2023年4月13日 更新

【京都の桜2023】満開の御室桜は圧巻の美しさ「世界遺産 仁和寺」

今年の春はあっという間に桜が咲き、藤やツツジも続けて開花して、例年よりかなり早いペースです。京都の桜のフィナーレと言われる「御室桜」。今年も美しい姿を見せてくれました。満開の御室桜と境内の様子を紹介します。(4月上旬撮影)

賑わいが戻った満開の桜

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世界遺産 仁和寺の創建は888年。御室派の総本山です。春の仁和寺と言えば、「御室桜」。今年も美しく咲き誇りました。拝観当日に、公式で「満開」の発表がありました。満開の御室桜と境内の様子を紹介します。御室花まつりは5月7日までです。
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私が拝観した翌日の状況です。今年は観光客が増えているのか?二王門の外まで拝観受付に行列が出来ていました。大人気です。私は東門から入場したので、スムーズに入れました。しかしコロナ禍以前はこんなに門前まで混んでましたかね???
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勅使門と御室桜です。中門までは無料ゾーンで、こちらは無料で見る事ができます。美しい姿なうっとりです。
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中門で拝観券を見せて、入場します。中門そばにある御室桜園です。境内には200本の御室桜が植えられてぽおり、間近で花を楽しめるのも人気の一つです。
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桜の海に五重塔が浮かんでいるように見えます。今年から展望台が出来ていて、そちらからの景色です。
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展望台です。以前は土で、ちょっとした高台になっていましたが、展望台になったことで撮影や景色をより楽しめるようになりました。
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御室桜とは、白い花を咲かせる有明という遅咲きのサトザクラの品種。御室有明と呼ばれることも多いそうです。背丈が低いのが特徴の一つで、近年の調査で土壌が粘土質であり、土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせないことが要因の一つのようです。
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園内は一方通行なんですが、五重塔と御室桜の撮影スポットでは撮影されている方でプチ渋滞しています(笑)でもこの景色を見れば納得です。
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江戸時代より同じ場所で植わっていたそうです。いにしえに思いを馳せながら観桜するのも楽しいと思います。
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五重塔と枝垂れ桜、ミツバツツジの共演です。重厚な五重塔付近が春の楽園に。御室桜とは違ったカラフルな印象です。
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国宝の金堂です。仁和寺のご本尊が安置されています。御所の紫宸殿を移築したもので、現存する紫宸殿としては、最古のものだそうです。
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境内の金堂や五重塔周辺にはミツバツツジが点在しています。毎年御室桜と共に見頃を迎えるようで、濃いピンク色が華を添えています。
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緑の花を咲かせる珍しい桜「御衣黄」です。御室桜より少し遅く咲く印象です。この日はちらほらと花が咲き始めていました。仁和寺は、御衣黄を日本で初めて栽培された場所と伝わっています。
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まばゆい新緑です。仁和寺は紅葉の名所でもあるので、これから新緑も楽しめそうです。

今回は、仁和寺の御室桜と境内の様子を紹介しました。これからは新緑が、ますます美しくなりそうですので、近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

仁和寺 御室桜 on YouTube

満開の御室桜を存分に取り入れた動画となっています。御室桜を見逃した方、もう一度見たい方など、良かったらご覧ください(⌒∇⌒)

スポット情報

名称:真言宗御室派総本山 仁和寺
住所:京都市右京区御室大内33
拝観時間:9:00~17:30(最終受付17:00)
拝観料金:大人500円
関連ページ:http://www.ninnaji.jp
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