7月オープン!食事も楽しめる老舗京菓子カフェ
下京区、JR梅小路京都西駅前。すぐ近くには京都市中央卸売市場がありその第一市場「賑わいゾーン」活用事業として、7月23日グランドオープンを果たした「ホテル エミオン 京都」。
ホテル内の1~2階は商業施設になっていて、飲食店や土産物店などの店舗が入居しています。
その中に、創業1716年の老舗京菓子「笹屋伊織別邸」がオープン。
その中に、創業1716年の老舗京菓子「笹屋伊織別邸」がオープン。
この日、ランチを同館内で食べた後、甘味でも食べようとこちらへ入店。
かなり広々とした店内で、入って東側には自慢の和菓子が各種あります。
その反対、西側には落ち着いた和モダンな内装のカフェスペースがあり、テーブル20席ほど。その途中には窓際カウンター席もあり、広々とくつろげる空間。
そして、メニュー。
この日はちょうど弘法大師の月命日にちなんだこちらの代表銘菓「どら焼き」も提供されていました。毎月20~22日はカフェで提供され、もちろん売店で販売もされています。
この日はちょうど弘法大師の月命日にちなんだこちらの代表銘菓「どら焼き」も提供されていました。毎月20~22日はカフェで提供され、もちろん売店で販売もされています。
さらに、メインが選べるおばんざいを中心とした季節の彩り膳も。すぐ隣の年配のご婦人が注文されてました。カジュアルに食べられる和食ランチということで、人気みたいです。
他にもカレーやパスタなど、甘味にとどまらず、食事も楽しめます。
甘味メニューではパフェやあんみつ、本わらび餅など、一通り。
ドリンク類、お酒もあります。
最初、あんみつにしようと思ってましたが、かき氷を発見。まあ、連日の酷暑。やはり、そんな時はかき氷に限ると、ダルゴナほうじ茶かき氷1200円を注文。
お隣の女子グループが何やらテーブルに竹製の鳥かご状のものを置いていて、メニュー見てそれが和のアフタヌーンティーであることを知る(笑)
お隣の女子グループが何やらテーブルに竹製の鳥かご状のものを置いていて、メニュー見てそれが和のアフタヌーンティーであることを知る(笑)
しばらくすると、お盆の上に乗って、ダルゴナほうじ茶かき氷が登場。
で、この謎の名称『ダルゴナ』。なんか最近流行りらしく、この場合はほうじ茶粉、砂糖、クリームを泡立てて作ったものをトッピングすることを言うそうです。抹茶もありました。
で、この謎の名称『ダルゴナ』。なんか最近流行りらしく、この場合はほうじ茶粉、砂糖、クリームを泡立てて作ったものをトッピングすることを言うそうです。抹茶もありました。
あまりふだん旧暦を意識することも少ないですが、そもそも和菓子自体が季節の移ろいを現すものなので、自ずとこんな短冊からも意識しますね。
旧暦・八月『葉月』の謂われについても書かれています。
旧暦・八月『葉月』の謂われについても書かれています。
で、かき氷。うず高く、そして美しく盛られています。
その山頂には例のダルゴナが横たわり、金箔も飾られていて、ある意味独特の色目のかき氷。
今まで自分が体験してきたかき氷の中にはほうじ茶もありますが、わりと茶色のいかにも焙煎された感ありありの色目のものですが。こちらのものは、うっすら緑色も残し、もともとほうじ茶自体が緑色の茶葉から出来ていることを思い出させるような。そんな上品で渋い色。
今まで自分が体験してきたかき氷の中にはほうじ茶もありますが、わりと茶色のいかにも焙煎された感ありありの色目のものですが。こちらのものは、うっすら緑色も残し、もともとほうじ茶自体が緑色の茶葉から出来ていることを思い出させるような。そんな上品で渋い色。
わりと空気を含みつつ、カンナで薄く削られたような氷に十分染み渡るほうじ茶蜜。食べてみると、お茶の渋みと旨味、香ばしさ、そして甘みと、重厚な味わい。とても個性的なほうじ茶蜜。美味しい。
さらにダルゴナをつけて。クリーミーなダルゴナで少しお茶の渋みがやわらぎ、甘みも増します。
食べ進めていくと、中心部分に白い部分が登場。アイスクリームです。
アイスはわりとさっぱりとしたジェラート系で、ほうじ茶のかき氷の風味を損ねない程度の味のボリューム感がよくマッチします。
最後まで飽きることなく、そして溶ける前に完食。なかなか印象的な味わいのほうじ茶かき氷でした。
最後まで飽きることなく、そして溶ける前に完食。なかなか印象的な味わいのほうじ茶かき氷でした。
食後は売店へ。こちらが代表銘菓のどら焼き。
もともと弘法大師ゆかりの東寺にだけ納めていたどら焼。ですが、その美味しさが評判になり、作るのに手間暇かかるため弘法大師の月命日「弘法さん」の21日のみ提供するように。近年になって、その前後20~22日の3日間提供が可能になった、という貴重なお菓子。
それにしても、一般的などら焼きとはずいぶん形状が違います。こちらのどら焼きは棒状に伸ばした漉し餡にバームクーヘン状に小麦粉の生地を重ね焼きしたタイプ。
江戸時代末期、五代目当主・笹屋伊兵衛が、東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受け、鉄板代わりにお寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから命名され、この形状に。
もともと弘法大師ゆかりの東寺にだけ納めていたどら焼。ですが、その美味しさが評判になり、作るのに手間暇かかるため弘法大師の月命日「弘法さん」の21日のみ提供するように。近年になって、その前後20~22日の3日間提供が可能になった、という貴重なお菓子。
それにしても、一般的などら焼きとはずいぶん形状が違います。こちらのどら焼きは棒状に伸ばした漉し餡にバームクーヘン状に小麦粉の生地を重ね焼きしたタイプ。
江戸時代末期、五代目当主・笹屋伊兵衛が、東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受け、鉄板代わりにお寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから命名され、この形状に。
さらに竹筒入りのくずきりや
こちらはこのお店限定の商品。すくって食べる新スタイルの柔らかおはぎ。最近口溶けのいいおはぎ、人気ですよね。
涼やかな夏らしいゼリー系のものも。
詰め合わせパターンもいろいろあり。
季節の和菓子も3種類用意され、季節の移ろいによって内容も変わります。
今回はかき氷を頂きましたが、食事やどら焼きもまた食べてみたい、そんな素敵な空間でした。オススメです!
ヨ~イヤサ~♪
今回はかき氷を頂きましたが、食事やどら焼きもまた食べてみたい、そんな素敵な空間でした。オススメです!
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:笹屋伊織別邸
場所:京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4ホテルエミオン 京都1F
電話番号:075-322-8078
営業時間:9:30~19:00 カフェ10:00~19:00(フードLO17:30・その他LO18:30)
定休日:不定休
公式サイト:https://www.sasayaiori.com/
場所:京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4ホテルエミオン 京都1F
電話番号:075-322-8078
営業時間:9:30~19:00 カフェ10:00~19:00(フードLO17:30・その他LO18:30)
定休日:不定休
公式サイト:https://www.sasayaiori.com/