【京都カフェ】昨年オープン☆『鹹豆漿』もある台湾茶専門店「福到FUDAO」

おおきに~豆はなどす☆今回は左京区元田中に2020年にオープンした台湾茶専門カフェ。台湾茶の豊富な品揃えはもちろん、台湾名物『鹹豆漿(シェントウジャン)』もあり。

目次

2020年にオープンした台湾茶専門カフェ

左京区元田中、出町柳駅からスグ。賀茂大橋から今出川通り東へ進み、住宅街に抜ける道を上がった場所。古い町家リノベーションのような佇まいの一軒家。そこに赤い提灯がいくつもぶら下がっているのが印象的。

こちらは昨年8月にオープンした台湾茶専門カフェ「福到FUDAO」

じつは個人的に台湾料理に興味があり、中でも台湾の朝食メニューの定番『鹹豆漿(シェントウジャン)』を提供しているお店をネットで探していて、こちらを発見。今まで旅行で台湾へは行ったことがありましたが、これに関しては食べたことがなかったので、どんなものかと思っていて。ランチ時にお邪魔しました。

店内はウナギの寝床式の奥行ある間取りで、割とシンプルな空間。フローリングの床にテーブル配置。天然木材を活かしたようなナチュラルな雰囲気。

一番奥にはかつての縁側風の間取りと緑が目にも優しいお庭。

吹き抜け部分には台湾テイストの飾りですかね。他壁に絵も多数飾られていました。

入り口スグの場所にカウンターがあり、台湾茶の大きな茶筒が並んでいます。お店の方も台湾の方ですかね。若干片言でした。

スイーツ類もあります。

あと、店内でも台湾茶を購入することができ、他バッグなどの物販も。

そしてメニュー。
台湾茶のメニューとともに、小さな試験管に入った茶葉。香りを確かめながらチョイスできます。それだけ台湾茶は香り重視ということですかね。

他、食事メニューも。

台湾スイーツも各種。

で、今回のお目当てはこちら。
鹹豆漿(豆乳スープ)セット1540円。お茶はこの8種類の中からチョイスでき、スープの他に焼餅(シャオビン)が付きます。九条ねぎパンか甘い餡パンの2種類からチョイスでき、今回は九条ねぎパンで。そして、台湾茶は阿里山高山烏龍茶をチョイス。産地直送の高級高山茶。セットメニューのお茶は全てホットになります。

そして、オーダーはテーブルにあるこちらの用紙にセルフで書き込んでカウンターで会計をするスタイル。お茶や料理は店員さんがテーブルまで運んでくれます。

まずはお茶が登場。小さな急須とお茶碗、さらに耐熱ガラス容器に1、2煎めのお茶が注がれています。

まずは一口。高山茶ならではの華やかな香りとその余韻が心地よい。

その後、お料理が登場。

こちらが注目の鹹豆漿。温めた豆乳の中にお酢を入れ、おぼろ豆腐状になったものに、切り干し大根、エビ、揚げパン、ネギ、ラー油などをトッピング。こちらのお店ではこの具材ですが、それも店によってちがうようで、中にはザーサイやパクチーなどを使ったものも。台湾屋台の朝ごはんの定番。

で、すくい上げるとこんな具合に少し豆乳が固まっていてフワフワ状態。そこに揚げパンがスープを吸い、結構ボリュームのある具材に。とてもヘルシーな味わいながら、ラー油や切り干し大根、エビなどの旨味も加わり、バランスのいいスープ。これを朝ごはんがわりにするのも理にかなってるというか。特に呑んだ次の日の朝ごはんにちょうどいいような(笑)

さらに九条ねぎパン。たっぷりの胡麻付き。中がロール状になっていて、九条ねぎが見えます。

中にねぎ油ですかね。生地に塗ってあり、九条ねぎと胡麻、パンの香ばしさがいい具合です。

で、食事中に飲むのと単体で飲むのとで、微妙に味わいが違ってくる烏龍茶。単体以上に鼻腔に抜ける華やかな香りを強く感じます。面白いマリアージュ。

食事の後、さらにお湯の追加ができます。4煎めくらいまで楽しめるとか。

抽出時間は砂時計を使って計りながら。ゆったりとお茶を楽しめます。

夏場にはアイスで楽しむこともでき、これだけ茶葉のバリエーションがあると飲み比べしたくなるような。台湾茶の奥深さを感じられるカフェ。お試しあれ。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:福到FUDAO
場所:京都市左京区田中下柳町9−3
電話:075-708-8289
営業時間:11:00〜21:30(平日)・10:00〜21:30(休/祝日)
定休日:火曜日
※コロナ禍による営業日時変更の可能性あり
公式サイト:https://www.fudao.co.jp/