2024年3月19日更新

【京都ランチ】関西エリアの元祖町中華チェーン！焼き餃子パイオニア☆三条大橋「珉珉」

おおきに～豆はなどす☆今回は中京区三条大橋西詰、鴨川沿いの好立地にある老舗中華チェーン。焼き餃子のパイオニア的存在として知られる名店にお邪魔しました。

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三条大橋のランドマークとも言える餃子の老舗中華チェーン

中京区三条大橋西詰。この日は登山帰り。ランチタイムはどこのお店もほぼ終了し、どこか通し営業しているお店で昼食にありつければ、と彷徨うランチ難民状態（笑）

今年は桜の開花シーズンが早めなのか、弥次喜多像前の河津桜が満開。それを多くの方が撮影されていました。そして皆春の陽気に誘われて、鴨川沿いカップルの等間隔具合もかなり接近気味。

そんな鴨川沿いの、恐らくここなら通し営業しているだろう、とやってきた、関西町中華チェーンの元祖とも言うべき、老舗中華『珉珉（ミンミン）』三条店。

私の青春時代にはすでに存在した古いお店。調べてみるとこの三条店で創業1966年（驚）

困ったときの食事避難場所的存在のお店で、意識するしないにかかわらず、ずっとこの場所にある公共施設のような存在（笑）

この時、すでに15時前だったので、すんなり入店。客席は１、２階とあり、鴨川も望める何気に好立地なお店。

さっそくメニュー。
ランチのつもりでやってきましたが、この日は休日ということでご飯とセットになったランチメニューめいたものはなく、単品での注文のみとのこと。その代わりに、こんなビールセットメニューあり。ならば、と振り切って昼呑みすることに（笑）

他にもお酒は各種あり、瓶ビールも通称・赤星（サッポロラガービール）完備。

単品メニューも、こうしてみると多彩にあります。看板メニューの餃子を筆頭に、前菜からスープ、炒め物、揚げ物、麺類、ご飯ものまで。

改めて珉珉の歴史をたどると、昭和28年に大阪千日前に１号店をオープンし、当時『焼き餃子』を提供するお店自体なく、恐らくそのパイオニアがここ珉珉。今でこそ京都発祥『餃子の王将』が全国的にも知られていますが、私の記憶が確かなら、かつて先に餃子の名店としての知名度が高かったのは珉珉だったと。

現在では関西圏のみならず、東京にも支店があり、今年で創業70年超の老舗中華チェーン。町中華の源流といっても過言ではないお店でもあります。

今回はビールセットをそれぞれ注文し、１人前ずつ餃子、プラス蒸し鶏の四川ソースがけ、五目焼きそば。そして追加で、オススメの特製焼き豚を注文。

まずはお疲れビールでカンパーイ！この一杯のために生きている状態（笑）

餃子以外の料理も、注文してから比較的すぐに出てきました。

まずは特製焼き豚。焼き豚と言いつつ、東坡肉（トンポーロー）のような口の中でとろける柔らかさで絶品。タレの醤油の甘辛さ、そして辛子を付けるとさらにビールのお供にピッタリ。

五目焼きそば。もやしを中心とした野菜と卵たっぷりで、麺との同化具合もいい感じ。味付けはソース味ではなく台湾風焼きそばに近い、私好みの味わい。これも野菜たっぷりで罪悪感なく、モリモリと食べられる美味しさ。

蒸し鶏には白ネギたっぷりの四川ソースとスパイス感。ラー油のほんのりとした辛味もちょうどよく、こちらもビールのアテに最適。

そうしているうちに、真打ちの珉珉餃子登場。

すぐさま生ビールが尽き、赤星にチェンジして餃子とともに。

珉珉の餃子の特徴として、皮の薄さと口解けの良さ。具材の軽やかさ。何個でも食べられるヘルシーさもあり、焼き餃子のパイオニアらしい、長年愛され続けてきたロングセラー餃子然とした美味しさ。そういえば、うちの父が祇園で飲んだ帰りに、お土産として餃子を買ってきてくれてたな、という思い出の味でもあり（笑）

昔から地元に寄りそう町中華チェーンで、この日も15時過ぎというイレギュラーな時間帯でも次々とお客が来店し、その空腹の受け皿になっていました。鴨川沿いで過ごしていて、ランチ難民になってしまった人には特にオススメです（笑）ヨ～イヤサ～♪