2016年3月23日 更新

ビジネス街のど真ん中。隠れ家で創作串揚げをコースで「串たなか」(四条烏丸)

ビジネス街のど真ん中、が非常に隠れ家的な雰囲気の「串たなか」。

串揚げというと、1本¥70からの超庶民的なものから、大阪ではミシュラン星付き店までが含まれる非常に価格範囲が広いジャンル。ちなみに「串たなか」はミシュランのビブグルマン店。
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錦小路通烏丸を西に50m、ろおじに入って北に30mというところ。注意しないと見逃してしまうこと必至!
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1Fがキッチンを囲んだコ字型カウンターで全12席、2Fは個室で10席だそうな。

外に掲げてあった説明書。「串揚げ一方通行」とは、20種類のお任せの串揚げがストップするまで順番に出てきますよ、ということ。海老だけ3つ食べたい!などのわがままはNGなのだ。一通り食べて¥3800(税別)なり。
尚、写真右手に飾ってあるご主人キャラ人形は、瓜二つなほどそっくりです。いや、びっくり。

串揚げ一方通行

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黒基調の落ち着いたインテリア。油臭さ無しなお洒落な空間。なかなか大人向けですな。塩にポン酢、ちょっとシャバ系なマヨネーズ、ソースがスタンばっている。
トマトのマリネ、それにスティックサラダにキャベツもスタンバイ。あとはご主人が次々に揚げてくれるので、ニコニコと頂く趣向~。
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まずは1番目「揚げ餅」からスタートなり。尚、絵柄的には非常に面白みがないので(汗)、あーこれは良かった!というのを数点ご紹介。
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「揚げ餅」→「牛肉」→「三つ葉」(軸を束ねて揚げたもの。これもなかなか乙な味)→「豚とネギ(期待通り!なベタなお味だが美味しい)」→「マッシュルーム(仕上げのバターソースが泣ける)」→ときて、6番目がこの「ホタルイカ」なり。
これはパン粉ではなく、フリット的な衣。ぶわっと攻めてくる海の香り~、的な。
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7番目が前半メインの海老。海老ぶりぶりんで微細パン粉でさっくり揚がった衣が非常にナイス。
揚げ物を食べると脂っぽさを野菜でリセットしたくなるのだが、スティックサラダを平らげるたびに追加してくれるので、都合3回お代わりしてしまいました。。汗。

まだまだ折り返し地点

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更に「マイタケ」が来て9番目のチーズ。カマンベールなのかむっちりした食感に、ブルーベリージャムがなんだかいい仕事をしているのだ。
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「カボチャコロッケ」→「パン」→「ツブ貝(これもバターソースが泣ける)」ときて、13番目が「こんにゃくと大根のおでん」で、ダシを吸ったこんにゃくを揚げるとこうなるのか~という発見のあるお味。
写真は14番目の「牡蠣」の後で「うずら玉子」なり。中は半熟でとろーんと。
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柚子味噌のかかった「生麩」ときて、17番目のアスパラ。
肉巻きなどしていない直球一本勝負的な。ほくほく。で、生姜が効いた「鯵」ミンチ団子に、「貝柱」、20番目がほんわりアップルパイ的な「リンゴ」で〆。

いやー食べに食べたり20本!

が、サイズも全体的に小ぶりで、脂がしつこくないので女性でもすんなり頂けてしまうのだ。
素材感重視の定番的なものが多いので、20本で¥3800と非常にリーズナブル。全然納得ですな。
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〆は自家製シャーベット。イチゴに生姜を合わせてあって、独特のさっぱり感。いやー、隅々まで色々工夫が見えて楽しいのだ。

こういう串揚げ店とするとリーズナブルな部類。デートにも全然使えそうな洒落た感じで、気に入りました。
御馳走さまでした、また機会を狙ってきます!

串たなかの感想

串たなか 店舗情報

店舗名:串たなか

住所:京都市中京区錦小路通烏丸西入ル下ル占出山町310-10

電話番号:075-222-0054

営業時間:17:30~22:30 (LO22:00)
1Fカウンター席は2部制:
1部:開店~20:00/2部:20:00~閉店まで

定休日:月曜日・火曜日
店舗HP: http://kushitanaka.com/
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スイカ小太郎。 スイカ小太郎。