【2023京都穴場】オレンジ＆薄紅彩る“秋桜”☆びわ湖疏水船からも楽しめる「山科疏水」

山科区安朱エリア。JR山科駅から山手北へ行くとたどり着く『山科疏水』。それにかかる安朱橋上。

明治時代、琵琶湖の水を京都へ引き込もうとつくられた琵琶湖疏水。その中でも四ノ宮から日ノ岡までの約４㎞の山科疏水の両岸は、東山自然緑地として整備された遊歩道があり、春は桜、秋は紅葉で彩られる市民憩いの場。ここから東へ行くと疏水公園、西に行くと蹴上インクラインにつながります。

これから本格的な紅葉シーズンを迎え、疏水上からその景色を楽しめる遊覧船『びわ湖疏水船』も10月下旬から運行開始予定。その開始前の、地元民だけが楽しめるちょっと静かな秋がここにあります。

遊歩道両脇を鮮やかなオレンジ色の秋桜が咲き誇っています。こちらは『キバナコスモス』という品種で、夏から秋にかけて開花する、ちょっと早咲きの秋桜。『秋の桜』と書くより『コスモス』と書くほうがしっくりとくるかもしれませんね。こちらは先週撮影。

こちらは春に咲く菜の花と同様に、このあたりの地域住民の方の管理されている秋桜。毎年、春は桜＆菜の花、そして秋は秋桜＆紅葉でこの疏水べりを彩り、遊歩道で散歩やランニングを楽しむ人の目の保養にもなっています。

そして、オレンジ色だけではなく、薄紅色の秋桜『オオハルシャギク 』という品種で、キバナコスモスとの共演も楽しめます。

秋晴れの日には、行楽弁当などを携えて出かけてみたいロケーション。ここからもう少し東へ行った場所にびわ湖疏水船の山科乗船場があります。乗船の際には秋の風景を楽しみたいスポットですね。