12月13日から縁起物『大福梅』授与開始☆
毎年12月13日から授与が始まる『大福梅』をいただこうとやってきました。
『大福梅』とは、毎年12月の事始めに授与される縁起物の梅干。境内の梅苑で採取された梅を、真夏の暑い盛り、こんな具合に土用干しし、カラカラになるまで乾燥させたものを授与されます。
ちょっと紅葉需要も落ち着き、観光客も一時よりは少なくなった様子。それでも、けっこうな数の参拝客ですが。
楼門にはすでに新年の装いで、来年の干支である辰が描かれた大絵馬。わりと優しいタッチで描かれた龍ですね。
そして天神さんの名物になっている花手水。艶やかなお色目ですね。今回も錦市場『花つね』のご奉仕。毎回季節ごとにお花が変わるのを楽しみにしています。
楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られています。
この日は例年のこの時期にしては暖かい日で、年によってはすでに早咲きの紅梅が開花してたりして今年はどうかと周囲を探しましたが、さすがにまだでした(笑)
この日は例年のこの時期にしては暖かい日で、年によってはすでに早咲きの紅梅が開花してたりして今年はどうかと周囲を探しましたが、さすがにまだでした(笑)
そして菅原道真公を祀る本殿。
この日は修学旅行生が多く、こんな時期に修学旅行なのか!と。受験祈願にはまだ早いとは思いますが、それでも学問の神様にお願いすることはたくさんあると思います(笑)
この日は修学旅行生が多く、こんな時期に修学旅行なのか!と。受験祈願にはまだ早いとは思いますが、それでも学問の神様にお願いすることはたくさんあると思います(笑)
そして、授与所にてお目当ての大福梅を。事前申し込みをすれば、地方発送もしてくれる様子です。
そして、今年も親戚分も合わせて、いただきました。
大福梅はお正月の朝、お茶、または白湯にこれを入れて飲むと一年間無病息災で幸福に過ごせるという縁起物の梅干。毎年人気で、終い天神のころにはなくなっていることもあったり。なので、早めに授与されることをオススメします。
大福梅はお正月の朝、お茶、または白湯にこれを入れて飲むと一年間無病息災で幸福に過ごせるという縁起物の梅干。毎年人気で、終い天神のころにはなくなっていることもあったり。なので、早めに授与されることをオススメします。
そして、境内の東側にある銘菓『長五郎餅』。この日は大福梅の授与期間ということで、販売されていました。
1587(天正15)年豊臣秀吉主催の北野大茶会で、初代河内屋長五郎が献上した餡入りの餅を秀吉がたいそう気に入り、「長五郎餅」と名乗ることを許された由緒ある銘菓。以後400年の歴史を誇る北野天満宮の名物菓子。
1587(天正15)年豊臣秀吉主催の北野大茶会で、初代河内屋長五郎が献上した餡入りの餅を秀吉がたいそう気に入り、「長五郎餅」と名乗ることを許された由緒ある銘菓。以後400年の歴史を誇る北野天満宮の名物菓子。
境内周辺、まだ少し名残りの紅葉も。
今年は例年に比べ12月にしては暖かい日が続く京都ですが、境内はすっかり師走の雰囲気でした。
今年は例年に比べ12月にしては暖かい日が続く京都ですが、境内はすっかり師走の雰囲気でした。
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。