【京都ランチ】辛いもの好き必見！本場仕込み、パンチの効いた麻婆豆腐「からいもんや」

伏見区横大路、住宅街の一角にひっそりと佇む麻婆豆腐専門店「からいもんや」。
2021年1月のオープン以来、辛党の間で瞬く間に話題となり、同年11月には2号店を八幡に展開するほどの人気店です。
決して立地が良いわけではなく、メニューも麻婆豆腐に特化した尖ったコンセプトながら、多くのファンを獲得。先日訪れた際もテレビ撮影直後で、注目度の高さがうかがえました。なお駐車場はないのでご注意を。

刺激的な香りが広がる店内は、仕切りのあるカウンター席のみというコンパクトな造り。近隣の方や辛いもの好きが、さっと食事を楽しむような雰囲気です。

メニューはシンプルで「麻婆豆腐」のみ。しかし食べ方のバリエーションが豊富で、
麻婆丼、ごはん別盛り、かけ麺、つけ麺の4種類から選べます。麺は温・冷の選択が可能。さらに辛さは1〜5辛まで段階調整ができ、花椒の有無も好みに合わせられます。

またサイドメニューの「デカ唐揚げ」も隠れた人気。限定メニューが登場することもあるそうなので、要チェックです。

今回は「麻婆かけ麺・1辛・花椒あり」に、サイドでデカ唐揚げを追加。唐揚げに味噌汁がセットになるのも嬉しいポイントです。

麻婆豆腐は中国出身のベテランシェフが手がける本場仕込み。色味の濃い仕上がりで、見るからに旨そう。白ネギと唐辛子がトッピングされ、迫力のあるビジュアルです。

ひと口目から、しっかりとした旨味と辛味が広がります。花椒のシビレと唐辛子の辛さが絶妙に絡み合い、クセになる味わい。豆板醤と麻辣醤、ベースとなるスープ、ミンチをたっぷりと使っているので、厚みのあるコクが楽しめ、ゴロゴロとした肉感が食べ応えをプラスしてくれます。

パンチのある麻婆豆腐に負けない存在感を放つのが、中太のもちもち麺。なめらかな麺肌に麻婆がよく絡み、一体感のある仕上がりに。
途中からは汗が止まらないスパイシーさで、辛党にはたまらない一杯です。

残った麻婆豆腐にはごはん小を追加し、ミニ麻婆丼に。麺にもごはんにも合う万能さはさすがです。

そして見逃せないのが「デカ唐揚げ」。じっくり揚げられた衣はパリパリ、中は肉汁が溢れるほどジューシー。これで150円、さらに味噌汁付きという満足度の高さ。サイドメニューながら主役級の存在感です。

デフォルトでも十分な辛さですが、卓上には辛味噌と花椒も完備。物足りない方は自分好みにアレンジできます。
通し営業で便利。辛いもの好き、麻婆豆腐好きなら一度は試してほしい一軒。未訪問の方は、ぜひ挑戦を！