銀閣寺周辺で名店、人気店の閉店が相次ぐ
2026年、新年早々、銀閣寺エリアの名喫茶「ワールドコーヒー 白川本店」の閉店という、ショッキングなニュースが駆け巡りました。
「ワールドコーヒー」といえば、1961年創業。京都の喫茶文化を支えてきた、まさに象徴的な存在です。地元市民に長く愛され続けてきた名店ですが、2026年2月末をもって、その歴史に幕を下ろします。
「ワールドコーヒー」といえば、1961年創業。京都の喫茶文化を支えてきた、まさに象徴的な存在です。地元市民に長く愛され続けてきた名店ですが、2026年2月末をもって、その歴史に幕を下ろします。
この出来事をきっかけに改めて周辺を見渡してみると、銀閣寺周辺では近年、新しい店が生まれる一方で、長年親しまれてきた名店が静かに姿を消していることに気づきます。
今回は、そんな街の変化を少し振り返ってみたいと思います。
今回は、そんな街の変化を少し振り返ってみたいと思います。
交差点南側。平成31年に閉店した「銀閣寺キャンデー店」。
現在も建物はそのまま残り、月日が経った今も「閉店のお知らせ」の張り紙が貼られています。
現在も建物はそのまま残り、月日が経った今も「閉店のお知らせ」の張り紙が貼られています。
創業は昭和23年。町の駄菓子屋のような風情ある佇まいで、地元の人はもちろん、観光客にも親しまれてきた、まさに街のランドマーク的存在でした。
交差点東側、鹿ヶ谷通。現在は空き地となっている場所には、かつて炭火料理の名店「梨門邸(なしもて)」がありました。
火災により建物は取り壊され、2023年9月に閉店。
火災により建物は取り壊され、2023年9月に閉店。
営業中は、多くの食通を魅了してきた名店のひとつです。孤独のグルメ大晦日スペシャル2018 京都・名古屋出張編にも登場し話題にもなりました。
その梨門邸のすぐ隣、石を埋め込んだ独特の外観が印象的だった甘味処「㐂み家(きみや)」は、2022年に閉店しました。
名物のまる豆かんや、夏のかき氷など、地元民はもちろん、観光の合間の一服にも重宝されていた一軒です。
現在、その跡地では菓子のコースを提供する「酒菓喫茶 かしはて」が営業し、新しい形でこの場所の時間を紡いでいます。
現在、その跡地では菓子のコースを提供する「酒菓喫茶 かしはて」が営業し、新しい形でこの場所の時間を紡いでいます。
交差点西側にあったカレーうどんの名店「お多やん」は、2024年末に閉店。現在はテナント募集中の状態です。
一時はカレーうどんのレトルト商品が販売され、祇園への進出するなど、存在感のある店でしたが、静かに幕を下ろしました。
さらに西へ進んだ、レトロなマンション1階にあった「セカンドハウス ケーキワークス 銀閣寺店」は、2025年12月末でひっそりと閉店。
学生時代に通ったという人も多く、この界隈で長く愛されてきたカフェだけに、突然の閉店に驚いた方も少なくありません。
学生時代に通ったという人も多く、この界隈で長く愛されてきたカフェだけに、突然の閉店に驚いた方も少なくありません。
2020年に京都での営業を終え閉店された「麺や向日葵」。現在は静岡へ移転され営業されているそうです。跡地には店主のお兄様が跡を継ぐ形で、「麺屋 神楽(かぐら)」をオープンされ営業されています。
そして、大手ラーメンチェーンで“こってり”の代名詞でもある「天下一品 銀閣寺店」も、2025年5月に閉店。
その隣にあった中国料理「花凛」も、2025年6月で営業を終えました。2023年オープンのため、営業期間はおよそ3年ほどでした。
その隣にあった中国料理「花凛」も、2025年6月で営業を終えました。2023年オープンのため、営業期間はおよそ3年ほどでした。
日々の暮らしを支えてきたスーパー「大黒屋」も、2023年に閉店。現在は原状回復工事が進められており、新たなテナントの入居が期待されます。
銀閣寺周辺はいま、静かに変化の途中にあるのかもしれません。
長く親しまれた店が姿を消すのは、やはり少し切ないものです。けれど同時に、周辺には新しい店も生まれ、街は少しずつ姿を変えながら息づいています。
現在この界隈でおすすめしたいグルメスポットも、後日あらためて紹介予定です。
変わりゆく街の中で、いまも変わらず、あるいは新しく愛され始めているグルメにも注目してみたいと思います。
銀閣寺周辺はいま、静かに変化の途中にあるのかもしれません。
長く親しまれた店が姿を消すのは、やはり少し切ないものです。けれど同時に、周辺には新しい店も生まれ、街は少しずつ姿を変えながら息づいています。
現在この界隈でおすすめしたいグルメスポットも、後日あらためて紹介予定です。
変わりゆく街の中で、いまも変わらず、あるいは新しく愛され始めているグルメにも注目してみたいと思います。