新国立競技場も手掛ける建築家・隈研吾設計
つい最近、新京極商店街にオープンしたドーナツ店。連日行列をつくり、今注目のお店。ドーナツ工場を内包した斬新な店内が話題。
その天井には、嵐山の竹を使ったカゴでドーム状に設え、インスタ映えもバッチリで若い女性客に特に人気。
で、この独特の店舗デザインは、新国立競技場を設計し、世界的にも知られる建築家・隈研吾氏によるもの。
で、この独特の店舗デザインは、新国立競技場を設計し、世界的にも知られる建築家・隈研吾氏によるもの。
そんな今注目の建築家設計の建物、他京都にはないのかな?と探してみたところ、ありました!
四条烏丸下がった場所にある商業施設・ココン烏丸。地元民にとっては超お馴染みの建物ですが。映画鑑賞や買い物、飲食などさまざまなシーンで利用する場所。
四条烏丸下がった場所にある商業施設・ココン烏丸。地元民にとっては超お馴染みの建物ですが。映画鑑賞や買い物、飲食などさまざまなシーンで利用する場所。
もともとここは、1938年(昭和13年)に建設された旧丸紅ビル。それをリノベーション設計したのが隈研吾氏。
歴史的に価値ある建築物を優れた改修により再生させた功績から、建築・設備維持保全推進協会より第16回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞した建物。
歴史的に価値ある建築物を優れた改修により再生させた功績から、建築・設備維持保全推進協会より第16回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞した建物。
ビル入って南側。天井の円筒型トップライトから降り注がれる自然光。そして、全長25メートルの大滝。
面白いのが、そのすぐ向かいにはもともとの旧丸紅ビルの外壁をそのまま利用。
何気なくある、この床も旧丸紅ビル当時のもの。痛みがひどかった70年前の床材の修復には膨大な時間とコストが費やされたそうです。
この階段部分ももちろん旧ビル活用。現在では希少なモザイクタイル床もそのままに。
外に出るとさらによくわかるんですが、北側の外壁は当時の面影を残し、ちょっとタイムスリップしたような感覚に。
過去と現在の重なり【古今(ココン)】が建物にも反映された形のリノベーションビル。今も昔もここ烏丸がビジネスの中心地であり、脈々と続いている、そんなつながりを感じる建物。
そんな視点で建物を眺めてみてはいかがですか?
過去と現在の重なり【古今(ココン)】が建物にも反映された形のリノベーションビル。今も昔もここ烏丸がビジネスの中心地であり、脈々と続いている、そんなつながりを感じる建物。
そんな視点で建物を眺めてみてはいかがですか?
ココン烏丸 のインスタグラム
基本情報
住所:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地
電話番号:075-352-3800
電話番号:075-352-3800