【2018京都祇園祭】前祭・山鉾巡行のくじとらずの先頭長刀鉾を間近で見学してきました☆

祇園祭の山鉾の中でも一番人気の長刀鉾。前祭、山鉾巡行では毎回先頭を走ることが決まっている、くじとらずの長刀鉾。厄除けとなる粽を購入すると鉾の見学ができるということで登ってきました。

目次

売店で購入すると長刀鉾の装飾品を間近に見学できる☆

祇園祭、前祭・山鉾巡行では先頭を走る長刀鉾。走行はくじ引きで順番を決めますが、長刀鉾は『くじとらず』で毎年先頭を走ることが決まっています。

山鉾中、おそらく一番人気の長刀鉾。とくに一年の厄除けとして玄関に飾る御守『粽(ちまき)』は毎年早々と品切れになるほど。

そんな私も、初日の昼ごろに買いに行きましたが、思ったほどの行列でもなく5分ほど並んで無事購入完了。

粽以外にも手ぬぐいやご朱印帳など、祇園祭や長刀鉾をあしらったグッズを販売。

そして、売店でモノを購入した人だけ2階へ上がれるんで、今回登ってみることに。
男性だと、鉾のいつもお囃子の人が乗っている場所にも上れるんですが。女性は2階まで。それでも貴重な体験なので、良しとして。

山鉾中、3番目に重い長刀鉾。その重さ約7トン。ちなみに1番は月鉾。高さは鉾頭までで約25メートル。
鉾を構成する一つ一つの名称が図解されています。あと、紋がカッコいいですね。

天井には星座の意匠星図「二十八宿図」があり、これもなんというか、モダンな印象すら個人的にはするんですが。これは鉾に登らないと見れないのですが。

鉾の手すり部分の欄縁金具「三十六禽」。意匠のモチーフも、ネタに困ったのか?と思えるような、ナメクジとか(笑)

そして、鉾の見送りとなる伊藤若冲作品『旭日鳳凰』。2年前に新調され、まだ真新しさも。

お稚児さんの衣装も展示。

前懸はペルシャ花文様絨毯、ペルシャ絹絨毯(古)、胴懸には中国玉取獅子図絨毯、十華図絨毯、梅樹図絨毯、中東連花葉文様インド絨毯など16世紀~18世紀の稀少な絨毯が用いられていたが、現在はその復元品を使用。当時としてはかなり最先端な雰囲気の装飾だったんでしょうね。

長刀鉾の要となる鉾頭につける大長刀。長刀は疫病邪悪をはらうものとして、もとは三条小鍛冶宗近の作が用いられていたが、現在は大永二年(1522)三条長吉作の長刀を保存し、複製品を鉾頭に採用。

男性の方は鉾にも乗れます。案外狭い印象を持たれるみたいですね。
長刀鉾以外なら、女性の方も登れます。この機会にぜひ見学してみてください。

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長刀鉾保存会 基本情報

住所: 京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町
電話番号:075-223-1222
関連サイト:http://www.gionmatsuri.or.jp/yamahoko/naginatahoko.html