【風鈴2025】会期終了間近 1000個の風鈴の音色で涼みませんか?「水無瀬神宮」

水無瀬神宮は長岡京市との境に鎮座し、市外局番は京都と同じく「075」。京都つながりということで、夏の風物詩「招福の風」を紹介します。癒しの風鈴と風車、新しいおみくじも登場しています。会期は9月9日まで。(ライトアップは8月31日で終了)

目次

定番の風鈴名所

大阪府唯一の神宮、水無瀬神宮の創建は1240年(仁治元年)。後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇を祀られている、由緒ある神社です。
毎年夏の風物詩として、人気の「招福の風」。約1000個の風鈴に癒されます。境内の様子を紹介します。

招福の風詳細

『招福の風』~風鈴と風車の広場~
開催期間:2025年7月1日~9月9日
料金:無料
関連ページ:https://minasejingu.jp/shoufuku.html

★風と光と文化財の融合展(ライトアップ)
7月27日~8月31日の土日祝 18:30~21:00
料金:500円
関連ページ:https://minasejingu.jp/kaze-hikari-yugou.html

招福の風~境内の様子

風鈴の通り抜け

招福の風の定番となった、風鈴の通り抜けです。風鈴の音色は、古来よりお祓いに使われていました。風に乗ってやってくる災いを祓い、健康と幸福を呼ぶ音色だそうです。こちらを通り抜けて、本殿へお参りしました。

定番のブルー(水無瀬ブルー?)の風鈴が涼しげで、可愛い音色に癒されます。風が吹くと、一斉にチリン♪チリン♪と音が鳴り、涼しく感じました。

風鈴を通り抜ける時に、短冊に書かれた「感謝の言葉」にも目にとめてほしいとの事。自分の本当に大切なものに気づいたり、自分の感謝が誰かの力になれるかも・・・。
短冊にしたためた感謝の想い。こう言った気持ちの循環って素敵だと思います。(初穂料500円)

神庫前

神庫前には和傘が飾ってあり、雅やかな雰囲気を楽しめました。ライトアップ時は、より艶やかな雰囲気になりそうですね。

休憩所付近

休憩所の風鈴は、可愛い花々が入ったもので夏らしかったです。拝観した日は夏休みで、浴衣を着た子供たちが、嬉しそうに風鈴を眺めていました。

風車

黄、ピンク、青の風車が、たくさん並んでいます。

残念ながら、あまり風が吹かない日だったので、風車が回っているところはあまり見れず。止まっていてもかわいい風車。目で楽しませていただきました。

本殿そばには和柄の風車があり、かわいい和柄に癒されました。

子供風鈴

入り口の山門付近には、「子供風鈴」が並んでいました。近隣の子供たちが作られたようです。手作り感があり、温かみがあって、一生懸命作った姿が、目に浮かぶようでした。

授与品

和歌札(うたふだ)みくじ

競技かるたの名人監修、新しく登場した「和歌札(うたふだ)みくじ」。
水無瀬神宮では、百人一首の99首、100首を謳われた後鳥羽天皇・順徳天皇をお祀りされています。後鳥羽天皇は、水無瀬離宮で和歌を楽しまれていたとか。おみくじの中には、後鳥羽天皇の「大大吉」があり、ひと際目を引きます。(初穂料200円)

ことのは

すっかり定着した「ことのは」です。「ことのは」とは、心の言葉を意味するそうです。言葉には古来より不思議な力が宿り、我々の力になると言われています。願いを書いて筒の中へ。ことのはかけに掛けて祈願します。(初穂料500円)

祈願玉(おもいだま)

手水には、祈願玉(おもいだま)という、可愛い玉が浮かべれれていました。地元の作家さんがデザインされているようで、一つ一つ見ると温かみがあります。
社務所で祈願玉を選び、本殿で思いを込め、手水に浮かべます。(初穂料500円)

御朱印

季節限定の風鈴の御朱印や、切り絵御朱印などもあり、充実していて素敵でした。

離宮の水

昭和60年に環境省認定「名水百選」に選ばれた、「離宮の水」。取水して持ち帰ることができます。地元の方が大きなタンクを持って、取水に来られている姿を、頻繁に見かけます。アトピー性皮膚炎や、体の調子が良くなると言った声が多く聞かれ、恩恵を受けに、遠方からも取水に来られているそうです。

最後に

今回は水無瀬神宮「招福の風」を紹介しました。気軽に楽しめて、風鈴の音色に癒される素敵な催しです。近くへ行かれた際は、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:水無瀬神宮
住所:大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10−24
電話番号:075-961-00078
拝観:境内自由
アクセス:阪急京都線 「水無瀬駅 」徒歩約10分
JR京都線 「島本駅 」徒歩約10分、 「山崎駅 」徒歩約15分
関連ページ:https://www.minasejingu.jp/index.html