2024年2月15日 更新

【京都】ガッツリイタリアン好きにオススメしたい伏見の新店「トラットリア ラ ブッファータ」

伏見区 京阪六地蔵駅から徒歩10分ほど、実力派のイタリア料理店「トラットリア ラ ブッファータ」がオープンなり。店名は伊語で「暴飲暴食」という意味で、その期待通りのお料理が登場。

再開発がすすむ六地蔵に新店イタリアン

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近場で面白そうなお店を回ろうという作戦で、今夜のディナーにチョイスしたのが、JR六地蔵駅近く、奈良街道からチョイ入ったところに開店されたイタリアン。
お店の名前は、「TRATTORIA L'abbuffata」(トラットリア ラ・ブッファータ)。2月1日オープンしたばかりなのですが、FBでフォローしているインヴィートのシェフや、Twitterでマークしている食い意地系の方々が紹介されているのに気が付いて、前々日予約で席を押さえたわけで。

久々に降り立った京阪六地蔵駅から歩いて10分弱ほど。しかし、六地蔵周辺はマンション建設ラッシュで来るたびにこんな建物あったっけ?とビックリなのですが、我々的には「うなぎのしお冨」の前を通り、現地系中華軽食店「宏鑫 拉麺」のすぐそばという立地。店内に。
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18:00予約だったのですが、勢い良すぎで15分ほど前に到着。我々が今日1組目でした。店内には新装開店祝いのお花やお酒がずらっと置いてあり、シェフは京都イタリアン界で色々ネットワークをお持ちの様だなあ!と想像できるわけで。

キッチン前にカウンター席が4卓、4人テーブルが5 卓?ほどという超ゆったり空間。とりあえず一杯目のお酒をチョイスしようと・・・
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お酒メニューを確認するのですが、とりあえず2人とも生ビールを頂きたい気分。その後、ワインに移行しようということにして・・・
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「ハートランド生」¥600を注文し、それを呑みつつお料理を検討することに・・
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お料理はお一人でやられているのですが、これぐらいの密度感のメニューがスタンバっているわけで。超悩みそうなので、前菜盛り合わせだけ先にお願いし、「メインを先に出して貰って、後のお腹具合でパスタ追加可能ですかね?」と確認してOK!を頂いて、更にあれにしよう!これが喰いたい!と激論が交わされる我がテーブルなのだ。
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で、まずは「前菜盛り合わせ」¥1700×2人前が登場。いやー、しっかり盛り込みが嬉しいですなあ。ゼロ時の方向から茹でたロマネスコ、自家製コッパロマーナ(豚の煮凝り的な)で上に乗っかっているのは茹で玉子とブロッコリーのサラダ的な。自家製白金豚の肉厚プロシュートコット、鶏白肝のパテ、金時人参ピクルス、揚げ蓮根、紫キャベツラペ、白菜をトマト味でくたっと炊いたものなどなど!のてんこ盛り状態。後、何種類か見落としている!と思います。。。
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小皿に分けたら乗り切らない!という。特に旨いなあ!と思ったのは肉厚で存在感抜群の自家製プロシュートコット、口に入れると速やかに溶けるコッパロマーナ。それになぜか昆布出汁のような旨味がする金時人参ピクルスなど! 更にまるでバターのような柔らかさの鶏白肝のパテを、非常に保水量が高い超むちむち!自家製フォカッチャに乗せると、これがまあエグ美味いわけで。

