2023年8月1日 更新

【京都】繁華街近くのにぎやかなで使いやすいフレンチバル「トレイントレイン」

御幸町六角上ル。若者が集まる繁華街も近く、賑やかな場所にあるフレンチバル「トレイントレイン」なり。バルというにはお料理は超しっかり。

御幸町六角で評判のフレンチバル

 (247417)

「お若い人が集まる居酒屋・バル」を研究中なのだ!と書いたのですが、今回もそういうカテゴリーのフレンチバル的なお店に訪問。が、当初の想像より、バルというにはお料理は超しっかりしていて、予想よりも断然良かったので、気合を入れてご紹介。

やってきた御幸町六角上ル。若者が集まる繁華街も近く、賑やかな場所にあるレストラン「トレイントレイン」。我々、昭和者なら、店名から想像するのはTHE BLUE HEARTSが1988年リリースしたヒット曲。後程店長さんに伺ったところ、そちらから店名を貰ったのではなくて前職のお店が電車関係だったから、だそうです。2022年2月オープンのまだまだニューカマー!なのだ。
 (247418)

お店の外には小さな看板兼用のメニュー表示が。表示されているメニューから、これは酒場なんだろうなあ?と言うチョイスなのですが、なんだかお洒落ですな。店内に。
 (247419)

テーブル席に案内頂く。ワイングラスが飾られたラックに向かうカウンターが4席、 4人テーブル席×3、2人テーブル席×2、合計20席。客層はもっとお若いのでは?と想像していたのですが、今日はアダルトな感じで、あっという間に席が埋まりました。
 (247420)

メニューを検討する前に、トリビー!¥650をお願いし、さぁ、今日は何を食べようかと言うことに。
 (247421)

黒板メニューがなんだか悩み甲斐のある構成。フレンチをメインに据えつつも、イタリアンや洋食的なモノまで色々と豊富なのが楽しい。メニューは季節の食材により結構頻繁に入れ替えておられる模様ですな。前菜は盛り合わせでもらうとして、メインは仔羊が良いなあと意見一致し、それに合わせて4皿ほど注文。お腹具合で後で〆をお願いしようということに。
 (247422)

カウンター前のグラスを置いてあるラックがパーテーション代わりになっていてお洒落。店内を見渡しつつお料理を待つのですが、一皿目でいきなりこのお店が好きになるわけで。
 (247423)

前菜は盛り合わせではなくて5種でお願いすると小皿で分けて出してくれる方式。種類が豊富なので、注文時にリクエストも聞いてもらえます。まずは野菜系の4皿で、にんじんしりしり、ゴーヤとセセリのカレーマヨ、紫キャベツ、焼きパプリカという布陣。
 (247424)

これだけ5皿に加えてもらうようお願いした鶏レバーのムース。滑らか且つフワフワの食感で美味しいのだ。
 (247425)

はじめはグラスにしようと白のしっかり目とスッキリ目を見せて貰う。私は左端の仏アルザスの白で若干にごり系、Yannick Meckert A Lombre des Jeunes Vignes en Fleurs NVを。相方は右端のドイツのリースリング、Weltachs Rieslingをチョイス。
 (247426)

前菜は小皿に取り分け、ワシワシと頂くのですが間違いなく、きりっと冷えた白ワインが欲しくなる感じですな。味付けがしっかりしていてアルコールを誘うメリハリのあるお味。特にゴーヤとセセリのカレーマヨは自宅でもやろう!と思った一品。
 (247427)

私がグラス注文した時に抜栓してもらった&美味しかったので、このままボトルで頂こう!ということに。 オーセロワ、ミュスカ主体のビオですが、我々好みでニッコリ!でした。ボトル¥6000にしてもらったのでかなり勉強頂いたような。
 (247428)

お次も面白いメニューで、「イカのビックカツ」¥1200なり。厚さ15mmぐらいある肉厚なもので、洋食屋さんメニューなのですが、これまた美味しい。ウスターソースに自家製の出汁を加えたお好み焼きソースっぽいソースとタルタルソースを合わせると無敵ですな。これまた先ほどのワインが良い感じで合うのだ。
 (247429)

で、更にこれもいいなあ~と思った「カンパチのたたき 玉スラ」¥1250なり。程よく皮側に火をいれたカンパチがトロケル食感で、新タマネギのスライスとこれまた良く合うのだ。かなり和食寄りの味付けなのですが、これも白ワインにピッタリであろうかと。

で、お次のお料理がメインの羊なのですが、〆に白ワインを合わせたいものを注文しよう!ということで、赤もグラスで貰うことにするのですな。
 (247430)

軽めの赤をお願いしたら、この2種を出して貰いました。右手は伊ロマーニャの「Umberto Cesari Moma Rosso」を、私は仏ランドック「Terra D'Eole Cotes Du Roussillon」を。グラスワインは¥1000~¥1200ぐらいの価格帯です。
 (247431)

で、メインの羊がババーン。一本単位で注文できるのが良いですな、¥2900で2本なり。添えてある赤いペーストはなんと「かんずり」なのが面白い。新潟県産の唐辛子発酵調味料(柚子胡椒のような)なのですが、確かに羊に添えるとイイ感じ。イヤー最後まで大充実。

とはいえ、〆に炭水化物をもう少し!ということで、これを注文。
 (247432)

イカ墨リゾットは¥1200!と言うお手頃価格。それと、イカ墨に上にのっかっている香草(ディル、イタリアンパセリ)が良く合うという発見。程よい旨味、芯が残るほどではないが固さが残る米の茹で加減、概ね文句無し。(もっと固くても全然OK!なのですが)

以上、ハイボール1に生ビール1、白ワイングラス1、白ボトル1に赤グラス2と結構しっかり呑んで、大大大大満足なディナーになりました。〆て¥18000チョイだったと記憶。うち、酒代が半分以上(滝汗)でしたので、ま、この内容なので納得ですな。

数人の気の合う仲間とワインでやるには非常に良さそうな一軒。ま、お料理はどれも外れないので、こういう傾向のものがお好きな方に。ランチもお得らしいので間違いなく、また来ると思います!ご馳走様。

店舗情報

トレイントレイン
住所:京都市中京区海老屋町327
営業時間:
[火~土] 11:30〜15:30 / 17:30~23:30
[日] 12:00〜17:00
定休日:月曜日
TEL:070-8940-6970
https://www.instagram.com/train_train_kyoto/?hl=ja
20 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スイカ小太郎。 スイカ小太郎。