2024年2月17日 更新

花手水で有名な『柳谷観音』で桃の節句花~ひな人形七段飾り~

花手水で有名な長岡京市の柳谷観音(楊谷寺)で、ひな人形の七段飾りがお目見えしたと聞いたので行ってきました。その様子をご報告いたします。

柳谷観音で「桃の節句花」を鑑賞

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柳谷観音の「ひな人形七段飾り」は聞きしに勝る、見事なひな飾りでした。
「お雛様」と「お内裏様」はもちろん、「三人官女」「五人囃子」「随身(右大臣・左大臣)」「仕丁」と15人が勢揃いです。
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因みに、全国的には「女雛は向かって右側」「男雛は向かって左側」が一般的らしいのですが、京都と、その近隣の地域では「女雛が左、男雛が右」とすることが多いそうです。
柳谷観音も「女雛が左」ですが、どちらが正しいといった決まりはなく、飾り付けされる方の風習やお考えに合わせて好きなように並べることが最良とのことでした。
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柳谷観音の「ひな飾り」が凄いのは、飾り棚もさることながら、飾り棚のある広間の大きさです。
あまりに広々としているので、大きなひな飾りが小さく見えてしまう程です。
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広間からは庭園をゆっくりと眺めることができます。
ひな飾りと庭園の両方を満喫できる「くつろぎのひと時」はなんとも贅沢で、しばらくここを動きたくなくなってしまいます。

「ハート」が愛らしい「バレンタイの花手水」

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「花手水」は今ではすっかり全国的に有名ですが、その発祥地は柳谷観音であることは自他ともに認められている事実です。
そんな花手水発祥の地である柳谷観音では、さすがの花手水がお出迎えをしてくれました。
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手水舎も一面がお花で飾られていて、ギフトを模してピンクのリボンがかけられていました。
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境内にいくつかある手水鉢も美しく飾られていて、その全てが愛らしい芸術作品となっていました。

「ひな飾り」は桃の節句まで、ハートが愛らしいバレンタイの花手水は2月いっぱい楽しめるとのことなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報

<柳谷観音(楊谷寺)>
 ◇開門時間
  9時〜17時(16時30分)
 ◇拝観料
  500円(ウイーク期間中:700円)
  ※高校生以下無料

アクセス

<柳谷観音(楊谷寺)>
 ◇所在地
  京都府長岡京市浄土谷堂の谷2
  tel:075-956-0017
  fax:075-957-0615
 ◇シャトルバス
  柳谷観音と以下の2駅を結ぶシャトルバスが毎月縁日(17日)のみ運行
  ・阪急西山天王山駅
  ・JR長岡京駅
 ◇駐車場
  ・山門前駐車場:32台(最初の60分500円、以降60分毎200円)
  ・第1駐車場:22台(最初の60分500円、以降60分毎200円)
  ・第2駐車場:約30台
  ・第3駐車場:約15台
  ・第4駐車場:約50台
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