御神体『稲荷山』を登ってこそ!千本鳥居の伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は、奈良時代711年2月初午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座されたのが神社の始まり。お山自体が御神体、パワースポットになっています。なので、本来の伏見稲荷大社参拝というと、山頂まで登ってこそ!とも言えます。
稲荷山は最高峰233メートルの比較的低山で、その山頂には一の峰(上社)、二の峰(中社)、三の峰(下社)の3つの社が鎮座しています。登山をする観点で言うと、五山送り火で知られる大文字山の標高472メートルより明らかに低い稲荷山ですが、その道のりは三社を参拝しながらめぐる『お山めぐり』となるため、コース時間2~3時間ほどで、大文字山登山の倍くらいですかね。意外と時間を要します。
稲荷山は最高峰233メートルの比較的低山で、その山頂には一の峰(上社)、二の峰(中社)、三の峰(下社)の3つの社が鎮座しています。登山をする観点で言うと、五山送り火で知られる大文字山の標高472メートルより明らかに低い稲荷山ですが、その道のりは三社を参拝しながらめぐる『お山めぐり』となるため、コース時間2~3時間ほどで、大文字山登山の倍くらいですかね。意外と時間を要します。
奥社奉拝所から新池に。途中、茶店や土産物を経由し、三ツ辻へ。ここからさらに山の中腹にある四ツ辻を目指し、そこから神域である三社めぐり『お山めぐり』で山頂を一周するような、そんな行程になります。
きっと今も昔も、こんな風に皆稲荷山山頂を目指して参拝されていたんだろうな、と思える風景。意外と多くの方が山頂を目指されていました。
そして、中腹あたり。以前はお弁当持参で、このあたりで食べたりしていましたが(笑)
ですが、茶店『にしむら亭』があり、うどんや甘味、ソフトクリームやジュースなども販売し、落ち着いた食事スペースもあります。ちなみに、こちらは俳優・西村和彦さんのご実家。
さらに上、四ツ辻。ここから山頂のお山めぐり、一周約30分と表記されていますが、実際には参拝しつつめぐるので、もっと時間を要します(笑)
山頂に向かうほど、鳥居の古さから時代性を感じるのも醍醐味。しかも、わりと大型の鳥居が多いですね。
眼力社、高倉大神などの社も近くにある、御膳谷奉拝所にて御朱印をいただきました。
さらに薬力社周辺。
そして、稲荷大神の最初の一社、一ノ峰(上之社神蹟)。この時参拝に行列ができていました。一の峰は、伏見稲荷大社の山頂に位置し、最も高い位置にあります。稲荷神が降臨した稲荷信仰の原点をされる場所で、末広大神を祀る。
社の周囲も、お山めぐりのようにめぐれるようになっていますが、その途中におみくじがあり、引いたくじの番号を掲示板と照らし合わせ、内容を確認するというペーパーレススタイル(笑)山頂の三社それぞれにあり、3回引くことができます。
二ノ峰(中之社神蹟)。青木大神を祀る。
三ノ峰(下之社神蹟)。白菊大神を祀る。最後のおみくじで、ようやく大吉(笑)
その向かいにある茶店で甘酒をいただき、ようやくほっこり。酒粕の効いた、伏見らしい甘酒でした。
下山後、何やら人だかりがあり、見ると皆ネコ撮影に余念のない荒木神社。ネコ好き必訪の神社ですね(笑)
さらに、本殿周辺の参道にあった古い土産物店で昔懐かしいタイプの手ぬぐいを発見。まねき猫図鑑のような絵柄が気に入り購入。
盛りだくさんの伏見稲荷大社参拝になりました。ご参考に。
盛りだくさんの伏見稲荷大社参拝になりました。ご参考に。
いつもは下界の本殿参拝のみで済ませていましたが、この日は日ごろの運動不足解消も兼ねて、久々に稲荷山山頂を目指すことに。ちなみに、本殿周辺参拝の様子はコチラ → https://kyotopi.jp/articles/2wyn2