2024年2月8日 更新

【京都節分2024】はんなりと美しい…京都らしい華やかな節分祭「八坂神社」

舞妓さんの舞踊と豆まき、雅楽の奉納舞踊もあり、今年も賑やかな節分祭が執り行われました。(2月2日撮影)

祇園さんの節分祭

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八坂神社の節分祭と言えば、舞妓さんを思い浮かべる方も多いと思います。今年も盛大に福を振りまかれました。2月2日の様子を紹介します。
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今年も八坂神社の節分祭は2月2日~3日の開催でした。
2月の「立春」の前日に行われる節分では、邪気を祓うとされる大豆を撒き、福を呼び込む行事です。節分の歴史は古く、室町時代には、現在のように豆を撒いて、鬼を追い祓うという形で行われるようになったと伝わります。
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節分祭の舞踊奉納と豆まきは、こちらの舞殿で行われます。
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昨年と同様、12時までは、舞殿前で場所取りは出来ず、少し離れた所で待機する形でした。先頭の方は、前日から並んでおられたようで、舞妓さんの美しさ故の事ですね笑

先斗町歌舞会

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13時から先斗町歌舞会の舞踊奉納が行われました。演目は「梅にも花」。日本舞踊でポピュラーな唄だそうです。先斗町は、こちらの唄が定番なのかも。
舞妓さんが昇殿されると、シャッターの音が増します(私も必死でした笑)
しなやかな動きと、一つ一つの所作が滑らかで、優美な舞でした。
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舞踊奉納の後、舞妓さんと年男さんによる、豆まきが行われました。
賑やかな太鼓の音と、色んな方向に豆を撒いてくれる舞妓さん。豆をとりたい人、豆を撒く舞妓さんを撮影したい人で賑わっていました。
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舞踊奉納の時とは違った表情の舞妓さん。豆まきを楽しまれているように見え、たくさんの福を振りまいておられました。

弥栄雅楽会

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弥栄雅楽会は、主に八坂神社の祭事に雅楽を奉賛する会で、行事等に参加奉仕されています。
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演目は、「蘭陵王 らんりょうおう」。雅楽の中でも比較的ポピュラーな演目だそうです。昨年とは違う演目で、鮮やかでちょっと奇抜なお面に釘付けです。よく見ると、頭上に龍が飾られています。辰年にちなんだ演目なのでしょうか?また来年も是非拝見したいです。
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演じておられるのは、なんと若い女性でした。堂々とした舞は見事でした。
舞踊後、明るい表情で豆まきをされていました。

宮川町歌舞会

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宮川町の舞踊奉納が始まる前に、楼門辺りが何やら騒がしくて、よく見ると、舞妓さんらしき方が来られていました。おそらく本殿で舞を鑑賞されるんでしょう。和服美人の登場に、辺りは騒然としていました。
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15時より、宮川町歌舞会の舞踊奉納が行われました。演目は、「姫三社」です。三社は、伊勢神宮、奈良春日大社、石清水八幡宮を指しているそうですね。
鈴と扇子を使った華やかな演目で、艶やかな雰囲気に、黒紋付のお着物がキリッとしまって素敵でした。
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舞踊奉納が終わり、豆まき前の柔らかい表情になられた舞妓さん達。
梅の髪飾りをされて、美しいです。
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本殿で観覧されている、お仲間に手を振っておられる一コマです。自然と出る笑顔が1番美しいですね!
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節分お化けの扮装をされている芸舞妓さんです。節分お化けとは、和風ハロウィンの様なもので、江戸時代に京都を中心に行われていたそうです。
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お姫様と、歌舞伎役者さん。いにしえは、本当にこんな方がおられたんでしょうか?どんなお姿でも美しい芸舞妓さんです。
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今回ゲット出来た福豆です。今回は、八坂神社節分祭について紹介させていただきました。
皆さんにも福が届きます様に!

スポット情報

名称:八坂神社
住所:京都市東山区祇園町北側625
関連ページ:https://www.yasaka-jinja.or.jp/
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