2020年3月17日 更新

【京都酒場めぐり】吉田類も大絶賛☆老舗居酒屋の代表格!最高のアテと日本酒そろう名店「神馬(しんめ)」

おおきに~豆はなどす☆今回は西陣界隈、上京区千本中立売にある、超有名老舗居酒屋。酒場放浪記でおなじみ、吉田類さんも大絶賛する名店。最高のアテと日本酒がそろう。

京都三大老舗居酒屋の一つとも言われる名店

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上京区、千本中立売界隈。この日友人に誘われ、この近くにある有名店で食事しようと現地集合。そして、まさかまさかの臨時休業。予約なしでも大丈夫大丈夫という、何の根拠もない友人説に不安を覚えつつ臨んだんですが、嫌な予感的中。

で、全く臨時休業を想定していなかった友人は、代案なくノープラン。ならば、この辺でそれに代わる名店と言えばココしかない!と久々にこちらへ。
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もう店構えからして、老舗の風格が漂っています。京都三大老舗居酒屋の一つ。じゃあ、あと2つはどこだ?と聞かれても、それはご想像にお任せします(笑)
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昭和9年創業。そして、酒場放浪記でもおなじみの、呑兵衛の神・吉田類さんも大絶賛のお店。間違いありません。
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おそらく、普段なら飛び込みで入店も至難だと思いますが、新型コロナウイルスの影響もあるのか、運よく入店。ほぼ満席に近い状態になってましたが。
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奥の予約席になってる様子でした。
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会計の木製レジスターも、ちょっと昭和レトロな雰囲気を演出。でも、これ自体はそんなに古いものではない、というご主人。以前うかがった時はもっと年配のご主人がここに座られてた記憶でしたが、3年前にお亡くなりになったそうで、現在は3代目のご主人が跡を継いで切り盛りされています。
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で、メニュー。もうさっきのことはすっかり忘れてしまうような、心躍るラインナップ。旬の魚介あれこれ。さらにホワイトボードにもオススメメニューが書かれていました。
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そして、お酒。私の記憶が正しければ、先代の時より種類が増えた印象。特にレモンサワーなどは、若い人向けに、と組み入れたそうです。他、日本酒も京都以外の酒蔵のものも充実。
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まずは瓶ビールを注文。すると、突き出し3種が登場。もうこれだけで、かなりのクオリティーの高さを感じるわけですが。左から、いかなごのくぎ煮、鯛子、もろこ煮、万願寺だと思いますが焼いたん。どれもお酒が進む逸品ぞろい。
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礼文産の生雲丹。色が濃い!
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さらに、磯の風味豊かな海苔で巻いて。かなり上質の雲丹です。ミョウバン臭一切なし。そして濃厚な旨味と後味の甘み。サイコー。
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友人チョイスの三重産クエの刺身。
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とてもキメの細かい、上品な肉質。熟成が効いているのか、白身の淡泊さはあるものの、ねっとりとした食感と美味しさ。
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季節モノ。飯蛸と筍の煮付け。
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穂先の一番美味しい部分をこんなにも大ぶりに。サクサクとした歯触りと、そこそこしっかり炊かれた味付け。木の芽も爽やかなアクセントに。
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飯、タマゴがぎっしり。噛みしめるとタコの旨味とタマゴのパラパラとした食感が面白い。
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淡路産、穴子の白焼き。
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ふわふわ食感で、口の中でとろけてすぐになくなる、後を引く美味しさ。
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デカい!三重産のカキフライ。ソースとタルタルの両刀で。
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大ぶりで食べ応えありあり。衣は細かく薄目であくまでも上品に、素材の味重視のカキフライ。
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ソース味であっさりと。日本酒にも合うカキフライです。
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そして、定番の合鴨ロース。
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完全に日本酒にスイッチ。友人チョイスの山口の銘酒・雁木の純米あらしぼり無濾過生原酒。
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栃木の知る人ぞ知る酒蔵・森戸酒造の十一正宗、地元限定酒米『純矢板』100%使用の純米酒。なんでもご主人がたまたま旅先で知り合った方が酒蔵の方だったとかで(笑)
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ここにきて、鯖きずし。確か、鯖は三重産。
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〆に京都の酒蔵・羽田酒造の純米北山の四季。

店内に古い市電とチンチン電車の白黒写真が飾られていて、当時の西陣界隈の様子をご主人に教わったりして、終始和やかな時間を過ごしました。臨時休業のお店の代わりがこんな名店で、しかもお酒もアテも絶品。もちろん大満足(笑)言わずもがな、超オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

神馬 への口コミ

詳細情報

店名:神馬
住所:京都市上京区千本通中立売上ル西側玉屋町38
電話番号:075-461-3635
営業時間:17:00~21:30 
定休日:日曜日
公式サイト:https://www.shinme-kyoto.jp/
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