京都夏の風物詩・千日詣でおなじみの霊峰
京都市内北西に位置する、霊山・愛宕山。この日は友人と山頂愛宕神社を参拝目的で山登り。
愛宕山といえば、山岳信仰や修験道の場として有名で、7月31日の夜に山頂愛宕神社へお参りすると千日分参拝したご利益にあやかれるという『千日詣』は京都の夏の風物詩としてあまりにも有名。標高924 m、京都市内最高峰の山。
登り口でご近所の方からマップをいただきました。初心者の方にはありがたい情報ですね。
給水ポイント。もちろん自前のドリンク類持参してましたが、愛宕山の名水をいただける貴重な場所。しっかりと飲用。山頂までは他給水ポイントありません。
途中、史跡めぐりのように、目印となるポイントが。
丁石(ちょうせき)。愛宕神社までの距離を示す石標。江戸時代に設置されたもの。先人もこれを目安に登山。
丁石(ちょうせき)。愛宕神社までの距離を示す石標。江戸時代に設置されたもの。先人もこれを目安に登山。
一番最初の休憩所、25丁目。かつて茶屋があった場所でもあります。ここで1/3ほどの距離を登ったことに。
今まで何度か登っている山ですが、印象として最初急登、途中緩やか、終盤また急登といった具合。なのでちょっと苦しいポイントがひと段落する場所でもあります。
今まで何度か登っている山ですが、印象として最初急登、途中緩やか、終盤また急登といった具合。なのでちょっと苦しいポイントがひと段落する場所でもあります。
すでに7月31日に執り行われる千日詣の準備がされ、裸電球が山道に配置。
こちらは以前の様子になります。
千日詣とは7月31日~8月1日に行われる山頂愛宕神社の神事。夜から早朝にかけて参道を登り、参拝すると千日分のご利益を授かることができるという、京都夏の風物詩。
千日詣とは7月31日~8月1日に行われる山頂愛宕神社の神事。夜から早朝にかけて参道を登り、参拝すると千日分のご利益を授かることができるという、京都夏の風物詩。
途中、市内一望できるポイントも。昔は淡路島まで見えたとか。
水尾岐れ。ここから柚子の産地として有名な水尾方面にも行けます。こちらも休憩ポイント。
この日は台風接近でかなり山頂がガスっていて、ちょっと幻想的な雰囲気もありました。長らく愛宕山に登った経験ありますが、こんなにガスってるのも初めての体験。
山頂まであと少し!の目印となる黒門。かつては神仏習合の山だったため、この辺りにお寺や宿坊もあったんだとか。
もう間もなく山頂か?とちょっとぬか喜びするポイント。実はここから意外と長い道のり(笑)
もう間もなく山頂か?とちょっとぬか喜びするポイント。実はここから意外と長い道のり(笑)
黒門からはわりと石段が続き、ようやく石塔並ぶ愛宕神社へ。
いつもならこの周辺でお弁当を広げる人多数なんですが、この日は台風接近ということで登山客自体かなり少なく全く人がいませんでした。
いつもならこの周辺でお弁当を広げる人多数なんですが、この日は台風接近ということで登山客自体かなり少なく全く人がいませんでした。
そして、ゆっくり休み休みの登山で3時間弱かかってようやく愛宕神社に到着。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社。京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、全国から参拝者が絶えず、特に飲食店関係者の方はこぞって参拝。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社。京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、全国から参拝者が絶えず、特に飲食店関係者の方はこぞって参拝。
まだ裸電球状態の参道ですが。
千日詣の時には、これに提灯がかぶせられ本社へと続きます。
千日詣当日は公共交通機関の臨時運行もあり。→http://www.kyotobus.jp/news/2019/07/2018731.html
他、タクシー利用やマイカーの方には若干参道口に駐車場もあります。
他、タクシー利用やマイカーの方には若干参道口に駐車場もあります。
『火迺要慎(ひのようじん)』のお札と御朱印いただきました。
最近では京都に限らず、東京や地方の有名料理店でもここのお札を厨房に貼る店多数。そして御朱印は通常のものになりますが、手書きなのがうれしいです。千日詣時には当日しかいただけない御朱印ありますが書置きになります。
千日詣を予定されてる方は、予習情報としてご活用ください。
最近では京都に限らず、東京や地方の有名料理店でもここのお札を厨房に貼る店多数。そして御朱印は通常のものになりますが、手書きなのがうれしいです。千日詣時には当日しかいただけない御朱印ありますが書置きになります。
千日詣を予定されてる方は、予習情報としてご活用ください。