今年はよりスムーズにネットで授与
京都夏の風物詩であり、日本三大祭の一つに挙げられる祇園祭。今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、神輿渡御、山鉾巡行及び関連行事(宵山等)は中止に。ですが、山鉾建てについては、その技術継承と懸装品保全の観点から一部の山鉾で実施に。
毎年、祇園祭前祭の山鉾巡行ではくじとらずで先頭を行く長刀鉾。その長刀鉾保存会では、『厄除けちまき』をお会所で授与される習わし。厄除けちまきは、玄関に飾ると1年間の病や災難からのがれることができる、言わばお守りのようなもの。地元民は周知のことと思いますが、食べるちまきではありません。毎年この件を書いてますが(笑)
例年、このようにちまきを買い求める人で行列をつくるほど。こちらは一昨年の様子ですが。
昨年はコロナ禍で3密を避けるため、ネットでの授与に踏み切った保存会。それも、急な対応だったため、システムに若干の不安も感じつつの実施でしたが。
昨年はコロナ禍で3密を避けるため、ネットでの授与に踏み切った保存会。それも、急な対応だったため、システムに若干の不安も感じつつの実施でしたが。
今年も昨年に引き続きネット申し込み、そして保存会事務所(もしくは 保存会会員 外市(株)受付)に訪問の上、申込書に手書申込(お支払いは郵便振替)する2つの方法で授与されます。
保存会では今年HPをリニューアルされたようで、昨年よりネット申し込みがしやすくなっています。
『ちまき授与はこちら』のボタンをクリックすると、注文画面に飛びます。
『ちまき授与はこちら』のボタンをクリックすると、注文画面に飛びます。
必要な箇所を記入し、支払い方法はクレジット決済または郵便局への払込みのいずれかで。
一人3束まで、ということで親戚分併せて上限数まで申し込み、ゆうパックで授与していただきました。作り方はいつもどおり、紙袋の裏に詳細明記。そして、出来上がり。また玄関に今年も新しいちまきが上がりました。
余談ですが、長刀鉾保存会のある四条通り南側の四条繁栄会商店街アーケードには、今年の春ごろから巨大ちまきが上がり、SNSでも話題になっていました。大きさ約2メートルあり、長刀鉾のちまきと同じデザイン。八坂神社の祈祷も受け、新型コロナウイルス感染症の退散を祈願して商店街が企画されたもの。裏側には商店街のURLにつながるQRコードも。6月30日までの予定で掲示され、現在は撤収されているかもしれません。来年こそは祇園祭のすべての行事が滞りなく行われることをちまきにも託したいですね。
ヨ~イヤサ~♪
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