2018年10月20日 更新

【そうだ京都行こう】今秋はココ!紅葉シーズン直前徹底解剖☆JR東海全面推しスポット「一休寺」

京田辺にあるとんちで有名な一休禅師ゆかりのお寺。今秋のJR東海『そうだ京都行こう』の全面推し紅葉スポットになった名所。過去の様子と共に、その魅力を徹底解剖。

今年の紅葉スポットの覇権はココ!一休寺☆

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たまたま東京へ行く途中の京都駅新幹線のりば。
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最近やたらネット上で、京田辺市にある一休寺の記事を見かけるなぁと思ったら、やはりそういうことだったか!と。

JR東海の『そうだ京都行こう』。
首都圏や中京圏から京都へ観光客を誘致するための観光名所を紹介するキャンペーン。

「そうだ 京都、行こう。」ナレーション撮り続けた長塚京三が25年目で卒業! JR東海『そうだ 京都、行こう。』CM

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その影響力たるや絶大で、超穴場だった地元民御用達の観光名所がキャンペーン効果で全国区レベルのスポットになることしばしば。

そして、今秋は一休寺に決定。当キョウトピでも何度か紹介してますが。うちのサイト監視して参考にしたんじゃないの?と勝手に妄想してるんですが(笑)

そんなわけで、以前何度か取材したこともある一休寺の魅力を紅葉シーズン直前に徹底解剖。

どこも画になる紅もみじ

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とんちでおなじみの一休禅師ゆかりの臨済宗大徳寺派のお寺。
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正応年間(1288 - 1293年)に南浦紹明が開いた妙勝寺が前身。元弘年間(1331 - 1334年)に兵火にあって衰退。のちに康正2年(1456年)に一休宗純が草庵を結んで中興し宗祖の遺風を慕い師恩に酬いる意味で酬恩庵と号した。一休寺は通称ということなんですね。
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2年前のものになりますが、今画像で見てもうっとり。参拝客が皆感嘆をもらすほどの赤色吐息な参道。
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宗純王廟(一休禅師の墓)。
門扉は閉ざされていますが、菊の紋スリット。現在墓所は宮内庁が御陵墓として管理。
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苔むす石段、足元には色とりどりのモミジが散りばめられていて、踏んでしまうのが惜しいくらい。
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一休禅師逝去の年に高弟墨済禅師に命じて作らせたもので、自身の頭髪と髭を植えたとされている一休禅師の木像が方丈中央にあるんですが、それを模した像が参道にも。

最近注目!お寺限定の発酵食品『一休寺納豆』

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境内、僧侶の居住の場であり時食を調える場・庫裏。
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あの有名なトラをここから出してくださいの!の屏風画も。もちろん本物じゃないです(笑)
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最近注目です。一休禅師が伝授した発酵食品『一休寺納豆』。味噌や醤油の原型ともなる『寺納豆』の一種で、ここでしか手に入らない貴重品。
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大徳寺の和尚となった一休禅師が約五百年前応仁の乱で飢えに困っていた人々に向けその作り方を伝授した大切な栄養源。

一休さんエピソードがわかる『一休とんちロード』

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近鉄・新田辺駅から一休寺に向かう途中にある一休とんちロード。
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一休寺へと続く道々。電柱にはいろんな一休禅師の逸話が紹介。これを見ながら一休寺の予習も(笑)

ふだん、ひっそりとした雰囲気が魅力の一休寺。京都市内の大型寺院にはない素晴らしさをご堪能あれ!

一休寺 へのツイート

詳細情報

住所:京都府京田辺市薪里ノ内102
電話番号:0774-62-0193
拝観時間:9:00〜17:00(宝物殿 9:30〜16:30)
拝観料:大人500円(中学生以上) 小人250円
関連サイト:http://www.ikkyuji.org/
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