サル顔の花がカワイイ!日本最古の公立植物園「京都府立植物園」

下鴨エリアに位置する「京都府立植物園」。1924年に開園した日本最古の公立植物園です。

目次

日本最古!公立の総合植物園

京都市の北大路から北山にかかる下鴨エリアに位置する京都府立植物園。1924年の元旦に「大典記念京都植物園」として開園しました。
90年超える歴史を持ち、日本最古の公立総合植物園として知られています。

総面積は約24万平方メートルもあり、東京ドームでいうと約5個分の広さです。
敷地内には、はす池や芝生の広場、桜林、観覧温室など、たくさんの見どころがあります。

京都らしいというか、敷地内には神社もあります。上賀茂神社の境外末社の半木神社(なからぎじんじゃ)です。天太玉命(あめのふとだまのみこと)が祀られており、園の守護神でもあります。

12月下旬の様子ですが、植物園は紅葉の名所とも知られています。人気の神社仏閣と比べて人手も多くないので穴場の紅葉スポットです。

敷地内には竹林もあり風情があります。収集栽培植物は約1万2000種類あり、四季折々の植物を楽しむことができます。

広い敷地には見どころ多数!

植物園の見どころの一つでもある、全長200メートルを超えるこの並木道。
冬のライトアップでは、この並木道が照らされ幻想的な美しさを楽しめます。

園内には芝生広場前にカフェもあり、コーヒーや軽食が頂けます。テラス席もあり、春や秋は気持ちよくて人気の席です。

カフェ前には広々とした芝生広場があります。レジャーシートをひいて、のんびり昼寝や読書が気持ちいいです。

植物園も小さい子供たちにはちょっと早いかなーって思われるかもしれませんが、気分転換にアスレチックジムもありますよ。
そこらの公園のアスレチックジムよりはしっかりしていてるので、結構遊び応えあると思います。

1970年にはこの洋風庭園が造成されてました。当時では珍しい左右対称のモダンな造りの庭園として話題になったそうです。
写真でしか見たことありませんが、ヨーロッパのお屋敷の庭を見ているようです(笑)

1992年にはこの観覧温室が造成されました。日本最大級の回遊式観覧温室も植物園の見どころのひとつです。観覧温室は別料金になっており、大人200円、開室時間は10:00~16:00になっていますので、その点はご注意ください。

観覧温室のマスコット的なサル顔の花の「モンキー・オーキッド」です。いっとき、メディアでも話題になりましたよね。
中央アメリカやエクアドルなどの標高の高い雲霧林を原産とする蘭の一種です。

冬の時期はイマイチですが、植物園のバラ園も見どころの一つです。花壇のようになっていてシーズン中には賑わいます。

冬でも少しでけバラが咲いていました。このとげのある美しさがバラの魅力ですね。

冬限定の幻想的なライトアップ

冬のライトアップを少しご紹介します。
こちらは先ほど紹介した並木道。幻想的な美しさです。
クリスマスカラーに彩られたLEDが並木道を照らします。

北山門の噴水前にはあるトウカエデは真っ白に照らされ、凛とした美しさでした。京都を舞台にした映画「ぼくは明日、昨日の君とデートする。」でも重要なシーンのロケ地にもなった場所です。

春は桜、秋は紅葉など四季折々違った風景が楽しめる京都府立植物園、入園料もお安いので行ってみてください。
植物を眺めていると癒されますよ。

京都府立植物園 クチコミ情報

京都府立植物園 店舗情報

店名:京都府立植物園
住所:京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
営業時間:9:00~17:00
定休日:12月28日から1月4日
入園料:一般200円 高校生150円 中学生以下無料
公式HP: http://www.pref.kyoto.jp/plant/11900003.html