酒造りの神様
その産業の一つとして酒造りがあり、中世以降醸造お酒の神様として信仰厚く、最近では日本酒のイベント会場にもなっています。
大鳥居に枯木がぶら下がっていたんですが、「脇勧請(わきかんじょう)」といって、榊の小枝を束ねたもの。鳥居の原始形式だそうで、12の束は月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗をそのままに。
大鳥居に枯木がぶら下がっていたんですが、「脇勧請(わきかんじょう)」といって、榊の小枝を束ねたもの。鳥居の原始形式だそうで、12の束は月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗をそのままに。
この参道で、フリーマーケットも開催。今年はもう終了し、来年の開催予定日はこちら。
楼門からも見えますが、すでに来年の干支・亥の大絵馬が拝殿に。
11月にはすでに登場していたようです。イノシシの他に、盃やこちらの神使である亀も描かれています。
本殿。弘安8年(1285年)の焼失から室町時代初期の応永4年(1397年)に再建。さらに天文11年(1542年)に大改修。
檜(ひのき)の樹皮を用いた檜皮葺(ひわだぶき)は屋根葺手法の一つで、日本古来の歴史的な手法。側面から見ると前後同じ長さに流れ、「両流造」とも「松尾造」とも称される独特のもの。
檜(ひのき)の樹皮を用いた檜皮葺(ひわだぶき)は屋根葺手法の一つで、日本古来の歴史的な手法。側面から見ると前後同じ長さに流れ、「両流造」とも「松尾造」とも称される独特のもの。
松尾大社に奉納された多くの酒樽が並ぶ「神輿庫」。
そして、磐座(いわくら)登拝道入り口はここからになりますが、今年9月の台風21号の被害により、現在は登拝廃止。
パワースポット「霊亀の滝」。こちらへの参拝は可能。ご神体の御山・松尾山から流れる清らかな水。
そして、この滝の手前には「亀の井」という霊泉。この水は、延命長寿、よみがえりの水とも言われています。日本酒の仕込水や茶道・書道の用水として活用される名水。
朝だったので神社の方が総出で掃除をされて、綺麗に掃き清められていました。ご苦労様です。
参拝を終え、社務所へ。
新年の絵馬や、酒樽をあしらったご朱印帳もあり、呑兵衛の間ではお酒のラベル収集の台帳に使う方も。
新年の絵馬や、酒樽をあしらったご朱印帳もあり、呑兵衛の間ではお酒のラベル収集の台帳に使う方も。
こんな酒かす飴もあります。さすがお酒の神様。
おみくじは大吉、そして最近集めている御朱印もいただきました。「亀」のスタンプもあり。とくに酒好きの方は参拝必須の神社です!
松尾大社 へのツイート
※
— ✿「風 Ⅱ」✿ (@kimagasenohaha) 2018年12月14日
<開運絵馬>
平成31年「猪年」
松尾大社
京都府京都市西京区嵐山宮町3
皆様に良い年が訪れます様に祈念! pic.twitter.com/HpwiR2WY9R
詳細情報
住所:京都府京都市西京区嵐山宮町3
電話番号:075-871-5016
参拝時間:境内5:00~18:00 庭園宝物館9:00~16:00
関連サイト:http://www.matsunoo.or.jp/
電話番号:075-871-5016
参拝時間:境内5:00~18:00 庭園宝物館9:00~16:00
関連サイト:http://www.matsunoo.or.jp/
太古この辺りに住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀って守護神としたのが起源とされる。5世紀ごろ朝鮮半島より渡来してきた秦氏がこの地に移住して松尾山を一族の総氏神にし、農林産業を興す。
文武天皇の大宝元年(701年)勅命により、秦忌寸都理(はたのいみきとり)が社殿を創建。平安時代以降は賀茂両社(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)と共に、西の皇城鎮護社に。