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夏越祓(なごしのはらえ)とは、茅の輪をくぐる事によって、正月から六月までの半年間の汚れを祓い清めて無病息災を祈願する神事。その茅の輪の起源は、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。そして、京都の多くの神社では6月30日にその神事が執り行われます。中には30日ではない神社もありますが。
今回は過去の画像とともに、茅の輪くぐりのできる京都オススメの神社をまとめてみました。
今回は過去の画像とともに、茅の輪くぐりのできる京都オススメの神社をまとめてみました。
学問の神・北野天満宮の茅の輪くぐり
学問の神としてもおなじみの北野天満宮。夏越祓あとに、7月7日の御手洗祭と七夕祭「棚機祭」(みたらしさいとたなばたさい)を控えて七夕飾りも出ています。
玉の輿祈願で有名・今宮神社
わりと穴場的で空いている今宮神社。今宮神社といえば、門前にあるあぶり餅が有名。茅の輪くぐりの後は必ず食べたいですね(笑)
世界遺産・上賀茂神社
世界遺産の上賀茂神社。同じ世界遺産・下鴨神社は他と日程がちがい8月6日。茅の輪守りもありさらに厄除け強化。
うさぎ好き必訪・岡崎神社
岡崎にあるうさぎの神社としてもよく知られている岡崎神社。そして、丸太町通りから丸見えの茅の輪。鳥居に設置されてます。意外と穴場で観光客も少なくオススメ。境内の狛犬ならぬ狛兎も必見。
海外からの観光客に人気・平安神宮
外国人観光客比率高めの平安神宮。朱に映える茅の輪、そして茅の輪の中に大鳥居。この風景は平安神宮ならでは。外国人観光客にジェスチャーでやり方を他の日本人観光客が教えている風景が印象的。
祇園祭直前・八坂神社
こちらも外国人参拝客も多い、祗園にある八坂神社。7月から祗園祭が始まります。そして、茅の輪くぐりの際唱える文言も3つあって、ちょっと覚えるの大変ですが(笑)
意外と穴場!蹴上にある粟田神社
ウエスティン都ホテル京都の裏手。空いていて意外と穴場。話題のゲーム「刀剣乱舞」の刀工「三条宗近」縁の神社。末社「鍛冶神社」があり、三条宗近が鍛冶の神様として祀られています。このあたりは鍛冶屋が多く、三条宗近もこの付近に住んでいたと言われています。高台にあり岡崎周辺が望め、彼方に平安神宮の大鳥居も見えたり眺めのいい場所。
いかがでしたか?今年前半の厄払いをして、残り半年も無病息災で過ごしたいですね。この時期に観光で来られてる方も、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?
ヨ~イヤサ~♪
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