秋の気配もわずかばかり感じる境内
この日は朝活で清々しい時間帯を狙ってやってきました。この山門へと続く長い参道の木漏れ日がまた絵画のようで絶景で。
元は浄土宗内の独立した一本山。昭和28年(1953年)に浄土宗より独立して単立宗教法人となり、正式名は「善気山法然院萬無教寺」。
元は浄土宗内の独立した一本山。昭和28年(1953年)に浄土宗より独立して単立宗教法人となり、正式名は「善気山法然院萬無教寺」。
『不許葷辛酒肉入山門』というと書かれた石標。
「ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ネギや辛い野菜や肉食の人、飲酒する人は、山門に入るのを禁止する」という意味。
「ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ネギや辛い野菜や肉食の人、飲酒する人は、山門に入るのを禁止する」という意味。
そして、特徴的なのが茅葺屋根の山門。
市内の他の寺院とちがい、里山的でロケーションにもマッチした佇まいがまた魅力的。
市内の他の寺院とちがい、里山的でロケーションにもマッチした佇まいがまた魅力的。
その山門から境内を見下ろした風景がこちら。
凛とした佇まいの空間に左右絵柄のちがう砂絵、『白砂壇(びゃくさだん)』。
厳格に月替わり、とかそういうわけではありませんが、今まで定点観測して、毎月違う絵柄が描かれています。
今回は片側、水紋ですかね。
厳格に月替わり、とかそういうわけではありませんが、今まで定点観測して、毎月違う絵柄が描かれています。
今回は片側、水紋ですかね。
もう片方は蛇行した川のような。
絵柄のモチーフにも季節感があり、春は桜だったり、秋はもみじだったり。それもまた、ここ法然院の魅力の一つ。
絵柄のモチーフにも季節感があり、春は桜だったり、秋はもみじだったり。それもまた、ここ法然院の魅力の一つ。
まだまだ紅葉には早いですが、蝉の鳴き声に少し和らぎを感じるような。
ピーク時にはもっとギャン鳴き気味といいますか(笑)
ピーク時にはもっとギャン鳴き気味といいますか(笑)
すると、キレイな珍しい野鳥が迷い込んで来たり。
あとで、以前お世話になった京都野鳥の会の方に聞いてみたら、ヤマガラであることが判明。
学習能力が高く、かつてはおみくじを引く小鳥として知られたヤマガラ。
学習能力が高く、かつてはおみくじを引く小鳥として知られたヤマガラ。
そして、鮮やかなピンク色のサルスベリの花がちょうど見頃。俳句では夏の季語。
まだまだ残暑きびしくもありますが、じわじわと秋の気配も近づきつつあります。そんな季節の変化を探しに散策してみてはいかがですか?
そして、今週末8月25日には『electronic evening 2018 電子音楽の夕べ』も開催予定。普段とは違った雰囲気の法然院も楽しめそうですね。
まだまだ残暑きびしくもありますが、じわじわと秋の気配も近づきつつあります。そんな季節の変化を探しに散策してみてはいかがですか?
そして、今週末8月25日には『electronic evening 2018 電子音楽の夕べ』も開催予定。普段とは違った雰囲気の法然院も楽しめそうですね。
法然院 へのツイート
いよいよ8/25土開催の「electronic evening2018電子音楽の夕べ」
— 星憲一朗 (@KenIchiro_H) 2018年8月19日
ラインナップは箏の西尾裕美子さん、オリエンタルホームワード、H iramatsu Toshiyuki、Junichi Akagawa、そしてOTOGRAPHとKen' ichi Itoiという京都勢揃い踏み。そして法然院といえばのミラクルが巻き起こるCoupie ! pic.twitter.com/HsAyIg896Q
京都観光もわりと何度もリピートして、テッパン神社仏閣観光に飽きた方や外国人、とくに欧米系観光客に人気のお寺。