【京都洋食】京都駅に3月オープン!唯一無二『出汁巻洋食のり弁当』の老舗洋食「スター食堂」

おおきに~豆はなどす☆今回は京都駅、京都ポルタ2階に2025年3月オープンした老舗洋食のお弁当、デリ専門店。中でも、和洋折衷のお弁当『出汁巻洋食のり弁当』はいろいろ食べたい欲張り派に嬉しい駅弁。

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老舗洋食手掛ける欲張りな唯一無二『出汁巻洋食のり弁当』

JR京都駅の2階西口改札前。京都を代表する名店の食品、駅弁、土産物などを販売する京都ポルタ内『京名菓・名菜処 亰』。改札前という利便性のいい場所に立地し、観光客はもちろんのこと、地元民にとっても手軽に買い物ができる場所。

この日は映画鑑賞帰りにランチをしようと、最初にラーメン店『天下一品』へ行くも天一祭りで大行列(汗)そこからお店を探すにも、京都駅周辺のお店はどこも混雑ぎみだろう、ということで、手軽に食べられるお弁当を買って、自宅で食べようとこちらへ

季節柄、この時期間限定で月見だんごが販売されていました。月見だんごも関西と関東では形状が違ったりするので、これもお土産として面白い和菓子なんだろうな、と。

一括りにお弁当、といっても、ガチな駅弁メーカーのものから、京都で有名な精肉店、京漬物店、ベーカリーなどが手掛けるお弁当など、その種類さまざま。

そんな中から今回は、2025年3月にオープンした地元では有名すぎる創業100年の老舗洋食『スター食堂』のお弁当やデリに特化したお店に。

私自身子供の頃、祇園祭帰りに新京極の支店で食事した馴染みあるお店で、恐らく古くからの京都人にとっての共通認識の洋食店。

さらにその宣伝部長として、かつてスター食堂でバイト経験もある、吉本芸人キム兄こと木村祐一さんも登場。冷凍タイプのデリなどコラボメニューを展開中で、お店には電子レンジもあり、温めることも可能。

洋食弁当も種類さまざまで、誰もが好きすぎるハンバーグ&エビフライ弁当やビーフステーキ、ビフテキ弁当など、見てるだけでどれも食べたくなる品々ばかり。さらに月替わりの季節の洋食弁当なるものもあり。

そんな中、こんな欲張り弁当ってあるだろうか?と目に留まった、出汁巻きと洋食メニューがのり弁になった『出し巻き洋食のり弁当』1280円。ある意味反則技に近い、京都の和食と洋食のいいとこどりをしたような、そんなお弁当(笑)今回はこちらを購入。

で、自宅にて、お弁当をオープン。
左に卵2~3個分はあろうかと思える出汁巻き、その横に黒々とした海苔一面。脇から下の具材チラ見せ、そんな構造。

なんでも、こだわりは真昆布と鯖節香る出汁巻き玉子で、一晩かけて旨味抽出の昆布出汁に鯖節を加え、京風でありながら洋食の味に負けないコクを付与した出汁巻きとのこと。

海苔をめくると、下には自慢のデミグラスソース仕立てのミニハンバーグ、タルタルソース付エビフライ、付け合わせのブロッコリー、人参サラダ、紫キャベツマリネ、ポテサラ、福神漬けなど。さらに、下には全面に敷き詰められたご飯。コンパクトにお弁当箱を埋め尽くしています。

まずは出汁巻き。
柔らかさといい出汁感といい味付けといい、和食店の仕事ぶりのような完璧さ。出汁もじんわりと染み出てくるウェット感も◎

その下はおかかご飯になっていて、出汁巻きと一緒に食べると、さらに出汁感アップ。

ハンバーグは肉感と食べ応えある味わいで、そのまま食べてももちろん美味しかったのですが、レンチンしたらもっとジューシーでよかったかな、と。

海苔も結構繊維びっしり密で厚めのいいやつで、磯の風味もしっかり。

エビフライ、容器に収まるコンパクトサイズですが、自家製タルタルソースがご飯にもマッチする美味しさ。

野菜たちの彩りも豊かで、今回は自宅で食べましたが、もちろん駅弁としても最適。場所もとらず、缶ビールのお供にも良さそうなお弁当(笑)

洋食弁当なら他のメーカーも展開していますが、出汁巻きと洋食とのり弁を合わせたお弁当というのは、恐らく唯一無二の京都いいとこどり弁当(笑)お値段も比較的手ごろでカジュアル。行楽シーズンのお供にもいいですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:スター食堂
場所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901番地 2F 京 銘菓 京菜処 亰
電話:075-351-1925
営業時間:8:30~21:00
定休日:不定休
公式サイト:https://www.star-kyoto.co.jp/