境内の隅にひっそりとたたずむ『記念メダル』
先週の大寒以降に降った大雪が、境内にもまだ少し残り、天授庵の屋根瓦にも。
とにかく冷える朝で、スマホ撮影するにしても手がかじかむほど。
境内にある蝋梅も開花し始めていました。
まだまだこんなに寒い日が続くというのに、自然は春に向かって移行しつつある、そんな風景。
まだまだこんなに寒い日が続くというのに、自然は春に向かって移行しつつある、そんな風景。
今回は、ずっと気になっていたこちら。新年のおめでたいこの時期だからこそ、記念に買ってみようと本坊前に。
昭和懐かしい『記念メダル』。主要な観光スポットに設置されまだまだ現役で稼働している、昭和生まれのお土産的記念アイテム。調べてみると、大阪にある『茶平工業』が昭和41年ごろ販売開始したもので、そのレトロ感というかアナログ感がこの販売機にも漂っています(笑)
日付や名前を刻印する装置もあり、こちらもやってみましたが、静寂の境内にガッキン!ガッキン!!と物々しい音を立てつつメダルを刻印している様子(笑)
そして、こちらが南禅寺の記念メダル。表は三門ですかね。精巧に描写されています。裏が南禅寺の寺紋。そのまわりに刻印。特に何に使うってわけではない、記念のための代物。最近またコアなコレクターの間でブームの兆しあり?いや、どうでしょう(笑)
他、インクライン上から見る京都市内。
彼方の山肌白くなっているのは五山送り火の舟形ですかね。西賀茂あたりはまだまだ寒く雪がもっと残っているようでした。
彼方の山肌白くなっているのは五山送り火の舟形ですかね。西賀茂あたりはまだまだ寒く雪がもっと残っているようでした。
四季折々の風景が楽しめ、自然の中から季節の移ろいをいち早く感じることができる場所。京都屈指の観光スポットとしても人気。
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」の大盗賊・石川五右衛門でおなじみの三門。わりと日当たりがよかったのか雪はありませんでしたが、その参道の植え込みは霜と雪が混じったような、寒々しい光景でした。