売店で購入すると長刀鉾の装飾品を間近に見学できる☆
そんな私も、初日の昼ごろに買いに行きましたが、思ったほどの行列でもなく5分ほど並んで無事購入完了。
粽以外にも手ぬぐいやご朱印帳など、祇園祭や長刀鉾をあしらったグッズを販売。
そして、売店でモノを購入した人だけ2階へ上がれるんで、今回登ってみることに。
男性だと、鉾のいつもお囃子の人が乗っている場所にも上れるんですが。女性は2階まで。それでも貴重な体験なので、良しとして。
男性だと、鉾のいつもお囃子の人が乗っている場所にも上れるんですが。女性は2階まで。それでも貴重な体験なので、良しとして。
山鉾中、3番目に重い長刀鉾。その重さ約7トン。ちなみに1番は月鉾。高さは鉾頭までで約25メートル。
鉾を構成する一つ一つの名称が図解されています。あと、紋がカッコいいですね。
鉾を構成する一つ一つの名称が図解されています。あと、紋がカッコいいですね。
天井には星座の意匠星図「二十八宿図」があり、これもなんというか、モダンな印象すら個人的にはするんですが。これは鉾に登らないと見れないのですが。
鉾の手すり部分の欄縁金具「三十六禽」。意匠のモチーフも、ネタに困ったのか?と思えるような、ナメクジとか(笑)
そして、鉾の見送りとなる伊藤若冲作品『旭日鳳凰』。2年前に新調され、まだ真新しさも。
お稚児さんの衣装も展示。
前懸はペルシャ花文様絨毯、ペルシャ絹絨毯(古)、胴懸には中国玉取獅子図絨毯、十華図絨毯、梅樹図絨毯、中東連花葉文様インド絨毯など16世紀~18世紀の稀少な絨毯が用いられていたが、現在はその復元品を使用。当時としてはかなり最先端な雰囲気の装飾だったんでしょうね。
長刀鉾の要となる鉾頭につける大長刀。長刀は疫病邪悪をはらうものとして、もとは三条小鍛冶宗近の作が用いられていたが、現在は大永二年(1522)三条長吉作の長刀を保存し、複製品を鉾頭に採用。
男性の方は鉾にも乗れます。案外狭い印象を持たれるみたいですね。
長刀鉾以外なら、女性の方も登れます。この機会にぜひ見学してみてください。
長刀鉾以外なら、女性の方も登れます。この機会にぜひ見学してみてください。
長刀鉾 へのツイート
以前、古いタペストリーは見学しましたが、若冲のタペストリーは最近新調され見応えあります。飾りも一つ一つ作りが違う。これは鉾内に入らず近くで見れる。鉾内屋根の装飾は1階からチラッと見えてたけど、細かく牛や猿やら方位に飾りが色々あるのは気づかなかった。#長刀鉾 pic.twitter.com/I7vTdgGwOB
— すいか (@y3ts46) 2018年7月13日
山鉾中、おそらく一番人気の長刀鉾。とくに一年の厄除けとして玄関に飾る御守『粽(ちまき)』は毎年早々と品切れになるほど。