迷惑行為防止!トラブルにならないための京都人の暗黙ルール
左京区にある臨済宗南禅寺派の総本山寺院『南禅寺』。
日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。お寺のシンボル的存在で京都三大門の一つにも数えられる三門や、昨年国宝指定されたレンガ造りの明治建築・水路閣など、見どころも多い人気スポット。
日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。お寺のシンボル的存在で京都三大門の一つにも数えられる三門や、昨年国宝指定されたレンガ造りの明治建築・水路閣など、見どころも多い人気スポット。
そんな南禅寺境内、素通りする人がほとんどであまり知られていない勅使門前にある蓮池。穴場とも言えるスポットで、ちょうど見頃を迎えていました。
そんな蓮池で、周囲から撮影するわけではなく、勅使門参道の蓮池に架かる石橋に侵入して橋上から撮影中の5、60代くらいの男性一人。この方が撮影しているため、さらに同年代くらいの男性も石橋侵入して撮影に加勢。
石橋の両側には竹の結界が張られ、ここから先は進入禁止、地元民なら皆知っている目印。
他所からの観光客で知らんのかな?と「そこは入ったらダメですよ」と一声かけるも、一人は「はーい」と言いつつ出るわけでもなく、もう一人は完全に無視して撮影続行。さすがに語気荒めに再度注意すると、完全無視男性に「大丈夫ですか?」と、謎のおまいう返答。
あぁ、そういった京都マナーというか京都ルール知らんのやろな、ということで、そんな観光客向けの路上系の京都マナーをまとめました(笑)
他所からの観光客で知らんのかな?と「そこは入ったらダメですよ」と一声かけるも、一人は「はーい」と言いつつ出るわけでもなく、もう一人は完全に無視して撮影続行。さすがに語気荒めに再度注意すると、完全無視男性に「大丈夫ですか?」と、謎のおまいう返答。
あぁ、そういった京都マナーというか京都ルール知らんのやろな、ということで、そんな観光客向けの路上系の京都マナーをまとめました(笑)
結界
京都の寺社や街中で見かける、こういった竹などで設けられた「結界(けっかい)」。元々は仏教用語だが、聖と俗、立ち入り可能な領域と禁止領域を分けるための重要なサイン。
「ここから先は入らないでください」「ここから先は私的な領域・神聖な領域です」という無言の案内表示として様々な形式の結界が使われています。看板や柵のような直接的なメッセージではなく、奥ゆかしく空間を仕切る文化的な作法でもあり。
にもかかわらず、ここを跨いでの侵入はご法度であり、無知さを露呈する行為でもあり。
「ここから先は入らないでください」「ここから先は私的な領域・神聖な領域です」という無言の案内表示として様々な形式の結界が使われています。看板や柵のような直接的なメッセージではなく、奥ゆかしく空間を仕切る文化的な作法でもあり。
にもかかわらず、ここを跨いでの侵入はご法度であり、無知さを露呈する行為でもあり。
止め石
寺社の参道や庭園の小道、石畳の上に置かれている、黒い麻紐などで十文字に縛られた石。これも「この先は立ち入り禁止(散策経路の終わり)」を示すサイン。紐が巻いてある石がぽつんと置かれているだけのシンプルなものですが、これも跨いで侵入したり、動かすのは禁止。
いけず石
ちょっと番外編ですが(笑)
京都の古い町並み、細い路地の角や民家の敷地ギリギリに置かれた膝丈ほどの石、通称『いけず石』。「うちの壁や塀に車を擦らんといておくれやす」という自衛のサイン。無理に曲がろうとすると車が凹むため、「直接注意して揉めるくらいなら石に守ってもらう」という京都人の合理性と遠回しな主張の表れ。
京都の古い町並み、細い路地の角や民家の敷地ギリギリに置かれた膝丈ほどの石、通称『いけず石』。「うちの壁や塀に車を擦らんといておくれやす」という自衛のサイン。無理に曲がろうとすると車が凹むため、「直接注意して揉めるくらいなら石に守ってもらう」という京都人の合理性と遠回しな主張の表れ。
犬矢来(いぬやらい)
こちらも番外編。
京町家の1階外壁に設えた竹製アーチ状の囲い『犬矢来』。本来は泥はねや犬の小便除けですが、人が長居したり座り込んだりするのを防ぐ意図も含まれ、「ここに立ち入ったり、寄りかかったりしないでね」というサイン。
というように、地元京都人であれば暗黙の了解でわかっているルールでも、遠方からの観光客で知らない人もいて、知らず知らずのうちに地元民から反感を買っていることもありますので、ご注意ください。
それはそうとして、南禅寺・勅使門前の蓮花は見頃を迎えています。マナーを守って、ぜひご鑑賞ください(笑)
京町家の1階外壁に設えた竹製アーチ状の囲い『犬矢来』。本来は泥はねや犬の小便除けですが、人が長居したり座り込んだりするのを防ぐ意図も含まれ、「ここに立ち入ったり、寄りかかったりしないでね」というサイン。
というように、地元京都人であれば暗黙の了解でわかっているルールでも、遠方からの観光客で知らない人もいて、知らず知らずのうちに地元民から反感を買っていることもありますので、ご注意ください。
それはそうとして、南禅寺・勅使門前の蓮花は見頃を迎えています。マナーを守って、ぜひご鑑賞ください(笑)