2019年2月6日 更新

人気声優がCVを担当!陰陽師気分で京都の博物館を巡る謎解きゲームがスタート!

謎を解きながら4つのミュージアムを巡る旅に出発!謎を全て解き明かし京都の街を守ることができるのか。

見習い陰陽師とともに4つの博物館へ!

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2019年9月に国際博物館会議(ICOM アイコム)の世界大会が初めて日本で開催されます。
そしてその会場となるのが「京都」です!
京都市内博物館施設連絡協議会が中心となり、ICOM京都大会を盛り上げる様々なイベントが開催されます。

京都謎解きミュージアム巡り 古き学び舎と封印の石

そして今回レポートするのが、DAS株式会社が手がけるリアル謎解きゲーム
「京都謎解きミュージアム巡り 古き学び舎と封印の石」です!

ゲームのストーリーはこちら。
プロローグ版の体験もできますよ!

http://game.nazotown.jp/kyotomuseum/prologue/
京の都に封印された大妖怪「がしゃどくろ」が復活しようとしている。
あなたは、ちょっとドジな陰陽師見習いの女の子に巻き込まれ、京都のまちを守るため、時空を超えた物語に足を踏み入れることに。
150年の歴史がある日本最古の小学校「番組小学校」跡地にある4つのミュージアムを巡り大妖怪「がしゃどくろ」から京の都を守るため全ての謎を解き明かそう!

全編フルでキャラクターボイスが楽しめる!

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作中に登場する2人+1体のキャラクターは全編フルボイス!
主人公の「しずく」役の七つの大罪シリーズ(エリザベス役)などで活躍する「雨宮 天」さんをはじめ、3人の人気声優さんたちが各キャラクターに声をあて、臨場感たっぷりのストーリー展開になっています。
博物館の中ではぜひイヤホンをつけるなどして、ネタバレ防止してくださいね!笑

旅の準備は万全に。

謎解きキット

謎解きキット

まずは各会場館の窓口や京都総合観光案内所(京なび)、三条河原町観光案内所などで謎解きキットを購入しましょう。
謎解きキットの中身は各ミュージアムで必要になる謎が書かれた封筒やマップなどで、このキットを見ているだけでワクワクしてきます!

謎解きキット(ミュージアム入館料含む)
一 般:2,500円(税込)(入館料1,800円込)
中高生:1,600円(税込)(入館料700~900円込)
※謎解き参加キットをお持ちでない同伴の方は、割引料金(団体料金)で各館に入館できます。
スタートページ

スタートページ

2次元バーコードを読み取り、ゲームをスタートさせます。
インターネット接続・フラッシュ撮影・二次元バーコード読み取りのできるスマートフォンまたはタブレットPCが必要になります。特にフラッシュ撮影は重要!

あ、ネタバレになるので理由は割愛しておきますね笑

イベント終了後、任意のアンケートに答えて頂くことで声優さんのクリア特典ボイスが聴けるパスワードが配布されます。
また、アンケート回答者の中から抽選で出演声優3名のサイン色紙セットやガイドブック「京都ミュージアム探訪」(冊子)、博物館の入館券や記念品が当たります。クリア特典も盛りだくさん、張り切って、まわってくださいね!
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ゲームはどのミュージアムからでもスタートできます。
数日にわけてまわることもできるので、
自分のペースでゆっくり進められます。

今回は1日でまわった場合の、移動時間なども含めてレポートしたいと思います!

日本初!「漢字」をテーマにしたミュージアム

京都駅から市バス(100・110・206号系統など)に乗り10分ほどで
バス停「祇園」に到着。見えてくるのが、謎解きミュージアムのひとつ
【漢字ミュージアム】です!

ちなみに今回のレポートでは市バスの一日乗車券を利用して、移動しますよ~

※京都市交通局が発行する「地下鉄・バス一日(二日)券」「地下鉄一日券」「バス一日券」(当日利用分)を、会場館・観光案内所での謎解きキット購入時に提示すると、謎解きキットが100円引きになります。
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下京第三十三番組小学校跡地

平成23年に閉校した京都市立元弥栄中学校跡地に建てられた
「漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)」は
京都で 見て 触れて 遊んで 漢字の魅力 大発見をテーマにした漢字の博物館です。

元々は下京三十三番組小学校として明治2年に開校した小学校。
後に弥栄小学校と名前を変え、戦後に弥栄中学校になった場所です。
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テーマ通り、漢字の成り立ちなどを学ぶことができるグラフィック展示や、
遊びながら漢字を学べる体験型展示などがズラッと。
普段から大人もはしゃげる楽しい博物館となっています。

じっくり遊びながら謎解きを進めていくと、
あっという間に時間が過ぎてしまいました笑
ミュージアム全体を楽しめば、自然と謎も解けるかも。

番組小学校の謎に迫る 

漢字ミュージアム目の前のバス停「祇園」から、
市バス(106・203・206号系統など)に乗り5分ほど「四条河原町」で降りそこから徒歩7分。
レトロなフォントの看板が見えてきました!
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お次の謎解きミュージアムはこちら!
「京都市学校歴史博物館」です。

