2024年2月22日更新

【京都ランチ】市内数店舗ある京都を代表する石臼挽き国産手打ち蕎麦「蕎麦の実よしむら」

おおきに～豆はなどす☆今回は下京区烏丸五条にある、市内数店舗を展開する手打ち蕎麦の名店。それぞれの店舗で立地に合わせたメニューも展開。

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市内数店舗構える京都を代表する蕎麦の名店

下京区烏丸五条、地下鉄五条駅地上にある蕎麦の名店『蕎麦の実よしむら』。市内に数店舗支店を構え、本店はロケーションも抜群な嵐山にあり、そちらも行列必至の人気店。ですが、個人的には何度か訪れたことのある、ここが一番馴染み深いお店。

この日はランチ難民で周辺をウロウロしているうちに近くまでやってきて、すぐ入店できそうだったのでこちらへ。とはいえ、こちらのお店も昼のピーク時には行列しばしばの人気店。

こちらのお店はオフィス街にも近く、近くで働く方も利用されることからか、ちょっとお得な日替わりメニューがあります。

店内入ってすぐの場所にガラス張りの手打ち蕎麦厨房があり、この時2人蕎麦を打たれている最中でした。純国産の蕎麦を石臼挽きで製粉した手打ち蕎麦。

お店は京町家仕様の造りになっていて、わりと大箱店。2階に案内され、趣の違う落ち着いた雰囲気の客室がいくつかあり、そのうちのテーブル席へ。

お店も今では支店が5店あり、つい最近では京都大丸百貨店にも入店し、京都を代表する蕎麦店と言っても過言ではない名店です。

メニューは日替わり膳をはじめ、平日限定でドリンク付きなど、立地に合った内容になっています。

他にも、季節限定メニューやゆっくり蕎麦を楽しみたい方向けなもの、ヘルシーさを追求するものも。もちろん単品の蕎麦メニューもあります。

夜にはお酒を飲みながら楽しめる限定メニューもあります。そば屋の餃子がちょっと気になりました（笑）

今回は比較的リーズナブルな日替わり膳1570円を注文。

お膳には、半量ざるそば、半量かき揚げそば、小鉢は五目豆、本日のごはんは湯葉あんかけ丼、香の物は蕎麦麹漬けと昆布佃煮という内容。

この季節にお蕎麦屋さんに来ると、じつは温蕎麦を食べたいけど、蕎麦らしさを味わうなら冷蕎麦と思って温蕎麦をあきらめる、ということしばしばですが、これなら両方味わえて、ちょっとうれしかったり（笑）

まずはざるそばをそのままで。いいコシのあるシコシコ蕎麦。ふんわり蕎麦の風味も香ります。

蕎麦つゆにつけて。ツーンとよく効くいい山葵とバランスいい蕎麦つゆで、さらに蕎麦の風味が立ちます。

続いてかき揚げそば。同じ蕎麦でもざるそばとはまったく趣きが違い、柔らかめな歯触りの蕎麦。そして濃厚な出汁感のお汁。千切りにカットされたナス、カボチャ、エリンギなどの野菜のかき揚げが上品。それらがいい具合に蕎麦に絡み、温蕎麦も侮れない美味しさだな、と。

お茶碗一杯サイズの湯葉あんかけ丼も湯葉の風味が立つよう薄味に仕上げ、アクセントに蕎麦の実をあしらった蕎麦屋らしいミニ丼に。

五目豆もご飯が進むアイテム。他、香の物と丼との味のバランスもよし。

最後に半量ざるそばでも蕎麦湯が付きます。トロリと濃厚な蕎麦湯で、滋養にも良さそうな濃さ。あと、店員さんのキメ細やかな接客が印象的でした。誰もが気持ちよく食事できるような配慮を随所で感じました。

そして余談ですが、トイレの手洗いシンクがお蕎麦屋さんらしく石造りで面白い趣向（笑）

ワールドワイドにSOBAは人気のようで、この時も外国人観光客らしき方も見かけ、安定の美味しさでメニューも豊富でサーヴィスも良し。押しも押されもせぬ蕎麦の名店ですね。ヨ～イヤサ～♪

詳細情報

名称：蕎麦の実よしむら
場所：京都市下京区松屋町４２０
電話：075‐353-0114
営業時間：ランチ：11:00～16:00（14:30～は単品そばの限定メニュー）
　スイーツカフェ：14:30～16:00（sonoqa そばの実スイーツ）
ディナー（そば居酒屋）：17:00～21:00（L.O）（21:30閉店）
定休日：年中無休（大晦日ランチ：～15:30　ディナー：16:30～21:00、元旦12:00～　ディナー：～19:00（L.O）（19:30閉店））
公式サイト：https://www.yoshimura-gr.com/sobanomi/