趣き違う2種類の見事な枯山水の庭園
方丈までのアプローチがちょっと幾何学模様的で面白い。その脇には松や苔が目にも優しい。
方丈、唐門、表門は創建当時のもので禅寺らしい遺構。重要文化財に指定されています。
方丈、唐門、表門は創建当時のもので禅寺らしい遺構。重要文化財に指定されています。
入ってすぐ鶯張りの廊下を行くと、広がる庭園。
禅寺らしい枯山水庭園。
蓬莱山の山岳から半島になり、大海に絶え間なく打ち寄せる荒波を表現した蓬莱山式庭園。『独坐庭』と銘打たれ、その名の通り、心静かに一人庭を眺めて座るにふさわしい空間。
蓬莱山の山岳から半島になり、大海に絶え間なく打ち寄せる荒波を表現した蓬莱山式庭園。『独坐庭』と銘打たれ、その名の通り、心静かに一人庭を眺めて座るにふさわしい空間。
本堂、頭上に掛かる額は、後奈良天皇のもの。
本堂には、開祖大満国師の木像を安置。
その周りにある襖絵がじつに見事。
世界的名山、朝鮮の金剛山が描かれています。
方丈の裏手には茶室が3軒あり、毎月茶会が催され、予約をすれば、座禅、法話、お抹茶の接待が受けられます(有料)。
茶室まわりの作庭の意匠がじつに細やかで、見入ってしまうほど。
方丈裏手にある禅語から名付けられた『閑眠庭』。
大友宗麟公がキリシタン大名として知られていることから、キリシタン灯篭を中心に、七個の石組で十字架を描き、万民の霊を弔ったもの。こちらの庭園は重森三玲の作庭。
大友宗麟公がキリシタン大名として知られていることから、キリシタン灯篭を中心に、七個の石組で十字架を描き、万民の霊を弔ったもの。こちらの庭園は重森三玲の作庭。
そして、茶室『安勝軒』。
表千家惺斎宗匠好み。大徳寺山内唯一の逆勝手席。逆勝手というのは亭主の左側にお客が座ること。なので、左手で接待する変則的お点前。享保年間に廃され、その軒号をそのままとったものだそうです。
なんとも印象的な枯山水と茶室が見ごたえあるお寺。ぜひ、足を運んでみてください。
なんとも印象的な枯山水と茶室が見ごたえあるお寺。ぜひ、足を運んでみてください。
瑞峯院 へのツイート
大徳寺瑞峯院
— Sato(サトー)P@小物 (@kumakoto711) 2018年12月7日
大友宗麟ゆかりの塔頭で、現代の作庭家による十字架を意識した石組みの庭がユニーク(2枚目)
砂紋の主張が激しい独座庭(3-4枚目)も雄渾な感じがして個人的に好き pic.twitter.com/uYNZHIkdgz
詳細情報
住所:京都市北区紫野大徳寺町81
電話番号:075-491-1454
拝観時間:9:00~17:00
休館日:無休
拝観料:大人400円 大学生400円 高校生400円 中学生300円 小人300円
電話番号:075-491-1454
拝観時間:9:00~17:00
休館日:無休
拝観料:大人400円 大学生400円 高校生400円 中学生300円 小人300円
室町時代の領主、キリシタン大名として知られる大友宗麟公が1535年(天文4)に菩提寺として創建。