2024年3月7日 更新

京都府庁前にオープンした焼鳥店!イチオシは絶妙火入れの丹波黒鶏「をのじ」

2023年8月オープンした京都府庁前の焼鳥店「をのじ」でディナーなり。人気店「とりと」ご出身で、焼きがお上手な大将です。

京都府庁前にオープンした焼鳥店

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2023年8月オープンした焼鳥屋さん。前々日予約を入れ、やってきた地下鉄丸太町駅、18:30前。場所は府庁前交差点の一つ西ブロック、新町通と衣棚通の間にあります。お店の名前は「焼鳥 をのじ」、店内に。
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入り口わきに4人テーブルが1つ、奥に向かって長ーいカウンター席が10席。京都市内で4店舗を展開する焼鳥店「とりと」ご出身の大将が独立されて起こされたお店なのですが、実は「とりと」はまだ未訪問で、一度行かなければ!と思っていたわけで。

概ね満席状態。いやー、大人気ですなあ。客層はご近所様中心で、かなりアダルトな感じ。
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トリビー(サッポロ黒ラベル)¥580を呑みつつ、さぁ今日は何を食べようかということに。
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大学生アルバイトと思しき笑顔が可愛いおにいさん(英語接待バッチリOK!でした)とまだお若い腰の低い大将の2人体制。お料理を一人で回している焼鳥店とすると、メニューはかなり豊富な部類。こちらが一品物で・・・
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こちらが串物。下側がこのお店一押しの「丹波黒鶏」で数量限定。早めに注文しないと売り切れてしまうので入店はお早めに!なのだ。あと何枚かメニューがありますので、詳細はお店でご確認を。唐揚げなどの揚げ物もありいの、〆は、地鶏スープに焼きおにぎり、玉子かけご飯に雑炊、焼き鳥丼!などがスタンバっております。
 
