【京都ラーメン】豚骨醤油の昭和レトロな一杯!地元で愛される西大路の人気店「天龍」

西大路駅北側に佇む老舗ラーメン店「天龍」。昭和の空気をそのまま残す店内で、地元の常連に長年親しまれてきた一杯と唐揚げを楽しめます。

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西大路で愛される西大路の人気店

下京区・西大路エリア、西大路駅の北側、西大路八条にあるラーメン店「天龍(てんりゅう)」。

昭和の時代から続く、地元に根付いたラーメン店です。店舗横には駐車場もあり、お昼どきには地元の方や近隣で働く方々でにぎわいます。

じつは駐車場も3台分ん用意されています。

店内は“昭和レトロ”そのもので落ち着いた雰囲気。カウンター席とテーブル席があり、席数は20ほど。年配のご夫婦が切り盛りされ、寡黙な店主が黙々とラーメンを作る姿も印象的です。

メニューは壁に掲示。豚骨醤油ラーメンのほか、特選しょうゆ、味噌、博多風などがあり、唐揚げも名物です。
ランチタイムは「ラーメン+唐揚げ2個+ごはん+香の物」で1,000円というお得なセットが人気。
この他、アギや揚げ餃子、串カツなどもあり、ちょっと一杯なんて使い方もできます。

今回はこのラーメンセットをいただきました。今のご時世、この内容で1,000円はかなり魅力的ではないでしょうか。

京都ラーメンの王道の豚骨醤油。背脂が溶け込んだスープに、チャーシュー・ねぎ・メンマ・もやしといった定番具材がのります。

まずはスープ。見た目は濃厚そうですが、すこりとろみがあり、まろやか。コクがありながらも後味はすっきり。ほんのり酸味も感じられる、バランスのいい仕上がりです。

麺はストレートの中細麺で、やや柔らかめ。スープとの相性もよく、ズルズルと箸がすすみます。

チャーシューは厚めにカットされていて、脂身はとろとろに煮込まれ、全体的にやわらかな食感。ごはんにのせて食べたくなる美味しさです。

真新しさはありませんが、馴染み深い、本能的に美味しいなって思える一杯です。
真新しさはありませんが、“本能的に美味しい”と感じる一杯。

そして名物の唐揚げも秀逸。衣は薄めでカリッと揚がり、鶏の旨みがぎゅっと詰まっています。やや強めの味付けで、ごはんにもお酒にもぴったり。
これはハマる味ですね。単品の骨付き唐揚げも人気とのことなので、次回はそちらを試したいところです。

卓上には人気の辛味噌も。まろやかなスープに加えると、さらに立体的な美味しさになります。

今では珍しく卓上に灰皿が置かれているのも、“昭和のラーメン店”らしいところ。懐かしい空気感とともに味わえる一軒です。

店舗情報

店名:天龍
住所:京都市下京区西大路八条下東側
営業時間:11:30〜13:45 / 17:30〜22:30
定休日:木曜・日曜