出町柳駅近く燗酒にこだわる日本酒バー
窓から今出川通が広々と見え、なんだか見晴らし良好。6人ぐらいは座れそうなテーブル席が1つ、カウンター席が10席ほどありますかね。めちゃロン毛で髪を後ろでくくっているので、どことなくロック系で寡黙なご店主が一人で回しておられました。お酒メニューを出して貰い、さあ何を頂こうかということになるのですが、カウンターの周囲や・・・
目につくところには、こういう常温保存系の日本酒がずらっと並んでいるのですな。燗酒にこだわりがあるお店で、ワタシもこのネタを書くまで知らなかったのですが、燗酒好きが集うお店「御酒燗帖倶楽部」に参加されているようです。並んでいるお酒を見ると、日本海側のもの、特に鳥取のアイテムが多そう。
で、まずはワタシは「ハートランド(中)」¥600、相方は「ハイボール」¥600を頂いて、とりあえずホッコリ~。丁度、ご店主が黒板メニューを書き換えている真っ最中で、仕上がるまでちょっとメニュー待ち。で!
濡らして綺麗に拭いた黒板にチョークで字を書くと、乾くに従って文字がクッキリと浮かび上がってくるのに感嘆しつつ、さあ、何を頂こうかということに。 そんなにお料理の種類は多くないのですが、気の利いた旨いアテが色々と。うーんと悩み、またまた軽めに3種類ほどを注文し・・・
燗酒が吞みたいのでお勧めは!とお聞きして出して頂いたのがこちらです・・・(お猪口は、こういう素朴かつ武骨で肉厚なモノが多し。これもお店の方向性・・・)
まずはこちら。鳥取の久米桜酒造謹製「久米桜 軽妙洒脱 藍染ラベル きもと純米」なり。エチケットが一枚一枚、「藍染」で手作りで作られているらしいマニアックアイテム。中身はしっかり古酒感があるこなれた感じで、これはめちゃ我々向きだなあ!と超ニッコリ。燗を付けると骨太な味わいですんばらしいです。お値段不明なのですが、支払いから考えれば間違いなく良心的設定。
それに合わせる「豚モツ塩煮込み」¥600なり。いやー、やわやわに煮込まれた豚モツは臭みなしで良いお味ですな。きざみネギと共に。
更に「サクラマス柚庵焼」¥900なり。イイ感じでぎゅっと漬けダレの旨味がしみ込んでいて、これまた燗酒に見事に寄り添うわけで。
で、同じような傾向で燗酒でオススメはありますかねえ?とご店主に確認し、見せてもらったのがこちらなのですが、どれも旨そうで悩むわけで・・・
で、結局こちらをチョイス。再び鳥取は山根酒造場謹製「日置桜 俯瞰強力(ふかんごうりき) R4BY」。これはそんなに古酒ではないのですが、がっしりと骨太い感じで、これまたウマーですな。
こういう変化球アテが良く合いました。「納豆オムレツ」¥600。納豆量半端なくシッカリ(ワンパックは確実に使用)とろんとろん玉子と絶妙に合います。いやー、ウマ。
アテがどれも美味しいので、これも食べておこう!と追加した「よだれ鶏」¥600なり。そんなに辛くはされていないのですが、味に深みがあり、めっちゃお気に入り。ココより美味しくない現地系がどれほどあるか!というハイレベルさでした。いやー、どれも外さないですな。
また2軒目に心当たりがある(汗)ので、以上で〆。瓶ビール1にハイボール、日本酒2合で¥5900!というなんだか超良心的価格。いやー、これで大丈夫なのですか!的な。燗酒がなんだかボディしっかり系で量は少な目で滅茶満足感があったので、酒量は少なかったのですが、満足感は半端なく高めでした。
最近、こういう燗酒推しのお店が京都市内に結構沢山あるのですが、ここまでボディしっかり系に振り切っているお店は珍しいかも!。万人向けではないのですが、燗酒好き同士には既に名が通っているお店のように思いました。 BGMのチョイスも洋楽好きの年寄りなら超和めるので、また来ることになるかと思います! いやー、良き酒場です。
また2軒目に心当たりがある(汗)ので、以上で〆。瓶ビール1にハイボール、日本酒2合で¥5900!というなんだか超良心的価格。いやー、これで大丈夫なのですか!的な。燗酒がなんだかボディしっかり系で量は少な目で滅茶満足感があったので、酒量は少なかったのですが、満足感は半端なく高めでした。
最近、こういう燗酒推しのお店が京都市内に結構沢山あるのですが、ここまでボディしっかり系に振り切っているお店は珍しいかも!。万人向けではないのですが、燗酒好き同士には既に名が通っているお店のように思いました。 BGMのチョイスも洋楽好きの年寄りなら超和めるので、また来ることになるかと思います! いやー、良き酒場です。
店舗情報
店名:酒とつまみ 蓮
住所:京都市左京区田中下柳町8-12
営業時間:17:00〜0:00
定休日:不定休
TEL:非公開
住所:京都市左京区田中下柳町8-12
営業時間:17:00〜0:00
定休日:不定休
TEL:非公開
場所は賀茂大橋東詰から、今出川通を更に東に150m。一階は「タンブリーノ」なるイタリアン店で、細くて急で体重が重いワタシは床板を踏み抜きそうな階段(滝汗)をよいこらしょと上がり二階に。お店の名前は「酒とつまみ 蓮」。名前の通り、燗酒にこだわる日本酒バーなのだ。