お料理を注文。注文時におにいさんが串の残数を書いた白板を持ってきてくれるので、何から攻めると良いか判るのもGOODなサービスですな。もも、皮、手羽先、ソリレスが人気で、既に残1のものがいくつか、という状況。
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まずは、どのお店でもポテサラは食べるという我が家の掟を発動中。「ブルーチーズと胡桃のポテトサラダ」¥630なり。ポテサラの上にこれでもか!と大量のブルーチーズおろしを振りかけてあるのですが、かなりシッカリと癖のあるタイプ。チーズ好きなら必食!なお味。のっけから焼鳥店の期待値を越えてくるわけで。
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串一本目、「丹波黒鶏 むね(塩)」¥330。サイズはやや大ぶり、御覧のように皮をしっかり付けた切り方で皮は超パリッと、身はムネらしくしっとり。いやー、旨いではありませんか。基本、串物は塩、タレどちらでも可能なのですが、指定しないと概ね塩焼きを出すようで、タレ焼きが欲しい場合は注文時にお願いするべし!なのだ。
で、カウンター上に一味などが置いていないので、おにいさんに欲しいのですが!とお願いすると・・・
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山椒は、こういう風に注文があるたびに小分けで持ってきてくれる仕組み。香り高い非常に良いものでした。一味・七味があるので、我々は一味を注文。
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二串目。「丹波黒鶏 もも(塩)」¥330。いきなりメーンイベント!なのですが、パリッとした皮の下から、ジューシーな身がぶりぶりと迫ってくる一品。想像以上にハイレベル。
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これもメニューにあると、概ねどのお店でも注文している気がする「丹波黒鶏 ももたたき」¥980なり。サイズ的にはやや小ぶり。皮もパリッと寸前ぐらいで火入れを止めていて、身は中心に火が通るところまではいかない、かなり緩い火入れ。旨味は程よく活性化している感じであっさりとポン酢で頂くのですが、なかなか乙なお味。
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お次は日本酒にスイッチだ!とメニューを確認。あまり他店では置いていないのをレギュラーに据えているのが面白いですな。これ以外にも黒板に2種類お勧めがあり、
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黒板から神奈川の中沢酒造謹製「松みどり」からゆるゆるとスタート。お銚子で出して貰っても150cc出しという仕組みなので、色々呑めるのが嬉しい。これは芳醇旨口系で燗を付けても美味しそうな感じでした。ほっこり。
概ね満席になってきたので、焼き物が仕上がる間のつまみに、ちゃんとしっかり乳酸発酵!な「自家製ぬか漬け」¥450と・・・
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「肝煮」¥600を注文。これがそれぞれちゃんと旨しなのだ。
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一本しか残っていなかったので半分こした三串目。「丹波黒鶏 かわ(塩)」¥330なり。めっちゃ一杯刺さっていて、皮好きな相方もニッコリ。そんなにパリパリには焼かず、むちむち感を残した焼き方。皮の脂の旨味を頂く趣向。
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黒板メニューから、富山は玉旭酒造謹製「純米吟醸 玉旭 BLACK」を注文。ちゃんと毎回お猪口を変えてくれる仕組み。こちらは淡麗辛口で切れアリ。 ボトルプレゼンをする余裕は無さそうなのがチョイ残念ですが、カウンター奥側の席の目の前に酒貯蔵冷蔵庫があるので、お酒が気になる酒好きは奥側の席をお願いしてください~。
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四串目は「若鶏 丸はつ(塩)」¥230なり。いやー、ほぼ表面にさっと火が入ったレベルで、噛みしめると鶏汁大爆発!むっちゃジューシーな一本。こりゃ旨いです。僅差で本日二。
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更に、五串目も一本しか残っていなかった「若鶏 せぎも(タレ)」¥230なり。これだけ指定無しでタレ焼でした。このサイズで¥230で出していたらそりゃ人気があるでしょうな。強火の遠火で芯まで火は入れた感じですが、これも美味しい。
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これも一本しか残っていなかった六串目が超旨かった「丹波黒鶏 ソリレス(塩)」¥250なり。噛みしめると鶏汁がぷしゃーと飛び出てきてビックリ。なんだか美味い鶏脂の塊のようなジューシー感でした。本日一がこちら。一本しか残っていなかったのが超残念。
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初めに注文したのがここまで。目の前斜め45度ぐらいに焼き台がありまして、次々に串が焼かれているのを見ているのが楽しいのですが、やっぱりつくねは食べないとねえ!と4種類ほど追加。(よく食べます・・)
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七串目。でっかい「塩つくね」¥300なり。概ねどのお店でもタレ焼きが標準的なのですが、こちらでは塩推し。
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これぐらいの粗びき加減で、これまたジューシーこの上なし。塩味の乗せ方も程よい感じですな。いやー、超オススメします~。
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八串目は、おにいさんから「これもおすすめですよ~」と営業された最後の一本「丹波黒鶏 ささみ(塩)」¥330なり。表面をさっと炙っただけで、中心はほぼレアなのですが、柚子皮で付けた香りが食欲を誘いますな。
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九串目は「はつもと(塩)」¥230なり。これも他店ではタレが標準のように思うのですが、塩焼き。ジューシーな仕上がりでコリコリと歯ごたえの良い血管が超旨ですな。身の掃除が行き届いていないとこういう味にはならないなあ!と思いつつ。
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十串目「ふりそで(塩)」¥230なり。しこしことした食感で、これまた非常にジューシーに仕上がっていてイイですなあ。
後に映り込んでいるのは滋賀は喜多酒造謹製「喜楽長 純米にごり 活性生」¥680なり。その前は、栃木はせんきん謹製「モダン仙禽 無垢」¥730も頂いたような。
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十種類も串を頂いているのですが、一本をシェアしたのが4種類もあるので実質1人7串相当。〆はちょっと欲しいよね!と「鶏出汁茶漬け」¥630を注文。おろし山葵を溶いて頂きます。そんなに濃い鶏出汁ではないのですがいやー、流石にお腹も大大大満足。

以上で〆て、生ビール1にハイボール1、日本酒は〆て600ccという程よい酒量で〆て¥11000チョイ!(PayPay)という大大大大納得なお支払い。丹波黒鶏は旨いのですが、そもそも大将が焼きがお上手なので、若鶏でも全然満足できるのが嬉しいのだ。我々のように鶏ホルモン系が好きな人は、若鶏中心でも大満足だと予想。

お一人で回しているので、先に突っつけるサイドメニューの注文もぜひ!ということで、また機会があったら覗きに来ることにします~。御馳走様でした。

店舗情報

店名:焼鳥 をのじ
住所:京都市中京区玉植町227-1
営業時間:17:30~23:30
定休日:日曜日
TEL:075-600-9662
https://www.instagram.com/yakitori_onoji/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。