2023年6月24日 更新

【2023京都夏越の祓】『茅の輪くぐり』早くも!猪手水に紫陽花☆足腰の神様「護王神社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区御所西、蛤御門前に足腰の神様として知られる通称「いのしし神社」。夏越の祓・茅の輪くぐりも実施中。

夏越の祓『茅の輪くぐり』☆御所西にある足腰の守護神

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上京区御所西。丸太町から烏丸通り上がる蛤御門前(はまぐりごもんまえ)。たまたま買い物途中に通りかかると、夏越の祓の『茅の輪くぐり』がすでに始まっていることを知り、立ち寄ってみました。
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『夏越の祓(なごしのはらえ)』とは、正月から六月までの半年間の汚れを祓い清め、残り後半の無病息災を祈願する神事。その際、多くの神社で茅の輪が設置され、それをくぐり厄除け祈願するのが『茅の輪くぐり』。茅の輪の起源は故事に基づき、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)の茅の輪を腰につけると疫病から免れるという教えから、それを実行したところ願いが叶ったという。
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そして、この時手水舎には青の鮮やかな紫陽花で彩られていました。
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そして、こちらがその茅の輪くぐり。
神社によってもそのやり方が多少違ったりしますが、「水無月の夏越祓する人は、千歳の命延ぶというなり」と心で称え、茅の輪を八の字にくぐりながら無病息災を祈願します。
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拝殿にはこの季節らしい花も活けられ、『夏越の祓ちのわくぐり』との提灯も下げられています。なかなかのインパクト(笑)
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本殿には和気清麻呂と姉の和気広虫が主祭神として祀られています。

もとは洛西の高雄山神護寺の境内に和気清麻呂公の霊社として祀られ、古くから「護法善神」と称された神社。正確な創建年は不明とのこと。清麻呂公が、道鏡事件で大隅国(今の鹿児島県)へ流される際、足萎えで立つこともできない状態だったところへ、どこからともなく現れた300頭ものイノシシが道中を案内したことで、不思議と立って歩けるようになったという故事に因み、足腰の守護神と仰がれるようになった神社。
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なので、神社の至る所にイノシシがいます。

通常の足腰祈願とともに、残り半年の厄除け祈願をさせていただきました。なお、夏越大祓の神事は6月30日午後3時から執り行われますが、茅の輪くぐりは7月2日まで。この機会にぜひご参拝ください。

詳細情報

名称:護王神社
場所:京都府京都市上京区 烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
電話番号:075-441-5458
参拝時間:午前6時〜午後9時
ご祈祷・授与所受付時間:午前9時〜午後5時
関連サイト:http://www.gooujinja.or.jp/
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