京都が誇る世界遺産『東寺』は新緑シーズンイン
現在、境内では春の特別拝観、東寺名宝展他開催中。
境内の東北に位置する宝蔵周辺。すでに完全に枝垂れ桜は散り、青葉繁る新緑シーズンに突入。季節の移ろいはすでに春から夏に進行中ながら、ランドマークの五重塔は不変の様相。
この日は特別拝観もあり、朝から行列が出来ていました。五重塔・初層の特別公開も開催中。
こちらは以前五重塔を拝観した時の様子。
天長3年(826年)弘法大師の創建着手に始まり、落雷などによって焼失すること4回の五重塔。現在の塔は天保元年(1644年)徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの、現存する日本の古塔中最高の塔。
天長3年(826年)弘法大師の創建着手に始まり、落雷などによって焼失すること4回の五重塔。現在の塔は天保元年(1644年)徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの、現存する日本の古塔中最高の塔。
その初層内部が拝観でき、内部には四仏坐像がこのような配位で安置。四面の側柱や四方の壁にも彩色され、曼荼羅を形成。
食堂(じきどう)。
初代食堂は空海没後の9世紀末から10世紀初め頃にかけて完成したと推定され、文禄5年(1596年)の地震で倒壊。その後江戸時代再建されるも、昭和5年(1930年)に火災で焼失。現在の建物は昭和9年(1934年)に再建されたもの。
特別展示会・草場一壽彩画展はこちらで開催中。
初代食堂は空海没後の9世紀末から10世紀初め頃にかけて完成したと推定され、文禄5年(1596年)の地震で倒壊。その後江戸時代再建されるも、昭和5年(1930年)に火災で焼失。現在の建物は昭和9年(1934年)に再建されたもの。
特別展示会・草場一壽彩画展はこちらで開催中。
食堂から一直線に講堂、金堂、南大門が並ぶ端正な伽藍配置が特徴の東寺境内。その周辺には新緑が目にも優しく涼やかな風景。
巨大伽藍に圧倒される、金堂。
中心堂宇、諸堂塔のうちもっとも早く建設され、東寺が空海に下賜された弘仁14年(823年)までには完成していたと伝わっている初代金堂。文明18年(1486年)の土一揆で焼失。
現金堂は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進によって再建。桃山時代の代表的建築ながら、細部には唐・和風様式。薬師三尊・十二神将を安置。荘厳の極み。
祖師・空海の入寂3月21日にちなみ、毎月21日に開催される骨董市『弘法市』の際の金堂周辺のお店を個人的に物色しがちで、建物をゆっくり見る機会も少ないわけですが(笑)
現金堂は、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進によって再建。桃山時代の代表的建築ながら、細部には唐・和風様式。薬師三尊・十二神将を安置。荘厳の極み。
祖師・空海の入寂3月21日にちなみ、毎月21日に開催される骨董市『弘法市』の際の金堂周辺のお店を個人的に物色しがちで、建物をゆっくり見る機会も少ないわけですが(笑)
その真南に位置する南大門。
慶長6年(1601年)に三十三間堂の西門として建てられた八脚門を明治28年(1895年)移築。そう言われてみると、三十三間堂の南大門と建築様式が似ています。
慶長6年(1601年)に三十三間堂の西門として建てられた八脚門を明治28年(1895年)移築。そう言われてみると、三十三間堂の南大門と建築様式が似ています。
周囲の水路から見る五重塔も東寺ならではの風景。
国内外問わず、こちらも人気観光スポット。京都駅から徒歩圏内にある世界遺産ですね。
国内外問わず、こちらも人気観光スポット。京都駅から徒歩圏内にある世界遺産ですね。
平安京造営の頃、延暦15年(796年)桓武天皇により創建。その後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場となった真言宗総本山寺院。
この日はGW前、たまたま近くを通りかかり立ち寄ってみました。