やってきた理由は、この2月にめでたく国宝に指定されたのと、過去2・3回やってきているのだが、ずっと工事中だったので工事が完了した美しい姿を見たかったから。それと最大の理由がこちら。
国宝に指定されたからかどうかは不明だが、1日2回、11:00と14:00に宮司さんの説明付きで本殿に参拝できることを知ったから。非常に立派な建物なので、それは一度中に入ってみないと!ということに。
まだ、14:00までは1時間近くあるので、ケーブルカーを使わずに地道に歩いて登ろう!ということに。
まだ、14:00までは1時間近くあるので、ケーブルカーを使わずに地道に歩いて登ろう!ということに。
自然豊かな参道
緑深い石段を一段一段登る。そんなに急な坂ではないので、のんびり進めば全然OK。アオスジアゲハやクロアゲハなど蝶々が飛び交う、なんだか神秘的な雰囲気の中、ゆっくりと20分の森林浴。
大きな鳥居まで来たらいよいよ本殿までのエントランス。石灯籠が続く道を奥へと進むのだ。
参道沿いに驚くほど真っ赤な春モミジが2本。目にも鮮やか、青空とのコントラストが驚くほどまぶしい。
南総門を超え、お守り授与所で「昇殿参拝したいのですが!」とお願いして、順番札を頂く。まだ30分ほどあるので、見晴らしの良い展望台に向かうのだ。
眺めのいいビューポイント
こちらは青モミジがとても綺麗。京都市から宇治市近隣を一望できるナイスビューポイント。眼下を走る京阪電車がまるで模型のようですな。
傍に明治の文豪、谷崎潤一郎文学碑などもある。しかし、なんだか和める空間ですな。。暫しのんびりして、いよいよ昇殿参拝に向かうのだ。
お目当ての昇殿参拝へ
国宝に指定された効果なのか、見学者は総勢20名×3チームほどと思ったより集まっていたのだ。しかし、海外にはまだまだ知られていない模様で、全員日本人でした。(ま、説明が日本語なのも理由かな)
こちらが、本殿向かって左側の入り口。当然中は撮影禁止。(まぁ当たり前ですな。。) 製作時期が日光東照宮とほぼ同じで、建物にある様々な彫刻は名高い名工、左甚五郎とその弟子によるもの。どれもなんだかリアルで凄いのだが、左甚五郎作と伝えられる「目貫の猿」は、なんでも、名工の技で命を得たサルが夜な夜な里に下りて悪さをするので、それを止めようと右目に竹釘が打たれているのだ。なんともファンタジー、面白いですな。。
こういう説明をして頂ける宮司さんがとても説明上手な方で、過去京都のこういう神社仏閣で聞く機会があった説明でも3本指に入る面白さ。あっという間の45分でした。。
こういう説明をして頂ける宮司さんがとても説明上手な方で、過去京都のこういう神社仏閣で聞く機会があった説明でも3本指に入る面白さ。あっという間の45分でした。。
彫刻の緻密さは、本殿正面のみごとな透かし彫りでもわかるのだ。(こちらは撮影自由)
参拝料は¥1000なのだが、お土産に八幡さんのお使いである鳩の竹細工マスコットを頂けるのが、ちょっと嬉しい。