京都市内です(笑)
バス停から徒歩5分程度。ここが目指すかまぶろのあるお宿。予め日帰りで入浴できるか当日電話で確認しました。食事付き入浴の場合は前日までの予約が必要。日帰り入浴はその都度空きがあれば入浴可能という流れで。入浴料は1000円。
橋の名「かまぶろはし」て言うんですね。さすがかまぶろの里。
宿の庭には、その「竈風呂」が。昔使ってたかまぶろはこんなだったんですね。京都市指定有形民族文化財。そんなカテゴリーあることも初耳(笑)
人ひとり四つん這いにならないと入れないような小さな穴。ここから入ります。
従来“かまぶろ”は外見も炭焼窯に似た形で“かま”の中は六畳敷ぐらいの円形。照明の設備もなく、昔は中を焚くのに十数時間かかったんだとか。
従来“かまぶろ”は外見も炭焼窯に似た形で“かま”の中は六畳敷ぐらいの円形。照明の設備もなく、昔は中を焚くのに十数時間かかったんだとか。
千三百余年前白凰年代、のちの天武天皇が八瀬で流矢を背に受け、傷を癒すために村人の献じたと伝えられる。洛北の八瀬(矢背)の地名の起源もここから。"かまぶろ"が我国古来入浴法であることは幾多の文献にもあり。
で、宿へ入り、いざ入浴。
女性浴場の扉を開けるとデーンとかまぶろ登場。
そして、かまぶろの横には普通の大浴場。
かまぶろから出たら、こちらで汗を流します。鄙びた感じがいいです。
いろいろ作法や健康効果について書かれています。
昔のかまぶろは塩水をまいて、その蒸気で室内を充満させるミストサウナのようなものだったみたい。今は乾式サウナのようです。
なんかかまふろの神様ですかね(笑)
まあ、ここに入れば健康効果が手に入る、という御利益を考えると神様扱いするの、よくわかります。
まあ、ここに入れば健康効果が手に入る、という御利益を考えると神様扱いするの、よくわかります。
で、こんな枕をして寝転がりながら入浴。岩盤浴みたいな。
中なこんな。今は熱源、重油だそうです。下から燃して。下は土間のようになっていて、ゴザが敷いてあり、さらに布が。ここに枕を置いて寝転がるんですが、じわじわゆっくりと汗が出てきます。で、大浴場で汗を流す→またかまぶろ→大浴場→かまぶろ、を3~4回繰り返して汗を流したわけですが。
調子にのって同じ姿勢で長時間入浴したせいか、ユルメな低温やけどを尾骨周りに(笑)体位をいろいろ変えてくださいね。
調子にのって同じ姿勢で長時間入浴したせいか、ユルメな低温やけどを尾骨周りに(笑)体位をいろいろ変えてくださいね。
入浴後、使用しませんでしたが、こんなレトロなマッサージ機も。
で、宿のロビーで大原産赤しそジュースで〆。
独特の体験でした。原始的というかなんというか。サウナ好きには一度試していただきたいですね。小旅行気分で。
ヨ~イヤサ~♪
独特の体験でした。原始的というかなんというか。サウナ好きには一度試していただきたいですね。小旅行気分で。
ヨ~イヤサ~♪
八瀬かまぶろ温泉 ふるさと への口コミ
八瀬名物、かまぶろなう。現存最古のもの。 pic.twitter.com/foVuXoLUeg
— 「伝承大鑑」案内板 (@japanmystery) 2016年10月23日
昔はレジャー施設やプールあって、来る機会もよくあった八瀬。
以前から気になっていた、日本最古のサウナであるかまぶろ体験をしようと。八瀬へのアクセスは叡電もありますが、目指す目的地には京都バスのほうが便利で。