三十三間堂の南側
蓮華王院(三十三間堂)にある桃山時代創建の重要文化財。虹梁の刻銘から1600年(慶長5年)の建造と考えられています。豊臣秀吉が奈良の東大寺を真似て創建した大仏殿方広寺の南門。
南大門につながる築地塀は「太閤塀」と呼ばれ、方広寺の南限にあたり、三十三間堂もその境内に取り込まれた形になっています。
南大門東側は住宅街へとつながっていて、ちょっと不思議な光景でもあります。
南大門の天井
自動車も通過する重要文化財
そして、こちらは北側から見た南大門。自動車が南大門を通り抜けていきます(汗)
これって、ちょっとスゴくないですか?
重要文化財を、桃山時代の建築の木造門を、自動車が通り抜けていくんですよ?て、興奮気味に友人に聞くと、いやいや通り抜け出来る門て、他にも東福寺、南禅寺、知恩院にもあるやん!て言われて、あぁそうでしたそうでした、と(笑)
重要文化財を、桃山時代の建築の木造門を、自動車が通り抜けていくんですよ?て、興奮気味に友人に聞くと、いやいや通り抜け出来る門て、他にも東福寺、南禅寺、知恩院にもあるやん!て言われて、あぁそうでしたそうでした、と(笑)
門の両脇に空いたスペースが
もしかしたら、金剛力士像がかつてあったのかなぁと想像してみたり。
いつも全開になっているようですが。
桃山時代の、秀吉の頃の遺構が、フツーに現代の日々の暮らしの中に溶け込んでて、当然のように自動車が行き来してるって、今更ながら驚きの光景。三十三間堂へ来られた際には、南大門へ是非観光してみてください。
蓮華王院(三十三間堂)南大門 へのツイート
三十三間堂の南大門。思ってたより古くなかった。建立は桃山時代。いい匂いしますよ雨の日は。
— しまず@満つ世H36 (@regutan2060) 2017年1月28日
え?桃山時代の門、普段通る道に現存して使ってるの古いかな……もうわかりません…刀はすごいね、この門よりみんなだいたいは古いんですよ pic.twitter.com/aGjAKF7qVI
で、比較的最近になってこちらを知るようになったというか。京都もまだまだ未知の領域がありますね。って、私が無知なだけか(韻)