）もちろん美味ということで。

季節らしい、焼万願寺。すると、アメリカにも似たような巨大唐辛子がある、とすぐさまスマホで教えてくれる友人（笑）

とうもろこしかき揚げ。キレイな球状に仕上げられ、こちらもとうもろこしの甘さと香ばしさ際立ち絶品。

追加の梅酒ソーダ割や広島の冷酒『賀茂泉』。さらに下戸友人の注文した柳桜園本舗のほうじ茶が、香り高い美味しさで絶賛でした。

蓮根饅頭。表面カリっと揚げられた蓮根饅頭の中に牛肉が入っており、その料理法の面白さに皆関心を寄せていました。

肉好きチョイスの鴨つくね串焼き。しっかり香ばしく焼かれ、このわんぱくサイズに皆狂喜（笑）

活あゆ塩焼き。鮎は琵琶湖産の小ぶりサイズ。この緑のソースは何？と蓼の葉の説明もグーグル翻訳頼みで（笑）

頭からしっぽまで全部食べられるクリスピーな焼き上がりと鮎らしい内臓の苦味を堪能。うめぇ～

生ゆば春巻き。食べ応え感じる筍などの具材もゴロゴロ入り、さらに生湯葉のパリパリ食感に皆感動。

骨付きラム山椒焼き。こちらもジューシー仕上げで、クセ少なめの食べやすいラム。京都人は山椒好きという説明をしときました（笑）

以上、けっこう気になるメニュー全制覇し、3人で一人8000円程度のお料理で、そのクオリティーなどを考えると、けっこうコスパよく美味しかったなぁと皆大満足。

この日はお祝い事があり、私が会計支払い持つつもりで臨みましたが、「アメリカでピザ注文するより安いわー」と全部おごってもらいました（爆）日本円弱ッ！

ワールドワイドにも人気の季節のおばんざい楽しめる名店。お試しあれ！ヨ～イヤサ～♪