陰陽師 安倍晴明を祀る桔梗の社
上京区堀川一条上ル。陰陽師で知られる安倍晴明公を祀る神社『晴明神社』があります。狂言師野村萬斎演じる映画「陰陽師」で広く知られるようになり、2018年平壌オリンピック男子フィギュアスケート出場の羽生結弦選手が演じたプログラム「SEIMEI」でもおなじみになった神社。神社には羽生選手の絵馬もあります。
余談ですが、神社前の市バスバス停。
最近新しくなったんですかね。晴明神社の看板や灯りとともに、和風の瓦屋根の雨よけになっています。バスから降りたらすぐ参道、というイメージ(笑)
最近新しくなったんですかね。晴明神社の看板や灯りとともに、和風の瓦屋根の雨よけになっています。バスから降りたらすぐ参道、というイメージ(笑)
一の鳥居をくぐるとコンパクトに再現された一条戻橋が。
安倍晴明公とも縁深い一条戻橋は、平成7年に架け替えられ、現在も晴明神社から南へ100メートルのところにある堀川にあります。
安倍晴明公とも縁深い一条戻橋は、平成7年に架け替えられ、現在も晴明神社から南へ100メートルのところにある堀川にあります。
そして、二の鳥居。
手水舎。現在はコロナ禍ということで閉鎖されています。
さらに、その傍らにある晴明井。こちらも残念ながら閉鎖中。
千利休の屋敷がかつて境内にあったとされ、利休が使った井戸といわれています。豊臣秀吉に振舞った最後のお茶も、このお水を用いたとか。洛中名水の一つにも数えられます。
千利休の屋敷がかつて境内にあったとされ、利休が使った井戸といわれています。豊臣秀吉に振舞った最後のお茶も、このお水を用いたとか。洛中名水の一つにも数えられます。
そして、つい最近ネットニュースでも話題になっていた消毒液が参道に配置。
よく見ると、星をかたどった『五芒星』ステッカーが貼られています。 五芒星は、陰陽道の祈祷に使われる厄除け呪符の一つ。 新型コロナウイルス感染症という悪いものが入ってこないように、という願いも込め、神社ではこうしてステッカーを貼った消毒液を使用されています。通常の消毒液よりもただならぬパワーを感じます(笑)ちなみに、この五芒星ステッカーは授与所でも入手することができ、地元民はマイカーや玄関に貼ってお守りにしたり。
よく見ると、星をかたどった『五芒星』ステッカーが貼られています。 五芒星は、陰陽道の祈祷に使われる厄除け呪符の一つ。 新型コロナウイルス感染症という悪いものが入ってこないように、という願いも込め、神社ではこうしてステッカーを貼った消毒液を使用されています。通常の消毒液よりもただならぬパワーを感じます(笑)ちなみに、この五芒星ステッカーは授与所でも入手することができ、地元民はマイカーや玄関に貼ってお守りにしたり。
そして、本殿には安倍晴明公が祀られ、その像もあります。もうほとんど終盤ですが、神社ゆかりの花・桔梗も咲き誇り、名残りの美しさ。神社の社紋「晴明桔梗」のモチーフでもある桔梗。今年の秋はまだまだ暑い日が続き、桔梗の見ごろも意外と長い期間楽しめたシーズン。
そして、御神木である楠。
樹齢推定300年を誇る楠で、この樹皮に触れると独特の感覚がありパワーを授かれるということなのか、多くの参拝客が両手をあてている光景を見ました。
樹齢推定300年を誇る楠で、この樹皮に触れると独特の感覚がありパワーを授かれるということなのか、多くの参拝客が両手をあてている光景を見ました。
さらに、こちら社務所では命名や姓名判断、占いなどされていて、晴明神社で名前をつけてもらった、という地元民多数。かく言う私もこちらで名付けてもらいました。そしてうちの子も(笑)人生の大きな決断の際にはこちらで占ってもらうのも、京都人あるある。
さらに、授与所。消毒液に貼られていた五芒星ステッカーをはじめ、お守りや御朱印帳にも五芒星が描かれています。
もちろん授与所内にも五芒星消毒液(笑)
知らない間に、こんなハイテクなおみくじが登場。なんでもセンサーにむかって手を左右に振ると・・・
モニターが作動し、おみくじが振られる画面に代わり、
こうして番号が表示。
その番号のおみくじが隣の棚に番号順に置いてありますが、それを選び取るのは手動でアナログです(笑)
その番号のおみくじが隣の棚に番号順に置いてありますが、それを選び取るのは手動でアナログです(笑)
大吉です。やったー!!
安倍晴明ゆかりの五芒星で新型コロナウイルスをはじめとするあらゆる厄を払い、参拝したい神社ですね。桔梗の見ごろも終盤です。お急ぎください!
安倍晴明ゆかりの五芒星で新型コロナウイルスをはじめとするあらゆる厄を払い、参拝したい神社ですね。桔梗の見ごろも終盤です。お急ぎください!