これは絶対にワインだよ!と思うのですが、ボトルは冷蔵庫にあるのでお好きなモノを選んでいただいてよいですよ~!ということで・・
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覗きに行くわけで。結構幅広く色々とスタンバイしております。¥4000ぐらいから、高いので¥7000までぐらいですかね。ハウスワインなら1リットル¥4500!というお手軽価格で出しておられるのですが、ちょっと呑んだことが無いようなのを見つけたので・・・
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ボトルについていたシェフの手書きラベルに「前菜からメインまで一本ならこれを選びます!私なら」と書いてあり、速攻でこれ!と決めた山梨はシャトーメルシャン謹製「シャトーメルシャン 藍茜(あいあかね)」¥5700なり。重すぎず、軽すぎず。いやーバランス良好で呑みやすいですな。本当に美味しい日本ワインが増えました。
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二品目は「白金豚サルシッチャのソテー」¥2000なり。デッカイ自家製ソーセージなのですが・・・
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非常にジューシー&肉ぶりぶり食感で、完熟レモンを絞って頂くと至福!ですな。先のフォカッチャに乗っけても旨し!
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三品目はメイン料理から豚づくしで「白金豚骨付きロースのグリル」なり。¥1200/100gで300gから!というしっかり量で提供。お店の名前のL'abbuffata(ラ ブッファータ)とは、イタリア語で「暴飲暴食!」という意味だそうなのですが、面目躍如のてんこ盛り。
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脂の質が非常にさらっさらで口の中の温度でも速やかに溶ける感じで、ボリュームはしっかりあるのですが、全然サクサクと軽やかに頂ける豚でした。ふわんとハーブが香り、味付けも塩と胡椒とレモン、以上!というような潔さ。素材が良いのでこういうシンプルな調理が良いですなあ。 
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こういう肉料理でナイフが切れないと超イライラする派で、他店でメンテされていない蝉マークのカトラリーで「ムキー!」となっているのですが、こちらのナイフは超切れ味良好で気持ちよくお肉が頂けるわけで。
調べますと、スイスのナイフメーカーVICTORINOXの「トマトベジタブルナイフ」でした。柔らかいトマトを薄切りできるということですな。お値段も手頃なので自宅でも導入したくなった逸品。

で、まだパスタ1皿なら断然大丈夫!ということで、超悩んで、追加をお願いしました。
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「ポルペッティのトマトソース ルパン風」¥2200なり。ポルペッティとは伊太利の肉団子。ミニハンバーグサイズぐらいのが2個ババーンと乗っている存在感抜群な一品。ルパン風とは多分、カリオストロ方面からのネーミングだと思われる(滝汗)のですが、ま、期待を裏切らないわけで。シェフは我々と同年代だよなあ!と思いつつ。
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小分けにした図。しっかりと濃ゆい、パスタにしっかり絡むトマトソースなのですが、ソースに茹で白えんどう豆を少量忍ばせてあるのがトロミの秘密。太目で芯が程よく残ったアルデンテパスタに、これがまたピタリとマッチ。フォカッチャでソース一滴残らず頂きました。イヤー大充実。

普段なら、これぐらいの量で大大大満足!もう帰ろう!となるのが最近のパターンなのですが・・・・
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目の前に、色々と甘いものがスタンバっている冷蔵庫に目が釘付けなわけで。しかし、1人でなんだか超作り込まれていますなあ。前菜盛り合わせ用の野菜類も色々と。(お持ち帰りも可能な模様・・・)
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概ね、このようなものがスタンバっているのですが、メニューに書いていないものもありそうなので、注文前に聞いたほうが更に幸せになれそうです。
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で、少々悩んで私は「ボネ」、相方はメニューには無かった「いちじくのパンプディング」、各¥700で大充実〆!最近寄る年波で「暴飲暴食」する前に潰れるパターンなのですが(汗)、我々的にはこれで大大大満足!というしっかり量。〆て、ほぼ¥20000!という大納得価格でした。イヤー喰った喰った。

地下鉄、JR、京阪とも駅近で周辺住民でなくても来やすい場所。ガッツリイタリアンが好きな、胃袋に自信のある方にオススメしたい一軒でした。多分、またお邪魔すると思います~。御馳走様でした。

店舗情報

店名:TRATTORIA L’abbuffata (トラットリア ラ ブッファータ)
住所:京都府宇治市六地蔵町並39-21
営業時間:11:30~15:00 / 17:30~21:30 
定休日:火曜日+月曜日、水曜日、木曜日の夜営業
TEL:0774-34-1410
https://www.instagram.com/trattoria__labbuffata/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。