【京都銭湯】天然地下水薪沸かし!日曜朝風呂&昼と夜で変わる『サウナBGM』も「鴨川湯」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区北大路橋東にある銭湯。一時閉鎖されるも、銭湯の継業専門『ゆとなみ社』運営の下、以前にも増して魅力ある空間に。

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ランニングステーションや日曜朝風呂に活用したい鴨川沿い銭湯

左京区、賀茂川(鴨川)、北大路橋から東へ一筋下った場所にある銭湯『鴨川湯』。以前にも来店したことのある銭湯ですが、この日は日曜の朝風呂を利用しようとやってきました。

大正時代に創業され、代々営業を続けられてきた老舗の銭湯ですが、2022年(令和4年)9月に設備の老朽化と物価上昇により一度閉鎖。現在は「銭湯を日本から消さない」をモットーに銭湯の継業を専門的に行っている『ゆとなみ社』が運営。

で、リニューアル後まだ入浴したことがなかったので、興味津々でやってきました。白と緑のテントなど以前の趣きを残しつつ、男湯女湯が同じ入口に改装され明るい雰囲気に。

店の隅には、天然地下水を沸かすための薪が大量に用意されています。

で、以前とはテイストが違い、ちょっとレトロなネオンの看板や、サウナBGMなるものも。

店内入ってスグの場所に木製鍵付きの下足箱があり、以前から使用されていたものを活用されている様子。

以前は大きな目隠しカーテンで仕切られつつ番台が隔離されてないパターンでしたが、現在は壁も設置され、廊下両サイドに男湯女湯に分かれる間取りに。

物販いろいろある他、湯上りドリンクやアイスも充実。

長椅子も設置され、ゆったりくつろげる空間に。

以下画像は、先代のご主人に了解を得て、撮影した時の様子。脱衣室、浴室は基本的に以前の基調をそのままに、木製ロッカーや脱衣カゴ『柳行李』も修繕しつつ大切に活用。以前と違うのは、ゆとなみ社運営銭湯共通ですが無料ローション完備。

浴室は基本以前と変わりなく、中央に浴槽があり、その周辺にカランや薬用風呂や電気風呂など。中央浴槽には浅、深風呂。しかも深風呂も二段構造。水風呂の豆タイル、ライオン口の水も健在でした。そして、シャンプー&リンス、ボディーソープ完備でありがたいサービス。

さらに奥にサウナがあり、以前よりもすっきりとした印象に。ライティングも以前より健康的な雰囲気でした(笑)で、この時は昼のサウナBGMということで昭和歌謡曲中心に。ザ・フォーク・クルセダーズ、吉田拓郎、ウィンク、YMO、松任谷由実などのヒット曲ラインナップで、その変遷ぶりに改めて昭和って長かったんやな~と(笑)

湯上り後のドリンク、かなり懐かしめのボトルいろいろあり、昔お好み焼き店でよく飲んだみかん水があったので購入。瓶はパレードのものですが中身はみかん水。貴重なレトロ瓶なので中身問わずリサイクルで活用されてる様子。手間がかかっても銭湯風情を大切にされていることがわかります。

この日は日曜朝風呂利用で、リニューアルして若い方の入浴が多いのかな?と最初想像してましたが、時間帯によるのかわりとご近所の年配層の方が多め。その後、鴨川朝ラン帰りに立ち寄る方やファミリーなど、客層バリエーションもいろいろ。鴨川や植物園にも近く、帰りに一風呂!という極楽の休日コースもいいな、と思える銭湯ですね。

詳細情報

店名:鴨川湯
場所:京都府京都市左京区下鴨上川原町56
電話番号:080-3916-6540
営業時間:14:00~25:00 ※日曜 8:00~25:00
定休日:火曜日
公式サイト:https://yutonamisha.com/sento/kamogawayu/