まさにその名の通り、番組小学校に関する資料や京都市の学校に遺された教科書や教材教具などが展示・保管されている博物館です。
この正門と石塀は国の登録有形文化財だそう。歴史の長さを感じます。

下京第十一番組小学校跡地

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ここは元々、下京第十一番組小学校だった場所。
後に開智小学校と名前を変えながら129年間も子どもたちの学び舎としてその役割を果たしてきました。博物館の中に入ると、展示だけでなく色々な場所で懐かしい気持ちに。

小学生のときに使った「アレ」や「コレ」が謎を解くヒントになっていたり…。
博物館の展示を活かした面白い謎たちに翻弄されました。

アーティストが集う芸術の拠点

さてここからは徒歩で移動します。
京都市学校歴史博物館から徒歩15分。
賑わう四条通りをずずっと西に進んで、室町通りを北に行くと右手に、
次の会場「京都芸術センター」が見えてきます!
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京都芸術センターは、芸術的な活動を応援する施設として2000年4月に開設されました。
ギャラリーイベントが開催されていたり、
制作や練習の場である「制作室」ではダンスや演劇、美術など様々なアーティストさん達が日々、芸術活動をされています。

下京第三番組小学校跡地

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明治2年に開校した下京第三番組小学校は明倫小学校と名を変え、平成5年に閉校となりました。
昭和6年に建てられた校舎はとってもオシャレ!
芸術を愛する住人が多かったためとか。
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上へ横へと謎を探して探索スタート!
他の博物館と比べて、結構時間がかかってしまいました。
まさか変化するとは…。
あ、これネタバレですかね?笑

日本が誇るサブカルチャーの博物館

さてここらでランチをはさみつつ、
続いての最後の謎解きミュージアムに向かいます。
芸術センターから徒歩10分程度で移動できますよ。

ちなみにランチは三条でカレーをいただきました。笑
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最後は「京都国際マンガミュージアム」です!
江戸期の戯画浮世絵から明治・大正昭和初期の雑誌、戦後の貸本から現在の人気作品、海外のものまで、なんと約30万点(2016年時点)が保存されている図書館&博物館。
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この日はコスプレイベントCOSJOYが開催されていて、
お庭や館内でもたくさんコスプレイヤーさんたちが写真撮影をされていました。
確かに絵になる雰囲気なんですよね~

上京第二十五番組小学校跡地

明治2年11月1日に上京第二十五番組小学校として開校し、龍池小学校となったこの建物は、ほとんど当時のままだとか。本館と北館、講堂・体育館をつなげるリノベーションを施し、マンガミュージアムとして生まれ変わりました。
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ついつい漫画を読みたくなる気持ちを押さえつつ、
謎を探してあちらこちらへ。

最後に待ち受ける謎にはなかなか苦労しました。
どんな結末になるのか…
みなさんぜひ自分の目で確かめてみてください!!

編集後記

今回、謎解きをしながらミュージアムを巡ることで、
隅から隅まで展示を体験しました。
とにかく謎を解きたい一心だったけど、
いつの間にか純粋にその場所や展示を楽しんでいたり。

博物館とか美術館は、そういうことに興味がある人たちしか行かないイメージがあるけど、
それは楽しみ方の問題なのかなと今回感じました。
普段は絶対見逃してただろうなって展示とか、そもそも今回初めて行った場所とかがあったけど、
どれも面白くて、もったいないことしてたなって思います。

博物館・美術館好きな人はさらに深く知るきっかけや新しい切り口の発見に、
普段はあんまり行かないなって人は謎解きゲームをする軽い気持ちで。
本当に色んな人に参加してもらいたい体験です。

イベント詳細情報

【開催日時】2019年1月17日(木)~3月17日(日)
※各会場の開館時間内に実施します。

【会場】
・漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)
(東山区祇園町南側551)
https://www.kanjimuseum.kyoto/

・京都芸術センター
(中京区山伏山町546-2)
http://www.kac.or.jp/

・京都国際マンガミュージアム
(中京区烏丸通御池上る)
https://www.kyotomm.jp/

・京都市学校歴史博物館
(下京区御幸町町仏光寺下る橘町437)
http://kyo-gakurehaku.jp/

【持ち物】
謎解きキット・インターネット接続・フラッシュ撮影・二次元バーコード読み取りのできるスマートフォンまたはタブレットPC

その他、注意点などは公式HPをチェック!

京都市内博物館施設連絡協議会(京博連)お知らせ
http://www.kyohakuren.jp/news/2018/12/post-55.html

特設サイト
http://game.nazotown.jp/kyotomuseum/
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Kyotopi 編集部 Kyotopi 編集部