賑やかな新京極商店街にあるお寺
新京極商店街。
その通り沿い。顔ハメがあります。浄土宗西山深草派総本山・誓願寺。
新京極はよく通るのに、初めて入るお寺。けっこう立派です。
入ってすぐ。扇塚。
芸道上達を祈願して扇子を奉納するように。
芸道上達を祈願して扇子を奉納するように。
能の曲目に『誓願寺』があり、この本山のことを指しています。そんなこともあってか芸能の世界の人々の信仰厚く、説教から発達した講談、落語、漫才などの芸人の成就を祈願する寺として知られています。
ちょうどいま伊藤若冲ウィークということで、ここ誓願寺では「果蔬涅槃図」特別公開中。
中は撮影禁止なんでここまで。入場無料。Tシャツなど関連グッズも販売中。
阿弥陀様も威風堂々。
もとは石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう:京都府八幡市)に八幡神の御本地仏として安置されていた阿弥陀如来座像で、神仏分離が行われていた明治2年、誓願寺に移安。
もとは石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう:京都府八幡市)に八幡神の御本地仏として安置されていた阿弥陀如来座像で、神仏分離が行われていた明治2年、誓願寺に移安。
誓願寺の第五十五世法主「安楽庵策伝上人」。
策伝上人は、小難しくなりがちな「お説教」に、ふとした笑い話を含め、人々に分かりやすく親しみやすく解説。またそれらの話を集めた「醒睡笑 (せいすいしょう:八巻)」を著し、それが後世、落語のネタ本となったことで「落語の祖」とも呼ばれ、誓願寺が落語発祥の地となった所以。
というか、落語がお説教から派生している文化ってことを初めて知りました。落語好きの方はぜひ足を運んでください。
策伝上人は、小難しくなりがちな「お説教」に、ふとした笑い話を含め、人々に分かりやすく親しみやすく解説。またそれらの話を集めた「醒睡笑 (せいすいしょう:八巻)」を著し、それが後世、落語のネタ本となったことで「落語の祖」とも呼ばれ、誓願寺が落語発祥の地となった所以。
というか、落語がお説教から派生している文化ってことを初めて知りました。落語好きの方はぜひ足を運んでください。
誓願寺 へのツイート
【ブログ更新】 誓願寺が大根まみれになってて何事か?!と覗き込んだら伊藤若冲にちなんだアートイベントでした!アートを堪能したうえにご住職に大根もいただいて(?!)大満足(≧∀≦) ありがたやvv アートはいつの時代も素敵!https://t.co/NMrHnXEhaB pic.twitter.com/22ULQRcVJQ
— -有- (@kotohurari) 2016年11月27日