南禅寺
蹴上インクライン
長さ582メートルにわたる傾斜鉄道阿跡で、その長さは世界最長と言われる『蹴上インクライン』。春には多くに観光客が線路上を歩きながら桜を鑑賞する人気スポットで、この日も早朝&雨天ながら、すでに見物客そこそこ来られていました。桜はソメイヨシノが中心。開花状況としてはすでに満開で雨によって多少も花びら散っていました。こちらも今週がピークかも。
名称:蹴上インクライン
場所:京都市東山区東小物座町339
名称:蹴上インクライン
場所:京都市東山区東小物座町339
清流亭
南禅寺北側にある意外と穴場の紅枝垂桜の名所『清流亭』。この時もわりと人影なく悠々自適に撮影。紅枝垂桜は桜の中でも比較的開花の進行遅めなのか、まだ7~8分咲きといったところ。雨天にもかかわらず花びらが散っている気配もあまりなく、まだまだ楽しめそうな雰囲気。
名称:清流亭
場所:京都市左京区南禅寺下河原町43−5
名称:清流亭
場所:京都市左京区南禅寺下河原町43−5
最後に
いかがでしたか?花曇りの背景でしたが、空の薄グレー色と桜の薄紅色が同調しあうように溶け合い、花のあわれさを助長させるような悲哀をも感じる風景美。まだまだ桜シーズンは続くのに総括めいた感想になりますが、今年の桜は天候に翻弄された哀愁をも感じました(笑)ご参考に。ヨ~イヤサ~♪
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。お寺のシンボル的存在で、京都三大門の一つにも数えられる三門は、歌舞伎狂言での大盗賊・石川五右衛門の放った名セリフ「絶景かな絶景かな~」でもおなじみ。中でも三門と法堂周辺に桜の木が集中していますが、今年は開花進行早くすでにソメイヨシノは満開。雨の影響で多少花びらが強制落下させられていますが、今週前半はまだまだ楽しめそうな様子。
名称:南禅寺
場所:京都市左京区南禅寺福地町86