【京都和菓子】可愛い鈴なり団子が名物!東山散策にぴったり「十文堂」

東山の人気観光エリアにある「十文堂」は、とってもかわいいお団子が名物のお店で、以前から気になっていましたので、久しぶりの東山散策の帰りに立ち寄ってみました。

目次

東大路通りにある可愛いお店「十文堂」

「十文堂」は、八坂の塔を見上げる八坂通を東大路通へ抜けた交差点のすぐ近くにあります。
鈴ののれんが目印です。

via 藤花
十文堂というお店の名前は、江戸中期に甘味処で売られていたお団子が銭十文だったことに由来しているそうです。
名物の鈴なり団子は、巫女さんが振る神楽鈴を見立てて作られたもので、直径が12mmという小さなお団子が串に連なって刺さっています。

via 藤花
シックな色合いの店内は、15~6人で満席になるほどの小さなお店。
私が訪れたときには、他にお客様が1人いらっしゃるだけでした。
外は賑やかすぎるほどなので、ほっこりと落ち着けるのがありがたい。

via 藤花
鈴なり団子には、京風白みそ・みたらしきなこ・粒あん・黒ごま醤油・いそべ焼の5種類があり、「団楽(だんらく)」というメニューならすべてが味わえます。
でも私はもう一つ気になるメニューがあったので、好きな鈴なり団子3種類と粒あん最中、それに炙り栗きんとんとお抹茶がセットになった「だんだん」というメニューを注文しました。

via 藤花
注文してしばらく待っていると、とても香ばしい香りが…。
鈴なり団子は注文がはいってから炙るそうで、おそらく私がいただくはずのお団子が炙られているようです。
あまりにも香ばしくておいしそうな香りに期待度はマックスになります!
そして出てきたのが、こちら!

via 藤花
想像以上に可愛いお団子とお皿にキュンキュンしました。
近くから少し遠めから存分に目で楽しんでから、いただくことに。
まずは定番のみたらしきなこです。
持ち上げてみると下にきな粉が敷いてあります。
みたらしたっぷりの団子に少しずつきな粉をつけていただきました。

via 藤花
ミニサイズのお団子ながら、しっかりともちもち食感があり本格的な味です。
続いて黒ごま醤油。
黒七味が添えてありましたので、ちょこちょことつけながら食べます。
ピリ辛がアクセントになってこちらも美味しかったです。

via 藤花
白みそも粒あん最中も優しい甘さでほっこり。
そして最後に残していたのが、私が気になっていたもう1つのメニュー・炙り栗きんとんです。
栗きんとん好きとしては見逃せない一品。
見た目は焼き栗のようですが、食べてみると…。

via 藤花
しっとり上品な甘さでいくつでも食べられそうな美味しさでした。
緑色が美しいお抹茶も絶品。
サービスでいただいたほうじ茶も美味しかったです。

via 藤花
量的にも私にぴったりで、他のメニューも食べてみたい。
季節ごとのメニューも気になるので、東山散策の際にはぜひまたお邪魔しようと思っています。

「十文堂」の基本情報

・住所 京都市東山区玉水町76
・電話 075-525-3733
・営業時間 11:00~18:00(L.O.17:30)
・定休日 水・木曜日
・HP https://www.jumondo.jp/index.html