【京都ランチ】海の町で愛される昭和レトロな洋食店!意外なルーツも「開晴亭」

海の幸が豊富な京丹後市網野町で、40年以上にわたり地元で親しまれてきた洋食店「開晴亭」。昭和へタイムトリップしたようなレトロな空間で、ハンバーグやチキンチャップなど昔ながらの洋食を楽しめます。実は京都・北山の老舗洋食店をルーツに持つ、ちょっと意外な一軒です。

目次

海の街で地元民に愛される老舗

京丹後市網野町、日本海に面した「海の京都」エリア。新鮮な魚介を目当てに訪れることも多いエリアですが、今回ご紹介するのは海鮮ではなく、地元で長く親しまれている洋食店「開晴亭」です。
実は京都市北区・北山に本店を構える老舗洋食店「開晴亭」の姉妹店。開晴亭は明治43年(1910年)、烏丸でフレンチレストランとして創業した100年以上の歴史を持つ老舗です。
現在、本店は北山にありますが、その姉妹店が京都市内から離れた京丹後市網野町にあるという、ちょっと意外な展開です。
住宅が並ぶ一角にあり、赤い格子と緑の縁取りが印象的な外観です。

こちらは1980年創業。店内へ入ると、時代を感じる空間が広がります。
装飾の入った椅子やテーブル、吊り下げられた照明、壁や天井の仕上げまで、今あえて作ろうとしてもなかなか出せない雰囲気。どこか昭和へタイムトリップしたような、クラシックな洋食店です。

席は基本的にテーブル席。決して大きなお店ではありませんが、ゆっくり食事を楽しめる落ち着いた空間です。

こちらがメニュー。ランチはAランチ1600円、Bランチ2200円、さらにマカロニ定食1800円もあります。

おすすめには、スパゲッティや海老のクリームコロッケ、ビーフシチューなど洋食店らしい料理が並ぶ一方、エスカルゴ ブールギニヨン風など、フレンチの流れを感じさせる料理も。

本格的なソースを使った料理から、スパゲッティやコロッケといった親しみやすい洋食まで揃う、この振り幅も開晴亭らしさなのかもしれません。

今回は「Aランチ」(1600円)をお願いしました。

大皿には、ハンバーグ、チキンチャップ、ポテトコロッケを中心に、ハム、スパゲッティ、キャベツなどがぎっしり。まさに昔ながらの洋食ランチといった佇まいです。
コールスローやポテトサラダなどの脇役もしっかり揃い、これにライスが付いて1600円。ボリュームも十分です。

まずは存在感のあるハンバーグから。表面をきれいに整えたタイプというより、少しゴツゴツとした肉感のある仕上がり。ハンバーグステーキと呼びたくなるような食べ応えがあり、噛むほどに肉の旨みが広がります。
そこに合わせるのは、コクのあるデミグラスソース。しっかりとした肉の味わいを受け止める、洋食らしい組み合わせです。

もうひとつのメインがチキンチャップ。ふっくらジューシーに焼き上げた鶏肉に、ほどよく酸味を効かせたソースがよく合います。デミグラスソースのハンバーグとはまた違った方向性で、ひと皿の中でも味に変化がつきます。

そしてポテトコロッケは、ぐっと素朴な美味しさ。サクッとした衣の中には、ホクホクとしたじゃがいも。派手さはありませんが、こういう基本の料理が丁寧に作られているとうれしくなります。

さらにハムが一枚添えられているのも、なんとも昔ながらの洋食店らしいところ。お腹も心も満たされる食事になりました。

海の町・網野まで来ると、どうしても魚介料理に目が向きがち。もちろん海の幸は魅力ですが、毎日の食事となればそればかりというわけでもありません。そんな網野で、地元の方が普段使いできる洋食店として長く親しまれてきた一軒です。

北山の老舗洋食店につながるという意外なルーツも、この店の面白いところ。レトロな空間でいただく、丁寧に作られた昔ながらの洋食。海鮮とはまた違う、網野の食の一面を楽しめる一軒です。

店舗情報

店名:開晴亭
住所:京都府京丹後市網野町網野870
電話番号:0772724571
営業時間:11:30〜14:00