都会のオアシス的好立地な黄金銀杏の名所
下京区、地下鉄四条駅からもほど近い場所にある浄土真宗佛光寺派の寺院『佛光寺』。そろそろ境内にある大銀杏が色づいている頃かと思いやってきました。街中にある都会のオアシス的紅葉、黄葉名所として知られています。
開基・親鸞聖人のお寺。建暦2年(1212年)、親鸞聖人は越後流罪の末、京都山科に草庵を結んだのが始まりとされ、当時「興隆正法寺」と命名。その後、第七世了源上人の時代に後醍醐天皇より「阿弥陀佛光寺」の寺号を賜り、元応2年(1320年)寺基を山科から今比叡汁谷(現・京都国立博物館あたり)に移し、応仁の乱を境に衰退。天正14年(1586年)に豊臣秀吉の懇請により、寺基をこちらへ移転。
周辺は商業施設の多い繁華街にもスグの場所ながら、静かで開放的な境内。ちょっと穴場的静寂に包まれ、この時ちょうど昼時で、近くで働く方がお弁当持参で食事されていたり。
そして銀杏チェック。11月19日撮影。
紫幕がいいコントラストに。まだ黄緑色の葉が優勢で、見頃ピークはもう少し先、今週末あたりの様子。
紫幕がいいコントラストに。まだ黄緑色の葉が優勢で、見頃ピークはもう少し先、今週末あたりの様子。
本尊阿弥陀仏を安置する阿弥陀堂と親鸞聖人坐像他を安置する大師堂(御影堂)が並びます。
そして、その傍らに立派な枝ぶりで、見ごたえありな大銀杏。ですが、こちらもまだ黄緑色の葉で、黄金色になるのはまだ先の様子。
そして、境内にはお寺カフェ『D&DEPARTMENT KYOTO d食堂』があり、こちらもお寺の名物 。ランチやスイーツ、ドリンク類も提供されていて、食事しながら色づく大銀杏も楽しめる設え。さらに、テイクアウトメニューもあり、この建物の縁側で飲食される方も。ちょっとしたテラス席感覚。
こちらは以前食べた時のランチの画像ですが、素材の味を活かし、出汁の効いた身体に優しい、滋味深い味わいのランチだったのが印象的。京都らしいおばんざいランチとも言えます。
さらに同じ系列の食品、雑貨店も。京都老舗の逸品もこちらで購入できます。また店内にはギャラリーもあり、紅葉めぐりをしつつ他の楽しみもあったり。
街中にあるため交通機関も充実し、アクセスしやすい紅葉、黄葉スポットと言えます。ご参考に。
街中にあるため交通機関も充実し、アクセスしやすい紅葉、黄葉スポットと言えます。ご参考に。