【京都紅葉散策2024】色付き始めた紅葉の名所 真如堂/金戒光明寺/栄摂院

紅葉名所真如堂と、お近くの金戒光明寺、塔頭寺院の栄摂院の、紅葉の様子を見てきました。真如堂、金戒光明寺は、色づき始めで、これからと言った感じですが、気温が下がると一気に色付きが進みそうです。栄摂院の紅葉が一番進んでいて、随分紅く染まっていました。(11月14日撮影)

目次

真如堂~紅葉の色付きはこれから

紅葉の名所として知られる真如堂。正式名称は、鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)と言い、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院です。984年(永観2年)戒算上人によって開創されました。
こちらは総門(赤門)です。こちらの紅葉はまだ青葉で、境内でも遅く色付く木です。例年11月末~12月頃に赤く染まります。

参道付近です。日があたる所から色づきが始まっていましたが、まだ青葉が多かったです。

真如堂のシンボル的存在の三重塔。三重塔は京都府指定文化財です。こちらもまだ青葉が多く、赤くなるのが待ち遠しいです。

三重塔のお向かい、茶所そばに、毎年早期に赤く染まる紅葉があり、そちらの紅葉は色づきが進んでいました。今週あたり、気温が下がりそうなので、きれいに染まるかな?と言った感じです。

茶所そばには、ツワブキが綺麗に咲いていました。

本堂そばの真っ赤に染まる紅葉です。こちらも茶所そばの木同様に、色付きが進んでいました。

本堂南側に、一本だけ赤く染まった紅葉がありました。

本堂東側の風景です。こちらは紅葉の終盤に、散った紅葉が絨毯のように敷き詰められた、「敷き紅葉」が楽しめます。現在は、まだまだ青葉が多かったです。

本堂北側の赤崎弁天です。社には、山口県の赤崎弁財天が祀られています。こちらは少し色付きが進んでいました。

真如堂では、11月5日~15日の間、「お十夜」法要があり、15日はご本尊の御開帳があります。

季節のお花を飾っておもてなしをされている手水舎。この日は菊の花が飾られていました。

スポット情報

名称:真正極楽寺 真如堂(しんしょうごくらくじ しんにょどう)
住所:京都府京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
拝観時間:9:00~16:00(受付15:45終了)
拝観料:本堂・境内自由
宝物・庭園(通常期500円、特別拝観1000円※詳細は公式HPをご確認ください。)
関連ページ:https://shin-nyo-do.jp/

金戒光明寺

くろ谷さんと親しみを込めて呼ばれている金戒光明寺。正式名称は紫雲山金戒光明寺といいます。
1175年、法然上人が43歳の時に初めて草庵を営まれたことが開基だそうです。山門周辺の紅葉が紅く染まって来ていました。
秋の特別拝観が始まっています。

【秋の特別公開】
2024年11月15日(金)~12月8日(日)
日中拝観
拝観時間10:00~16:30(最終入場 16:00)
一般 御影堂・大方丈・庭園 → 1,000円 山門 → 1,000円 共通券 → 1,600円
ライトアップ(夜間拝観)
 拝観時間17:30~20:30(最終入場 20:00)
一般 御影堂・大方丈・庭園 → 1,000円

蓮池近くの紅葉が、一本だけ色付きが進んでいました。その他の境内の紅葉は、色づき始めといった感じでした。

スポット情報

名称:浄土宗 紫雲山 くろ谷 金戒光明寺
住所:京都市左京区黒谷町121
電話番号:075-771-2204
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:境内 自由
関連ページ:https://www.kurodani.jp/

栄摂院

真っ赤な紅葉が美しい栄摂院は、金戒光明寺の塔頭寺院です。位置的には金戒光明寺本堂と真如堂の中間位にあるので、真如堂へ向かう途中に立ち寄られる方も多いと思います。

近年SNSなどで注目を浴び、人気が上がっています。今年は11月15日から庭園拝観ができるようです。
この周辺では一番紅葉が進んでいました。こちらの木は毎年真っ赤になり、参拝者を楽しませてくれます。コンパクトながら、風情を感じる紅葉風景が楽しめます。

今回は洛東の紅葉名所を散策しました。今年も素敵な紅葉が観れる事を願っています。素敵なシーンに出会えますように~。

スポット情報

名称:栄摂院 えいしょういん  (金戒光明寺 塔頭 )
住所:京都府京都市左京区黒谷町33
電話番号:075-771-3832
拝観:通常参道のみ、2024年の紅葉時期は、11月15日より庭園開放
拝観料:境内自由 (2023年は志納金を浄財箱に入れる形式でした)